【グローバルな挑戦心】【20卒】パナソニックホールディングスの夏インターン体験記（文系/Professional Internship Program）No.4314（大阪大学/男性）（2018/12/22公開）

関西の会社で馴染みが深く、先輩も何名か入社しており、国外でも強く幅広い事業に挑戦している総合電機メーカーとしてのネームバリューに惹かれた。梅田グランフロントに同社のエリアがあり、非常に業績も好調であるというイメージがあった。

SPIについてはやや苦手意識のある非言語に関して書籍に軽く目を通しておいた。面接対策は提出したESを振り返りつつ、その時の状況を思い出すように努力した。

パナソニックの社員としての事業戦略立案

前半にやったこと

初日に厳しくマナーを教え込まれる。お辞儀の仕方や挨拶など。その後事業理解に関する簡単なワーク・プレゼンの後に４つの会社に配属され戦略立案のグループワークを行う。

後半にやったこと

グループが一度シャッフルされ、会社を超えた新たなテーマが出される。私のグループは架空のスマートタウン事業に関する戦略立案がテーマだった。別部屋で役員の方々の前での発表があった。

部門は覚えていないが、上層部の社員2名

パナソニック製品

パナソニックの強みを常に意識するように言われた。特にクロスバリューという観点から、社内においても、社外においても、他のステークホルダーを巻き込んで戦略を練ることを重視されていると感じた。

短い時間の中で骨のあるテーマに取り組む必要があるため、解散後にも宿泊組でリサーチを行った。発表も非常に緊張感のある雰囲気の中で行わなければならない。毎日チームでフィードバックをし合うため、しっかりと自分に向き合い続けることが求められるため、人間的にも鍛えられる。

毎日自己評価・他己評価をたっぷり行う時間があったため、自分の強みと弱みをよく理解することができた。特に本インターンは学生の自己成長に主眼が置かれており、就職活動を行うために必要な自己理解が進んだ。経営理念にしっかりと沿って考えること、論理的なプレゼンができるように議論を動かしていくこと、チームマネジメント、雰囲気作り、認識共有、3C・SWOT分析の実践など基本的な力が身についた。

事前に会社の事業について調べておくように言われるが、提示された資料のみでは不十分であった。夜に個人的にリサーチをすることで挽回した。それぞれのワークで各社の事業についての深い理解が求められる。

企業理念をしっかりと教えていただき、ワークでもそれを常に意識しながら進めていくことで、社員になったつもりで考えることができた。人柄のいい人が多く、雰囲気も自分に合っていたと感じる。社員の方との距離も近く、働き方についてもある程度イメージができた。

企業理念にマッチした自己アピールができると思うから。また、海外の事業を拡大していくこともあり、自分の経験がプラスに働くと考える。夏休みに4日、秋に1日という変則的な日程であったことから時間をかけて事業や戦略についてリサーチする機会があったため、それなりには事業理解が進んでいると思っている。

a better life, a better worldというスローガンは一人ひとりにとって異なるより良い暮らしの在り方が存在することを意味し、その一人ひとりに寄り添って社会貢献をしていくという考え方が素敵だなと思った。パナソニック内の4社とも自分の関心のある事業を扱っている。

個別でのアプローチは受けていないが、インターン参加者限定のイベントへの招待が送られてくることからある程度特別な扱いは受けていると感じる。今後もイベントが用意されていると聞いている。

①自分がワクワクする（しそうな）事業を扱っていること②幅広い人に安心を与える仕事③幅広い人に新しい出会い・ワクワクを与える仕事④自分の時間が持てることなどをぼんやりと条件として考え、インフラ、輸送、ディベロッパー等を中心に見ていた。金融・コンサル・ＩＴ系は（一部を除いて）これらの価値観からずれていると判断し志望業界からは早めの段階で外した。

パナソニックはメーカーに区分されるが、インフラやディベロッパーのような事業もあることを知り、その点でも同社に対する関心が高まった。志望業界に関しては特に参加前と参加後では変化しておらず、前述の文脈においてパナソニックという一つの会社への関心が高まったのだと思う。就活とは直接関係ないところで、インターンの中で出会う学生から刺激を得ることも多いので、積極的にインターンに参加しようと思うようになった。