【自動車業界の新たな発見】【20卒】日産自動車の冬インターン体験記（理系/エンジニア）No.4895（慶應義塾大学大学院/男性）（2019/4/11公開）

私は自動車業界にもともと興味を持っていました。興味を持ったきっかけとしては、研究で無線コネクタの車載応用について企業と共同研究をしていて、車載ネットワークやECUに興味を持ちました。研究でなかなか時間が取れない中、1日のインターンシップは研究の合間に参加できることができるので参加致しました。

自動車業界についてあまり知らなかったので、インターネットや書籍を利用して自動車業界の概要を調べて当日臨みました。

車の性能についてのディスカッション

1日目にやったこと

まず、日産の概要の全体説明がありました。そのあとに、各グループで自動車の性能に関して具体的に列挙し、それを開発プロセスの似ているもの同士でグループ分けをするというものをディスカッションしました。

なし

今回のようなディスカッションでは、思いついたことをできるだけ紙に書いていくようなことが大事なのでポストイットとホワイトボードを利用するとやりやすいと言われてその通りだと思いました。

自動車業界に興味はありましたが、自動車に関しては詳しいことを知らないので、自動車の専門用語を理解することが大変でした。しかし、グループディスカッションでは専門用語がわからなくても討論に参加できる内容だったので取り組みやすいと感じました。私の班は自動車に関して詳しくない人が多かったので助かりました。

まず、自動車が出来上がっていくプロセスを、企画から開発、量産、アフターサービスなど詳しく説明していただき、具体的にイメージを持つことができました。そして、日産が他者と比較して優れている点についてお話を聞くことで、より詳しく理解することができました。

ある程度日産の会社概要や強み弱みについては調べておいた方が良いと感じました。当日に質問をすることで理解がより深まると思いました。

企画、開発、試作、評価、量産、アフターサービスのV字の開発プロセスについて詳しく学ぶことができたので、企業で働くイメージを掴みやすかったです。社員の方々も私たちインターンシップ生の素朴な質問について丁寧にご回答くださったため、より日産への理解が深まりました。

実際に社員の方々のお話を聞き、日産にはどういった人材を欲しているのかを理解できた気がします。私は現段階では日産の期待にそえる人材ではないかと思いますが、そうなれるように努力をすることはできると思うので、きっと内定が出るのではないかと考えました。

もともと志望度が高い企業だったので、インターンシップを受けてさらに上がるといったことはありませんでした。自動車大手三社の中で、日産がどのような立ち位置なのか、強みや弱みを知ることができたので、そういった意味では本インターンシップに参加して良かったと思います。

今回のインターンシップでは、グループディスカッションといったワークはありましたが、評価されるというよりは、より日産への理解を深めるためのワークだと思ったため、選考に有利になるというわけではないと思います。

インターンシップ参加前は、幅広い業界を見ていました。私は電気電子系の研究室に所属しているため、専門性を活かせる業界というと、電気メーカー、自動車メーカー、半導体メーカー、航空メーカーなどといったものに加え、食品メーカーや飲料メーカーなどといった直接関係なさそうな業界まであります。そのため、業界を絞りこむのに苦労していました。

たくさんの業界を見ている中で、特に自動車業界に注目していました。今回のインターンシップに参加することで、各完成車メーカー良い点悪い点、完成車メーカーとサプライヤーである部品メーカーとの関係など様々なことを学ぶことができました。今後は、自動車全体を俯瞰できる完成車メーカーに絞って企業研究や就職活動を進めていきたいと思いました。