【ビジネスプロデューサーの挑戦】【23卒】富士通の夏インターン体験記（文系/FieldLearningコース）No.21661（非公開/非公開）（2022/3/25公開）

自分が学んでいる「教育」や「スポーツ」を生かして働けるのではと思ったのがきっかけ。IT最大手であることからも、社会に大きなインパクトを与えるビジネスができると感じた。そしてインターンシップを通して、そういった環境で働くということを知りたかったから。

過去このインターンシップに参加した学生のESなどを参考にして、ESを書いた。面接対策では、想定質問に対しての答えは用意して臨んだ。

全体最適の力。インターンシップ参加後に当時面接を担当していたメンターさんから評価したいただけたことを伺ったところ、このような回答をいただけた。

課題解決型グループワーク

初日は最初に全体会があり、インターンシップの説明を受けた。その後部署ごとで自己紹介やワークの説明を受け、徐々にワークに進んでいった。2～4日目も5日目の午後に予定している発表に向けての準備期間だった。5日目の午後に模擬プレゼンして、フィードバックをもらった。

ビジネスプロデューサーという職種の大まかな仕事内容

教育・スポーツ・文化領域におけるビジネスモデル検討

前半にやったこと

前半は全体会と部署ごとでの自己紹介、事前課題であったパーパスカービングの発表など。その後はワークに入った。グループメンバーは4人だったが、ファシリテーターを順番で回してやっていこうというルールだったため、日にちや午前午後などで分担してワークを進めていった。

後半にやったこと

ワークは前半に引き続き5日目の発表に向け進めていく形。3日目の最後に社員座談会があった。かなり楽しい雰囲気の中で自由に質問ができた。5日目には発表があった。最後にそのプレゼンが採用か非採用かを模擬ではあるが、決めてくださった。合わせてフィードバックもいただいた。

リーダークラスの社員さん

特になし

担当のメンターさんは2名で、グループワーク中も常時、メンターさんが1人ついてくださっていた。インターンシップ中には部署ごとの社員座談会も開いていただくなど、社員さんに何でも聞ける環境はそろっていた。

一日中パソコンと向かって考え続けるワークだったため、頭も目もかなり疲れた。最終日の発表までの時間的余裕はあるが、質を上げようとすればするほどその時間もタイトになっていった。ただ、メンターさんも強力にサポートしてくださるため、間に合わずに夜遅くまで残業するといったことはなかった。

グループワークが主だったため、他の学生とは密に話す機会があった。部署が違う人とも30分程度だったが、話す機会はあった。学生のレベルも皆高く、専門的な知識のみならず、考え方ひとつとっても学びになるものばかりだった。

DX思考とはなにかを実践を通して学べたこと。徹底的な顧客起点を基にビジネスを考え、営利目的にとどまらない社会貢献の在り方を考えていくことが非常に楽しかった。また、自分が学んでいる専門領域をどのようにして生かしていけるのかも見えたのはよかった。

各部署ごとにテーマが設定されているため、そのテーマに関することを学んでおくとワークでも生きてくると思う。

インターンシップの最後にメンターさんから、今回取り組んだワークがまさしくビジネスプロデューサーがやっている仕事だということを聞いた。業務にかなり近い実践的なワークができたため、入社後のイメージもわいた。また、社員さんと話す機会も多かったことから、社風や企業風土を肌で感じ取ることもできたから。

インターンシップに参加した時点では、正直周りの学生のレベルも高く、自分が本選考で勝ち抜けるのかは非常に不安な気持ちのほうが強かった。インターンシップで優遇をもらえるかもその時点ではわからなかったため、インターンシップに参加したからと言って内定をもらえる自信はなかった。

インターンシップに参加したことで見えた「社会貢献」の在り方に惹かれた。IT最大手であるため、事業規模や社会に与えるインパクトが大きいことは事前に想像がついていた。しかし、社員の方にSDGsをはじめとして社会の何に貢献しているのかが明確でないと、例えどんなに利益になるようなビジネスであろうとその案は通らないと聞いて、本気で社会貢献に取り組んでいる姿勢と私の就活軸がマッチしていると感じたから。また、実際の業務体験も私にとってはかなり楽しく、やりがいのあるものだったから。

これは良くも悪くもというところはあると思う。インターンシップで成果を残すと早期選考に呼ばれるなどという告知は事前にはされていなかった。そのため、パフォーマンスによって評価される人はその後の早期選考に呼ばれ、特に成果を残せばその後の面接も比較的楽に通過できるが、インターンシップで成果を残せなかった場合は早期選考には呼ばれないため、有利どころか不利にすらなりうるとも感じた。

ITを中心に見ていた。その中でも事業規模が大きく、社会貢献度が高い大手を中心に見ていた。ITはもはや現代のインフラで、人のＱＯＬにも直結するものとなっており、さらにその可能性も大きいと感じていたから。またＩＴは食などとは違って、誰かにとっての選択肢を増やすものであると考えている。選択肢を持てることが幸せであると考えていたため、そんな可能性を秘めるITに惹かれていた。

大企業は会社が大きい分、個が埋もれてしまうのではないかという心配があったが、完全にそうではないとは言えないが、思っていたほどではなく、担当のお客さんごとにチームで責任ある仕事を任されるような環境であると感じた。志望企業や志望業界などには変化はなく、逆にこの会社に行きたいと思うくらいに大きなものを動かせるやりがいのある仕事だと感じた。