- Q. 志望動機
- A.
株式会社野村総合研究所の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒株式会社野村総合研究所のレポート
公開日:2017年12月11日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- アプリケーションエンジニア
投稿者
選考フロー
企業研究
有益だった情報源としては、会社の説明会で配られる会社概要説明の冊子です。
そこでは野村総合研究所の事業領域、顧客の会社、職種の仕事内容などが非常に分かりやすく説明されている。とくにこの会社を企業研究が重要なので暗記するくらいに頭に入れた方がよい。
実際も、事業領域、主要顧客企業、業務内容、職種理解などの質問が多くされた。
また、競合他社であるシンクタンクとの差別化をきちんと行っていくべきです。
面接でもどのような企業を受けていて、うちの会社との違いは何だ?と企業理解を聞かれることもありました。また、NTTデータという名前を出して、なぜこの会社なのか、他ではできないのかなど聞かれた。
領域の差などをきちんと把握し面接に臨んだ方がよい。
志望動機
私は貴社で「新たな未来を創造したい」と考えている。
実現するためには以下の3点が必要であり、成し遂げるためには貴社のAEでなくてはならない。
1.未来を俯瞰する力
2.変革を実現する力
3.お客様と協働する力
1、2に関しては「ナビゲーション×ソリューション」に裏付けられると考える。
予測や分析、政策提言により問題発見から解決策を導く「ナビゲーション」から、それをシステムに落とし込む実行支援という「ソリューション」までトータルで提案できる高い技術力、そして幅広い分野に発信できる強い影響力を有している貴社でなくてはならない。
また、3に関して、貴社のAEはエンジニアでありながらお客様のより近くで仕事をできるという認識をしている。その中で、私が集団指導塾のアルバイトで培ってきた「相手の表情や雰囲気に合わせて対応する力」でお客様から課題や困りごとを引き出し、協働して未来を創造していけると考え、AEを志望した。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
志望動機・学生時代頑張ったこと
ES対策で行ったこと
1dayインターンなどに参加し、社員の方から他社との違いなど普段得られない情報などを聞くようにした。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2017年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
とくになし。10月に受けたSPIを使いまわしていた。
WEBテストの内容・科目
テストセンターで言語、非言語、性格診断
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 現場社員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
論理的説明ができていたと思う。また、きちんと企業研究をしていたので、スムーズに質問に答えられたのがよかった。
面接の雰囲気
非常に穏やかだった。現場の社員が採用人手不足で駆り出されたといっていた。
なので面接の進め方も不慣れな印象を受けた。
1次面接で聞かれた質問と回答
アプリケーションエンジニアとテクニカルエンジニアって何が違うの?説明してみて(職種理解)
AEは課題ベースかTEは技術ベースというイメージ。
業務領域に軸足を置くシステムエンジニアは「アプリケーションエンジニア(AE)」で、
技術領域に軸足を置くのが「テクニカルエンジニア(TE)」です。
システム開発において、AEは業務に関する部分を主に担当し、TEは基盤技術に関する部分を主に担当しています。AEは業務設計、業務アプリケーション部分のシステムの設計や開発を行います。TEは業務に最適なシステム全体の基盤設計、処理方式などの詳細設計や開発を行います。上記の図のように、それぞれのキャリアフィールドの専門性を融合させながら、システムの設計から提供までを行っています。
AEはエンジニアでありながらお客様のより近くで仕事をできるという認識をしている。
なぜ野村総研?他のコンサルやシンクタンク、SIerではダメな理由は?
【コンサルティングファームでない理由】
マネジメントコンサル→ITコンサル→システムインテグレーション
経営課題の方向性を示すだけ
最後まで責任をもって顧客に寄り添いたい
【SIerでない理由】
シンクタンク機能を有していない→未来予測ができず最適なソリューションを提案できないと考えた。
他社のSIerでは、ITコンサルの部分はできない。
業務分析など顧客のビジネスもきちんと知る必要がある。
ITコンサル:よりビジネス目標の達成に重点を置き、経営課題まで踏み込んでいける
【他のシンクタンクでない理由】
日本総研:そもそも内販のみで競合他社との認識はなし
MRI:リサーチに特化。SIのイメージは正直なし。
大和総研:NRIは業界標準ソリューションに強みを持つ。大和総研は非上場で社会的信用もNRIに比べると少ない。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
論理的に相手の話てほしいことを伝えられた点です。
この会社は非常に論理的かどうかを見ているので、きちんと話せる人は評価されたと思う。
面接の雰囲気
非常に穏やかな雰囲気。簡単な自己紹介などアイスブレイクで行い、趣味の話などで盛り上がって話しやすかった。
2次面接で聞かれた質問と回答
大学で何を学んでいるのか?
学業で取り組んだ内容は大きく分けて座学と実験の二つに分かれている。座学で学んだことは、物理の基礎科目にあたる力学、電磁気学、統計力学、量子力学など普遍的なものの考え方を学んだ。また、実験では装置の扱いや測定の要領、結果の整理なども学び、実験を通して定量的に考える力がついた。
その中でも、希望している「天体物理学」の研究室で必須となる以下の2つの基礎分野に注力した。
⑴ 物理数学
⑵ 物理学実験
まず初めに、全ての物理分野に必要不可欠かつ重要な土台となる「物理数学」を勉強し、物理的議論に対し、数学的アプローチができるように訓練した。
また、物理実験を通し、抽象的な理解にとどめるのではなく体得し、より理解を深めた。加えて、4年生で天体物理学を学び研究室配属に備えたいと考えている。
入社5年後はどのようになっていたいか?
私は入社5年後、「スペシャリストの柱を持ちつつ、ゼネラリストでありたい」と考える。
具体的には、技術的に特化したスキルを持ちつつ、幅広い知識や俯瞰力をもってプロジェクトマネージャーとしてチームをまとめたいと思う。
キャリア形成としては、1・2年目でプログラミングなど特化したITスキルや業界の知識を身につける。
物理的に見えないシステムを顧客に提供するので、技術的な原理の理解は必要不可欠である。そのためにプログラミングなどのITスキルの理解が必要である。
3・4年目には、プロジェクトマネージャーとして小規模な案件を幅広い業界に渡り経験を積み、様々な知識をつけたい。
そして5年目には、責任重大な大規模な案件のプロジェクトマネージャーとして工程全体を俯瞰しながら、主体的にマネジメントしていきたいと思っている。
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生6 面接官不明
- 時間
- 60分
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
テーマ
ビールの新製品の事業戦略 資料を読み込み議論する
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
チームでの働き方を見ていると思う。他人の意見を否定するのではなく受け入れ、自分の意見を分かりやすく伝えられるか。
また、資料などで数値から定量的なことをいえるか
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
すべての内定を蹴って、就職活動を終える約束をしていただけますかと直接聞かれたわけではないが、他社状況を聞かれ承諾するか早く決めてほしいといってくる
内定に必要なことは何だと思うか
やはり会社の理解があるかどうかは重視されると思います。
企業の特徴、事業内容、顧客の企業、SEの工程の理解などをきいてくる。
おそらくきちんと勉強しているかどうかは志望度の判断をしている。
また、競合他社であるシンクタンクとの差別化をきちんと行っていくべきです。
面接でもどのような企業を受けていて、うちの会社との違いは何だ?と企業理解を聞かれることもありました。とくにNTTデータではない理由は深く聞かれました。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
この企業に関しては企業研究をきちんとしているかどうかだと思います。
面接が得意でない人も企業の研究や仕事内容、事業領域などをきちんと理解できている人だと思います。そこをしっかりやっていけば大丈夫だと思います
内定したからこそ分かる選考の注意点
注意点としては座談会だと思います。おそらくこの企業は座談会で選考ではないといいつつ、きちんと学生とのマッチングをはかっていると思います。
なので、選考だと思い座談会でも質問や企業研究を準備してから挑んだ方が良いです。
ちなみにキャリア相談会と称してきます。
内定後、社員や人事からのフォロー
とくになし。
座談会などの機会は言えば用意してくれる
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野村総合研究所の 会社情報
会社名 | 株式会社野村総合研究所 |
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フリガナ | ノムラソウゴウケンキュウショ |
設立日 | 1965年4月 |
資本金 | 186億円 |
従業員数 | 6,130人 ※NRIグループ12,708人/2018年3月31日現在 |
売上高 | 4245億円 ※連結/2017年3月期 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 此本 臣吾 |
本社所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目9番2号 |
平均年齢 | 40.2歳 |
平均給与 | 1271万円 |
電話番号 | 03-5533-2111 |
URL | https://www.nri.com/jp/ |
採用URL | https://www.nri.com/jp/career |