【未来の飲料革命】【18卒】キリンホールディングスの商品開発職の本選考体験記 No.4605（大阪大学大学院/女性）（2018/1/25公開）

研究テーマ、会社でやりたいこと、リーダーシップを発揮した経験

他社との比較に重点を置き、自身のやりたいことを明確にわかりやすく伝わるように表現することに努めました。

基本的な対策の本で勉強したくらいで、この会社のために特別ということはしていません。

言語、非言語、性格診断

自然体で自身の言葉で落ち着いて話すことができたことが評価されたと思っております。具体的なエピソードも添えて、自身のアピールポイントをきちんと伝えることが大事だと思います。

雰囲気の柔らかい面接でした。面接官も学生の緊張をほぐして、人柄を見ているような面接という印象を受けました。

将来どのようになりたいか。

私は仕事とは、生活の一部であると考えており、社会人になると仕事をしている時間が圧倒的に長いため、仕事を充実させることで私生活そのものが豊かになると思っております。私は現在、大学院で分子生化学教室に所属しており、日々研究に励んでおります。まだ解明されていない分子を標的とした最新の研究のため、思い通りに行かないことも多く、研究の大変さを実感しております。そのような状況の中で、モチベーションを保つためには確固たる目標が必要だと思っており、現在心掛けていることとして挫けそうになった時には研究の先にいる患者さんのことを考えるようにしております。さらに、データを出す期限を決めて実験を組むことで、無駄をなるべくなくす工夫をしております。社会人となって仕事をするにあたっても、このようにぶれない明確な目標を定めること、期限を決めて行動することは大切にしたいです。
　さらに、20代は今後のキャリアを築いていく上で最も大切な時期であるため、自ら新しい様々なこと積極的に挑戦し、人としての器を広げたいです。失敗と成功を繰り返し、再現性のある結果を生み出して自分の経験とすることで一歩ずつ成長していきたいです。そしてその結果として、時間が経った時に、その分野に関しては最先端の知識と技術を持っていられるような専門性を身に付けたいです。加えて、私は様々な経験を積み、幅広い分野の知識や技術を身に付けることで、広い視野を持って物事を捉えることができるようになりたいです。私は貴社の業務内容の中でも特に商品企画に興味が強いのですが、商品企画を行うためには消費者が本当に必要とするものを見極める力や、そのニーズを形にする発想力など、様々な能力が求められると思うため、様々な業務を経験して様々な視点から商品を提案できるようになりたいです。
　また、将来的には部下を育てることができるような立派な社会人になりたいと考えております。私が理想とする上司は、人柄が良く、信頼できる人物であることが大前提の上で、十分にコミュニケーションをとり、メンバーの本質を見抜いた上で、その人が最大限の力を発揮することができるように手助けできる人です。そのために、常に学ぶ姿勢を忘れず、客観的な視野と先見の明を養うことが重要だと考えております。

学生時代頑張ったことを教えてください。

私の人生で最も印象に残っている体験は、日本癌学会にて研究成果を発表したことです。私は現在大学院で、日々研究に力を注いでおります。昨年度の日本癌学会で、多くの研究者や企業の方々を前に自身の研究成果を発表することに挑戦致しました。まず、発表までに自身ができることや当日の目標を考えたところ、その専門分野に対する知識や研究力が未熟だと考えました。そこで、学内や学外のセミナーに積極的に参加したり、日々多くの論文を読むことによって、知識と研究力の向上に努めました。さらに、同じく学会に参加する学生同士で何度も発表練習を行い、当日までに不安を少しでも解消できるように尽力致しました。その結果、本番では堂々と研究成果を発表することができ、多くの研究者や企業の方々に興味を示して頂けました。この挑戦を通して、研究のやりがいを感じたとともに、この時に得られたこの上ない達成感は今の私の自信に繋がっていると思います。

個人ワーク

新たな技術の開発というテーマで紙10枚にスライド形式で案をまとめて発表するというものでした。発表の際に質疑応答もあります。

クレペリン検査のため、特にこの試験のために特別対策はしていません。簡単な計算の練習のみ少し行いました。

クレペリン検査

自然体で自身の言葉で落ち着いて話すことができていたことを社員の方から評価されていたため、そのような点に気を付ければよいと思います。

一次面接よりも少し雰囲気のかたい面接であったが、学生の緊張をほぐそうと努めている様子が見られる面接でありました。

10年後どのような社会人になっていたいか。

10年という時間が経ったときには、自身の分野に関しては最先端の知識と技術を持っていられるような専門性を身に付けていたいです。加えて、私は様々な経験を積み、幅広い分野の知識や技術を身に付けることで、広い視野を持って物事を捉えることができるようになりたいです。私は貴社の業務内容の中でも特に商品開発に興味が強いのですが、商品企画を行うためには消費者が本当に必要とするものを見極める力や、そのニーズを形にする発想力など、様々な能力が求められると思います。そのためには一つの業務だけでなく、業務の経験も必要になると考えており、様々な業務を経験して様々な視点から商品を提案できるようになりたいと考えております。

20年後どのような社会人になっていたいですか。

20年間の経験を経て、様々な業務を学んだあと、将来的には部下を育てることができるような立派な社会人になりたいと考えております。私が理想とする上司は、人柄が良く、信頼できる人物であることが大前提の上で、十分にコミュニケーションをとり、メンバーの本質を見抜いた上で、その人が最大限の力を発揮することができるように手助けできる人です。そのために、常に学ぶ姿勢を忘れず、客観的な視野と先見の明を養うことが重要だと考えております。また、技術職だけでなく、会社全体を見渡すことのできる管理部署にも興味があるため、若いうちになるべく様々な部署や業務を経験して、会社全体に関する知識を幅広く学びたいと考えております。

最終面接であり、今までの面接よりも堅苦しい雰囲気も一部あるため、緊張すると思います。私は緊張してしまって、早口になってしまったこともあり、駄目だったと思います。自然体で落ち着いて話すことが重要だと思います。

面接前に人事の方との面談があり、緊張をほぐそうとしてくれていました。最終面接なので、緊張感のある面接でした。

会社で何をしたいですか。

私は自らの手で創り出した飲料を通じて、世の中に新たな価値や文化を提供し、一人でも多くの人たちを幸せにしたいという強い想いがあります。私の強みは、粘り強さと、新しいことに対して積極的に取り組む好奇心の強さです。私は日々研究に力を注いでおり、研究の過程でうまくいかない際は原因を見極めて対処法を考え、自らの力で結果を導き出してきました。また、大学では臨床医学・検査や医学的な研究の知識を学び、大学院では健康食品管理士資格を取得し、幅広い分野の知識習得に努めております。20代は今後のキャリアを築いていく上で様々な経験を積むべきだと考えているため、若いうちから難解なことにも積極的に挑戦していきたいです。そして、研究によって培った論理的思考や、新しいことに積極的に挑戦していく私の能力を生かして、消費者の潜在ニーズを見出し、飲料を通じて世の中に新たな価値や文化を提供し、研究者として邁進していきたいです。

大学で興味を持って学んだことは何ですか。

私は4回生の頃より分子生化学教室に所属し、膵癌の腫瘍マーカーについて研究しております。膵癌は早期発見が非常に困難で、予後不良であることから癌の王様とも呼ばれており、CA19-9はその膵癌の代表的な腫瘍マーカーです。CA19-9は現在、糖タンパク質型と糖脂質型の両者を測定しておりますが、偽陽性となることも多いです。そこで、私は先行研究に基づき、世界的に見ても研究例の少ない糖脂質型CA19-9に着目し、より特異的なマーカーとしての有用性を検討しております。
　また大学では臨床医学・検査や医学的な研究の知識を学び、現在は臨床検査技師の資格を生かして病院で夜勤に従事し、医療現場における社会人としての経験を培っております。また、大学院では健康食品管理士資格を取得するなど、常に幅広い分野を学ぶことを心掛けております。