- Q. 志望動機
- A.
株式会社野村総合研究所の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒株式会社野村総合研究所のレポート
公開日:2019年7月4日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 経営コンサルタント
投稿者
- 大学
-
- 一橋大学
- インターン
-
- 野村総合研究所
- AIG損害保険
- 三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券
- 日本M&Aセンターホールディングス
- 東急不動産
- 有限責任監査法人トーマツ
- 日本政策投資銀行(DBJ)
- みずほ証券
- KPMG税理士法人
- 入社予定
選考フロー
企業研究
野村総合研究所はインターンが充実していているため、就活生には聞き覚えのあるシンクタンク系の会社であると思われがちである。しかし、実際は戦略コンサル系の案件が多く、シンクタンク案件はごく一部であることを理解していてほしい。そのため、企業研究では競合他社は外資、内資の戦略コンサルティング、総合コンサルティング会社を中心に比較することをオススメする。企業研究に一番良いのは、インターンに参加することである。インターンの初日に詳しい会社説明があるので、それを聞くことで大体のことは理解可能である。夏冬春と本選考までに3シーズン、全部で10タームほど開催されているので参加することが大事である。もし、参加できなくてもワンデイの説明会を多くひらいているのでそれに足を運び、情報を集めるのが良い。最後に、経営コンサルタントは同社のIT部門とはなんら関係ないため、全く別の会社、仕事と考えて、企業研究をした方が良いだろう。
志望動機
専門性を持つコンサルタントとして、難解な課題を顧客とともに考えぬきたい。そして、長期的には顧客に信頼され、個人として案件を獲得できるコンサルタントになりたい。以上に付随し、貴社を志望する理由を二点述べる。第一に、希望する仕事や部署に手を挙げれば、自由にやらせてくれる環境が貴社にはあるからだ。私はコンサルタントとして、二軸の専門性を高めたい。サービス面ではファイナンス領域を極めたいと考えているが、顧客の業界、業種面では未だ定まっていない。そのため多くの案件を経験し、自分が専門的にカバーしたいと思える業界を定めていきたい。第二に、貴社の若いうちからソフトスキルを磨かせる社風に惹かれたからだ。顧客の前に立ち、自らが矢面となる経験を若いうちから体験できる環境は貴社以外にない。若手からソフトスキルを磨くことは、私の目標とする、案件を自身で獲得できるコンサルタントになるために不可欠であると考える。
インターン
- 実施時期
- 2018年12月
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2018年12月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
WEBテスト対策で行ったこと
SPIの参考書を2周して、慣れておくことが大事。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格診断。
独自の選考 通過
- 実施時期
- 2019年02月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
選考形式
面接練習会という名の部長3人との面談
選考の具体的な内容
部長3人と面接を15分×2回行う。これはインターン参加者全員が受けることができる。ここでの面談の出来栄えにより、次の面接に進めるか否かが決定する。内容はコンサルを目指す理由、NRIを志望する理由の二点を深掘りされる。雰囲気はかなり圧迫気味。ストレス耐性を見ているのだと感じた。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 役員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
なぜ、経営コンサルタントなのか、またその中でなぜNRIなのかを論理的に説明できたことが評価されたポイントだと感じた。また、面接官は時折、圧迫気味な態度で質問や受け答えをするので、それに動じず、対応することが大事である。
面接の雰囲気
役員3人との面接だったので、非常に固い雰囲気であった。人事からは、役員面接では学生の能力を見るというよりも学生の性格やコンサルタントとしての素質を見ていた。
最終面接で聞かれた質問と回答
NRIの弱点、ネガティブな面を述べよ。その上でNRIを選ぶ理由は何か。
NRIの他社と比べた際のネガティブな点は、まだ未熟な若手でも営業やプレゼンテーションの際に顧客に矢面に立たせ、成長機会を与える社風と環境である。経験や知識の浅い若手コンサルタントを積極的に顧客の前に立たせ、コンサルティングを行うのはプロフェッショナリズムに欠けるのではないか。特にプロフェッショナリズムに重きを置く外資系コンサルティング会社に比べると、若手がハードスキルを完璧に覚える前に顧客の前に立つことはある程度のリスクがあるように思える。しかし、顧客との長期的な関係を構築し、コンサルティング業務を行うことを目指すNRIではむしろ、この若手を積極的に起用することはプラスに働くと考えた。クライアント側もNRIの社風や若手が生き生きと裁量権を持つことにより、若手が成長した後にも長期的な付き合いを続けることが可能となるためだ。以上より、若手コンサルタントがソフトスキルを磨く機会が多い環境はNRIではネガティブではなく、むしろポジティブに捉えられるべきである。
NRIに入社したら、経営コンサルタントとしてどの部署で何をしたいか。
私はコーポレートファイナンス部に置いて、企業の財務部や経営企画部に対し、専門的な知見を使いながらコンサルティング業務を行いたい。具体的には、M&A戦略、IR戦略、資本政策など財務に関するアドバイザリーを職業にしたいと考えている。証券会社のIB部門では、M&Aの売り買いや資金調達のみをメインに扱い、企業の成長を根幹から支える長期的な視点での戦略コンサルティングはできないと感じた。しかし、NRIのコーポレートファイナンス部門では少人数ながらも大企業の企業価値に大きく影響を与える財務戦略コンサルティングに関われると思った。さらに、大学のゼミにおいても企業財務を中心に勉学を進めてきたため、親和性も高く、自分の好きな分野の学問を仕事でも扱えるのは非常に興味を持った。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定をいただいた後は懇親会や人事面接が組まれた。特に就活をその場で終わらせることを強要されることはなかった。
内定に必要なことは何だと思うか
NRIを志望するのであれば、必ずインターンに参加するべき。というのも、内定者の7割程度はインターンの早期選考ルートによるものなので非常に大事である。インターンに参加するためにも数回ほど面接やGDがあるので対策をしてから臨む方が良い。インターンやその後の本選考では一貫して、コンサルタントとしての資質を見られている。具体的には、論理的思考力があるか、ストレス耐性が十分であるか、クライアント、他人のために頑張りきれるかどうか、これら三点を重視していたように感じられた。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
論理的に自分のやりたいことを経験と結びつけて語ることができたため、面接官の質問にもうまく対応することができた。さらに逆質問で経営に関わる鋭い質問をすることで頭の回転の速さを示すことができた。内定受諾後のフィードバック面談では、イタリア留学していたことによるキャラ設定も良いと褒められた。
内定したからこそ分かる選考の注意点
NRIの鬼門は2箇所ある。一箇所目はインターン選考の2回目である。企業の問題点とその解決策をグループ面接で行う。この際、面接官から鋭い質問が矢継ぎ早に飛んでくるので頭の回転を早く、そして落ち着いて論理的に話すことが大事である。2箇所目はインターン後の部長面談である。名目上は面接練習会というものだが、実際は普通の選考のため注意が必要である。特に、ストレス耐性を見ているので、意地悪な質問がきてもうまくかわし、にこやかに場を乗り切ることが大事である。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者懇親会の案内や、その後の就職活動の相談などが定期的にあった。
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野村総合研究所の 会社情報
会社名 | 株式会社野村総合研究所 |
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フリガナ | ノムラソウゴウケンキュウショ |
設立日 | 1965年4月 |
資本金 | 186億円 |
従業員数 | 6,130人 ※NRIグループ12,708人/2018年3月31日現在 |
売上高 | 4245億円 ※連結/2017年3月期 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 此本 臣吾 |
本社所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目9番2号 |
平均年齢 | 40.2歳 |
平均給与 | 1271万円 |
電話番号 | 03-5533-2111 |
URL | https://www.nri.com/jp/ |
採用URL | https://www.nri.com/jp/career |