【ユーザー目線の革新】【21卒】みずほリサーチ＆テクノロジーズの夏インターン体験記（文系/エンジニア）No.10616（東京大学/男性）（2020/7/20公開）

就活を始めたばかりで幅広い業界を見ていた時期であった。中でもIT業界を見て見たいと思っていたため、名前に"みずほ"が入っていてある程度の規模の会社なのだろうということでこの会社のインターンに応募した。選考もESのみだったため気楽に応募することができた。

ESのみの選考であったため、業界について調べる程度の対策しかしなかった。調べた上で自分がなぜIT業界に興味があるのかを熱意が伝わるようにESを書いたと記憶している。

〇〇銀行の業務を改善するためのシステムをデザインせよ

1日目にやったこと

午前はSEの仕事について、みずほ情報総研について、などに関しての座学の時間があった。午後からはメインのワークの説明があり、ある程度の方向性は班で決めることが求められた。

2日目にやったこと

メインのワークを１日かけて実施した。途中で人事社員に中間報告を行い、フィードバックをもらう機会もあった。現場社員が見回って途中経過に対してフィードバックをもらうこともできた。

3日目にやったこと

朝から最終発表へ向けてのパワポの作成を行った。午後に人事社員と現場社員、参加学生の前で最終発表があった。各発表に対して社員や学生から質問を受け付ける形であった。

現場社員

なし

ロジカルシンキングも重要であるが、徹底的にユーザー目線で考えることが重要であるというアドバイスがもっとも印象に残っている。その人にあったサービスを作っていくことが今後の社会では需要であることを学べた。

１日の中で人事社員や現場社員への中間報告が複数回用意されていたため、そのスケジュールに沿ってワークを進めることが印象的であった。遅れることなく報告するために時間がタイトになってしまい、苦労したと記憶している。ワークの持ち帰りができなったことも時間がタイトになってしまった原因の一つかもしれない。

徹底的にユーザー目線で考えたサービスを作ることができて初めてクライアントを満足させることができることを学ぶことができた。みずほ情報総研をはじめとするIT業界に属する企業はこのようなことを大切にしていることがわかった。働く厳しさ、楽しさを体感できたと思う。

システムデザインを構築するワークだったので、デザインに関する知識が得られるような勉強をしていれば多少は有利だったのではないか。

座学での説明に合わせて、ワークも実際の仕事に即した内容であったため自分がこの会社で働くイメージをすることが容易だったのではないだろうか。ワークでは人事社員への中間報告も実際の仕事における上司に対する報告のような形式をとていたことが印象的であった。

インターンの参加学生を見る限り、そこまでレベルが高くないように感じられた。ITの知識に関しても選考段階では問われないということで文系である自分でも全く問題ないと思った。社員のフィードバックにおいてもワークでの働きを評価していただいている印象であった。

インターンのワークを通して感じたのは、IT企業で働く場合、クライアント企業の下請けをしているような印象を持ってしまうのではないかということだ。みずほ情報総研は、みずほグループのクライアントが多く特にその傾向が強いのではないかと思った。自分はそれでは不満だと感じた。

正直、その後みずほ情報総研の選考に関わっていないのでどこまでの優遇があったのかはわからない。ただ、優遇ルートの案内というのは全くなかったので有利にならないのではないかと思った。

就活を始めたばかりであったため幅広い業界を見たいと思っていた。特に志望度が高かったのはプロジェクトの規模の大きさに魅力のある、総合商社や総合デベロッパーであったが、金融やIT業界にも興味があった。IT関連では、他には日本総合研究所や野村総合研究所、日本アイビーエムなどにも興味があり並行してインターンに出していた。

既に述べたが、IT企業で働く場合、クライアント企業の下請けをしているような印象を持ってしまうのではないかということを感じた。みずほ情報総研は、みずほグループのクライアントが多く特にその傾向が強いのではないかと思った。IT業界なら自ら主体的にプロジェクトを実施できるような企業に入るべきであると考えるようになった。