【論理的に飛躍する戦略】【22卒】ネオキャリアの夏インターン体験記（文系/総合職）No.12120（慶應義塾大学/女性）（2020/12/11公開）

OBや社員と学生がマッチングできるプラットフォームで、西日本採用責任者の方と面談をした。その後、インターンの枠がキャンセルで急遽あいたため、飛び入り参加しないかと連絡をいただき、このチャンスは掴むべきだと直感で判断し、面接を受けた。

面接では学生時代に頑張っていたことを中心に聞かれると教えていただいたので、ガクチカをより論理的に話せるように練習を重ねた。

最終面接

ガクチカの内容が他の人と被らない特殊なものであり、自らのブランディングをして目標を達成する力をアピールした。この点を評価していただいたと思う。

学生時代頑張ったことを教えてください

第一志望の大学合格を目指し、2年半受験勉強を続けたことである。
　私は一橋大学合格を目指し、高校1年の秋から受験勉強を始めた。私の高校で一橋大学に進学するのはトップ層の1,2名で、私は吹奏楽部とジュニアオーケストラに所属しており、ほぼ毎日ある練習と勉強を両立させる必要があった。
　当時の私は、数学でケアレスミスによる失点が多いことと、現代文の得点が不安定なこと課題だった。
　そこで、弱点ノートと個別添削によって数学と現代文を得意科目にしようと考えた。まず、数学の弱点ノートをつくり、ケアレスミスをするたびにミスの原因と撲滅策を書き出し、撲滅策を実行してミスをなくすよう努めた。また、現代文担当の先生にお願いし、毎週個別添削をしていただいた。
　結果、センター試験は自己ベストを更新したが、2次試験は5点足りず合格できなかった。自らをモチベートして努力しつづける大切さと、自分の選択は自分で正解にすることで、後悔ない意思決定ができることを学んだ。

なぜこのインターンに参加したいのですか

以前参加したベンチャー企業のインターンシップで、社会課題に向き合いつづける事業会社への関心が非常に高くなった。ネオキャリアという枠組みで事業を作ることを体感したいと感じ、このインターンを志望した。また、他の事業会社とネオキャリアがどのような違いを持っているのか、実際に社員の方との交流やワークを通じて自分で見つけたいと思った。

スポットで働くアルバイト事業の成長戦略を立案せよ

1日目にやったこと

チームで事業の成長戦略を立案した。その業界に関わっている顧客を調べ、どこにターゲティングするかを幅広い観点から吟味し、ペルソナを立てて誰に向けて事業を売り込むかを決めた

2日目にやったこと

決めたターゲットに対して事業を売り込む具体的な戦略を決めた。また、◯年後に売り上げ◯円を達成せよという条件もあった。損益計算書を実際に動かしながら、立案した戦略で本当に売り上げ目標を達成しながらシミュレートした。

事業部長

なし

第一印象とのギャップがいい意味で大きかったとフィードバックされたこと。グイグイ意見を主張することは社会人になってからも求められる力だから、いい意味で遠慮せず主張するスタンスは持ち続けて欲しいと言われた。

二日間という短い時間の中で売り上げ達成のロジックを組みながら成長戦略を立てなければならないので、とにかく時間がなかった。1日目の夜は3時ごろまで作業を続け、２日目の最終プレゼンの提出はギリギリ間に合った。オンラインとはいえど体力勝負な面もあるので、前日はしっかり寝て万全の状態で臨む方が良い。

事業を伸ばすためには、関わるステークホルダー全員にとってメリットとなる戦略をねらなければならないということである。私たちのチームでは、芸能活動など自分の夢を追い続ける人をターゲティングしたが、それは採用する企業側にとってリスクが大きいため、この層をターゲティングしたところで事業は成長しない、と辛口のコメントをいただくことができ、悔しい気持ちが残りつつも大変学びになった。

アルバイト事業が社会においてどのような種類があり、それぞれどのような層にターゲティングしているのかを知っていれば、今回お題に出た事業でどのような層にターゲティングすると効果的か判断しやすかったと思う。

本当に困っている人に対して、本当に深刻な社会課題に対して事業を作り、解決させ用途するスタンスは非常に共感できた。しかし、事業を伸ばす手段が営業に頼りすぎているとも感じた。この点が大きい組織だからこそ労働集約的な働き方になっいる原因ではないかと感じた。言葉を選ばずに言うと、企業のソルジャーにはなりたくなかったため、ここで働く自分の姿は想像できなかった。

インターンで社員からかなり高く評価していただき、その後サマーインターンに参加した100名の中から25名を選抜して開催されるクローズドのオフラインインターンに招待された。ここでもメンターの社員から高評価をいただき、ぜひ最終面接を受けて欲しいと言われたため。

事業で業界のシェアをとるために、全国に展開されている支店を活かした営業網を使う、という手段が納得いかなかった。マンパワーで解決させることに頼りすぎているという印象が拭きれず、営業の実力主義でキャリアアップが左右される仕組みが自分の求める働き方とあっていないと感じたため。

インターンに参加した学生には本選考のオープン前から社員面談を組んだり、面接を進めることができるため。参加していない人よりも先に選考ステップに進めることは内定獲得に有利に働くと感じた。

インターン後にメンターの社員と振り返り面談を行った。自社にリクルーティングすると言うスタンスではなく、その学生にとってベストなキャリアを一緒に探すと言うスタンスで向き合ってくれたため、信頼のおけるメンタリングだと感じた。

ITベンチャーに進むことは、大学一年生の時に経験した長期インターンから決めていた。しかし、どの領域のITベンチャーに就職したいか、までは具体的にイメージが持てていなかった。自分が本当に広めたいと思える事業はどんな事業なのか、共感できない事業はどんな事業なのかがまだ明確に言語化できていなかった。そのため、不動産Techやマーケティングコンサルティングのベンチャーにも興味があった。

向き合っている課題の深刻さと影響の大きさが選社軸に加わった。社会の中で深刻な問題に事業が向き合っていること、その課題が解決されることで、社会にも、個々人の人生にも大きな影響を与えることが、自分の責任感や当事者意識を掻き立てることにも気づくことができた。そのため、志望業界を絞ることができ。人材サービスを中心に扱う事業会社を中心に就職活動を進めた。