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株式会社小松製作所 報酬UP

【技術革新と共感、生産の未来】【16卒】小松製作所の本選考体験記 No.1380(新潟大学/)(2017/6/13公開)

株式会社小松製作所の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2016卒株式会社小松製作所のレポート

公開日:2017年6月13日

選考概要

年度
  • 2016年度
結果
  • 最終面接
職種
  • 不明

投稿者

大学
  • 新潟大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

説明会(7月) → ES+テストセンター(7月) → 1次面接(8月) → 2次面接(8月)

企業研究

事業所採用に関しては募集職種が工場見学の際に伝えられたので工場見学は必須事項です。また、推薦応募は選考求人のある大学にしかないので推薦が取れない場合はインターンへの参加が重要になると思います。現相談役の坂根正弘氏の著作物は読んでおいたほうが良いと思います。面接時もそのことに関する質問がありましたし、企業全体としての経営戦略・日本の製造業と他国の製造業の違いや生産技術についての考え方が書かれています。

志望動機

社会に貢献できその中でも日本の強みであるものづくりを重視し常に技術の革新を目指す貴社の姿勢に共感しました。貴社の主力製品である建機は国土の整備や建設に不可欠で人々の暮らしを豊かにするものとして常に必要とされているものです。また開発と生産の距離が近いこともあり、生産技術の仕事として単なる生産ライン内での改善に関わらず開発思想までを含めた包括的な検討を行えることに楽しみ見つけられると考え志望しました。

1次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生2 面接官2
面接時間
40分
面接官の肩書
生産技術職
通知方法
連絡なし
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

1次面接はとにかく自身の活動やアピールポイントなど自分自身のことについての質問が中心です。特に活動の中で自分がどのような役職・役割だったかを聞かれました。自ら考えて解決をはかった経緯を簡潔に話したことが評価されていると感じました。またこの企業の選考に関しては、はきはきとした態度も重要だと思います

面接の雰囲気

雰囲気は比較的穏やかです。面接官は全て技術者の方で作業着を着ておられました。基本的に同じ質問を受験者に1人ずつ答えさせた後各自に掘り下げの質問を行っていくという形でした。

1次面接で聞かれた質問と回答

学生時代に力を入れたことをおしえてください

3年間続けていた映画館スタッフのアルバイトです。初めの頃はお客様がカウンターの前に列を作るような状況になると焦って細かなミスをしてしまうこともありました。そこで判断が余裕をもって行えるように周りのスタッフと混雑の予想やどのような仕事を優先すべきかを話し合ってピーク時に備えるようにしました。また、話し合いが短時間で済むようあらかじめ上映スケジュールみて作り置きや休憩に行くタイミング等を全体の流れの中でイメージするようにしました。これらがうまくいくと自分の仕事にも自信と余裕が生まれ、現場の状況を冷静に見て周囲に指示を出せるようになりました。注意したことは自分の欠点とその原因を伝えた上で周囲にも意見を伺いながら解決策を探したことが分かるように気をつけました。

あなたが研究において苦労した点とそれをどうやってのりこえたか教えてください

研究活動の中で、マイクロ波の電力を電圧値に変換して測定する検波器を自作しました。市販の高周波数マイクロ波用の検波器は非常に高額で定格を超える電力量のマイクロ波を浴びると簡単に壊れてしまいます。そこで安価で壊れにくい素子を利用し、最低限の電力量評価が行えるような検波器を作れないかと製作に踏み切りました。当初は取り寄せた部品をもとに検波器を試作しましたがうまく動作しませんでした。うまくいかなかった原因を解明するため、多くの論文を詳読して検波器やセンシングに関する知識を深めていきました。私は英語があまり得意ではなく当時は論文にあまり触れていなかったということもあり、初めは1つの論文の内容を理解することに非常に苦労しました。しかし調査を繰り返すうちに論文の要旨をより早くつかんで検波器の製作にとりいれることができるようになりました。そして調査した論文から関連性の高い内容を組み合せて検波器の改良に取り入れていき、最終的に数GHz~THz帯まで使用できるマイクロ波検波器を完成させることができました。目的の達成に必要となる情報を集め、実験による試行錯誤を繰り返して完成にまで持っていくことができました。注意したことは未知の研究に対する取り組み方や自分なりに情報を集めて消化し解決法を考えたことが伝わるように気をつけました。

最終面接 落選

実施時期
不明
形式
学生1 面接官2
面接時間
20分
面接官の肩書
役員
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終面接では応募職種である生産技術に関しての掘り下げ質問がありそれにたいしてどのような認識を持っているかを見られているように思いました。また、日本全体の製造業に関しての質問もありものづくりがこれからどこへ向かっていくのか学生ながら考えさせられるような面接でした。

面接の雰囲気

やや圧迫だと感じました。こちらが回答している途中でも「でもそれは~」「ちょっとまって」といった具合に遮られて堀り下げる質問がくるのでなかなかペースをつかみづらかったように思います。

最終面接で聞かれた質問と回答

入社してやりたいことを教えてください

研究活動・課題活動では周囲と話し合って解決策を検討し改善を図ってきました。貴社でも先輩方に学び周囲や隣接する部門の方と積極的に意見を交わして生産効率の向上に努めます。また研究活動での経験を生かして、ラインの中での製作精度の改善や品質評価の新たな項目の検討や手法を提案していきたいと思います。具体的には製品だけでなく製造機械にもセンサー等用いてICT化し、設備の消耗具合を数値化・管理できるようにして更新が効率的に行えるようにしていきたいと思います。注意したことは生産設備さらなる効率化をどのようにして実現するかに具体性があるようにしたことです。

製造業は現在高度な自動化が進んでいる。このような時代に日本の製造業が海外と競争するために必要なものは何か教えてください

経験と部門間の折衝力だと考えます。生産工程の一部だけに着目したばあい改善は比較的容易ですが一つの製品が作られる工程全体を見て改善を考えることは非常に難しいです。例えばある製品の動作スピードを向上させたいと考えた時に構成材料を軽量化する方法がありますが同時に強度は失われます。また出力挙げて高速化した場合燃料の効率性が悪化する可能性があります。このようにトレードオフな関係を持つ中で改善をしようとする場合複数の条件を考慮して総合的に最適な選択を見つけ出す必要があります。それには様々な部門間での調整能力が必要であり、いかに最適な答えを見つけていくかがカギとなると考えています。注意した点は自動化した部分に関しては海外との差がつかないため自動化できない部分でいかにリードできるかを考えて伝えられるように気をつけました。

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小松製作所の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社小松製作所
フリガナ コマツセイサクショ
設立日 1921年5月
資本金 721億1800万円
従業員数 65,738人
売上高 3兆8651億2200万円
決算月 3月
代表者 小川啓之
本社所在地 〒105-0022 東京都港区海岸1丁目2番20号
平均年齢 41.2歳
平均給与 830万円
電話番号 03-6849-9703
URL https://www.komatsu.jp/ja
NOKIZAL ID: 1138058

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