18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 和歌山大学大学院 | 女性
-
Q.
研究/専攻内容について詳しく教えてください (選んだ動機も含めて) (200-400)
-
A.
私は光学実験・信号処理の比重が同程度である点,結果が目に見えるという点からインラインディジタルホログラフィを応用した顕微鏡を低コストで実現することを目的とした研究をおこなっています.生体細胞や細菌の多くは無色透明であるため,通常の顕微鏡で観察する際,染色をおこなう必要があり試料の変質や死滅が避けられません.そこで,単一光路において光波の干渉縞を記録し,信号処理をおこなうことにより無色透明な試料の観察が可能なインラインディジタルホログラフィを用いた手法が提案されています.しかし,観察したい試料の像とともに不要な像が生じるという問題があります.私はこの不要な像を低コストで除去する手法として,光波を拡散させるような拡散板を用いた手法を提案しています.拡散板を配置してホログラムを記録し,信号処理をおこなうことにより,低コストかつ1回の撮影で不要な像を除去し,試料の像を観察することが可能です. 続きを読む
-
Q.
これまでの人生で「誇れること」「失敗したこと」の2つを教えてください(200-400)
-
A.
私が人生で誇れることは,理系科目が苦手ながらも理系の学部・研究科に進学し,卒業研究において高い評価を頂けたことです.反対に失敗したことは,大学受験です.理系科目が苦手ではありましたが,興味をもてる分野の研究をおこないたいとの思いから受験勉強に取り組み,理系の学部を受験しました.結果,第一志望の大学には落ちてしまいましたが,第二志望であった現在の大学に入学できました.大学入学後も苦手な座学で知識を蓄え,研究室配属から研究活動に取り組みました.研究活動では発表までが研究だと考え,専門分野の異なる方にも分かりやすく説明することを心掛け,卒業研究発表会では学科60名の中で第4位の成績を頂きました.また,学外でおこなわれた学生講演会でも,20名が発表したなか,優秀講演賞3名のうちの一人に選ばれました.これらは,苦手であることを活かしてよりかみ砕いた表現で発表を構成した結果であると考えています. 続きを読む