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ソニーグループ株式会社 報酬UP

【19卒】ソニーグループの研究開発職/半導体デバイスプロセス部門の面接の質問がわかる本選考体験記 No.5157 (2018/9/5公開)

ソニーグループ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

2019卒ソニーグループ株式会社のレポート

公開日:2018年9月5日

選考概要

年度
  • 2019年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 研究開発職/半導体デバイスプロセス部門

投稿者

大学
  • 東京理科大学大学院
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

企業研究で行ったことは、ソニーの半導体部門がこれまでにどんな研究を行い、どんな製品を産み出してきたのかをホームページなどを見ながら勉強しました。具体的に調べておいて役に立ったことは、半導体の製造プロセスを学んでおいたことで、自分のもつ知識や技術をどのような工程で活かすことができるかを面接で具体的に説明できたためです。有益だった情報源としては、2月に2週間のインターンシップに参加し、実際に研究開発職として働く社員の方とお話しできたことです。実際に働いているからこそ感じる仕事のやりがいや、今後の半導体部門の課題、未来の展望など具体的なお話を聞いたことが、就活解禁後に志望動機を考えるうえで非常に役に立ちました。

志望動機

私は大学、大学院で学んできた化学の知識や技術を活かし素材、材料の研究開発を通して貴社のイメージセンサーやMOLED等の開発に貢献したいと考えました。貴社のインターンシップでのMOLED用レンズ剤のプロセス開発を通じて、貴社の高い技術力を感じると共に、それを実現する社員の方が皆、世界一の製品を作るやりがいやプライド、使命感をもち楽しみながら仕事をしていることに魅力を感じました。そこで私も貴社の一員となりそのような環境で、高画質、高感度を産み出すイメージセンサーや高輝度ディスプレイの開発など様々なことに自らの専攻を活かせる素材、材料分野で挑戦し、私たちの生活がより豊かになるような製品作りに貢献したいと考えています。

エントリーシート 通過

実施時期
2018年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

希望コースで取り組みたいこと (300文字以内)
関心のある内容と理由 (200文字以内)
卒業/修士論文や、学科/専攻の授業の中で、最も力を入れて学んでいるテーマの概要を記述してください。
(500文字以内)
あなたが何かを解き明かした・成し遂げた・作り上げた、いずれかの経験について、あなた自身のアプローチや工夫と役割、最終的な成果(物)がわかるように記述してください。(500文字以内)
セールス&マーケティングコースが第1希望の方については、経験を2つ記述してください。(800文字以内)

上記のテーマに対して、以下の点に留意しながらあなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。
 *理系学部生でゼミに所属していない場合、論文のテーマが決まっていない場合などは、学科/専攻のなかで力を入れて取り組んだ授業/実験や課題レポートについて記述してください。
 *企業との共同研究など、機密事項がある際はそれに触れない範囲で記述してください。
 *学業以外であっても構いません。
*概要だけでなく、困難だった点やあなた自身の独自のアプローチ、意志を貫いてやり遂げた点、オリジナリティなど、
あなたがアピールしたい内容について記述してください。
 *特に、課題については具体的に説明し、かつ、その課題を解決するためにあなたがどのような手段や手法を用いて取り組んだかが
わかるように記述してください。

ES対策で行ったこと

論理的で読み易い文章を作るように心がけた。大学の就職支援課や友人などに呼んでもらい何度も校正してから提出した。

WEBテスト 通過

実施時期
2018年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

WEBテスト対策で行ったこと

SPI方式の問題集を何度も解きなおして、苦手なものを潰していった。ケアレスミスがないように注意して解いていった。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、性格診断

1次面接 通過

実施時期
2018年04月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
研究部門の方
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

部活動、研究活動ともにしっかりと課題を設定し、その課題解決に向けて主体的に行動できる人間性を評価いただけた。

面接の雰囲気

会場は大きい部屋がたくさんのブースに区切られており、、たくさんの学生が面接を受けていた。面接官は穏やかな印象だった。研究について深く聞かれた。

1次面接で聞かれた質問と回答

研究概要についてホワイトボードを使いながら説明してください

石油プラントや地熱発電所で発生する硫化水素は、高濃度の場合人体に有害な影響をもたらすため、その分解処理が必要になります。現在一般的に行われている、熱や強塩基を用いた処理法はコストや環境負荷が大きいため、この処理を安価でクリーンに行う方法として「光触媒を用いて硫化水素を分解、無害化しさらに水素を生成させる技術」が注目されています。太陽光をエネルギー源とすることで硫化水素の処理に必要なコストは大幅に削減され、さらに硫化水素から水素を産み出すことができれば新エネルギーの創出も可能です。この技術が実用化されれば、これまで人間にとって不要なものとされてきた硫化水素を貴重なエネルギー源として活用することができます。しかし、これまでに硫化水素分解を想定した硫黄系還元剤中での水素生成において高い活性を示す光触媒は、カドミウムや鉛などを含む人体への影響が極めて高い元素を含んでいるものや、高価な金属錯体、あるいは貴金属を担持させたものなど実用化に向けては環境面、コスト面で現実的ではありません。そこで本研究では、実用化を念頭に安全・安価な材料のもと光触媒を合成し、その性能を向上させることを目標としました。具体的には、カドミウムと同族元素であり、カドミウムに比べ安価で環境負荷も小さい亜鉛を含む光触媒に着目しました。しかし、亜鉛を含む光触媒はカドミウムを含む光触媒に比べて短波長の光しか利用できないデメリットがあります。太陽光を有効利用するには可視、近赤外領域の光を利用することが不可欠です。そこで、亜鉛を含む光触媒に異種金属をドーピングすることで光触媒のバンドギャップを狭め、可視光における反応性を向上させました。また、さらなる性能向上を目指し、光触媒と多孔質材料の複合化を検討しました。光触媒は一般に粒径が小さくなるほど比表面積が増大し、反応活性点が増えることで活性が高まる傾向があります。そのため、ナノサイズの多孔質を有する物質に注目し、この細孔内部に光触媒を液相合成することで光触媒粒子の粒径を抑え、効率向上が見込めるのではないかと考えました。その結果、光触媒活性は大幅に向上し、単一の光触媒に比べ最大14倍水素生成量が増加することを見出しました。今後は、光触媒材料に変化を加えてさらなる性能向上を目指すとともに、今回作製した複合光触媒の詳細な分析を行っていく予定です。

学生時代に頑張ったことを教えてください。

主将を務めた体育会水泳部での活動です。私が主将に就く際にチームの課題と考えたことは、一部の部員が目標を失い練習に身が入らず、全体の士気に影響を与えていることでした。私はその部員一人ひとりと話し合い、反発されることもありましたが「せっかく目標を持って入部したのだからもう一度頑張ろう」と想いを伝え、お互い納得し再スタートを目指しました。また、水泳に対して熱心な部員に対しては、目標を失ってしまった部員の精神面及び技術面でのサポートの協力をお願いし、チーム全体として彼らを押し上げていけるような雰囲気作りを目指しました。さらに、チーム全体の士気向上のためには私が模範となって水泳に真摯に取り組むべきだと考え、厳しい練習の時ほど大きな声を出し率先して練習に取り組むなど、常に部員の手本となりうる姿勢を貫きました。その結果、部員同士が切磋琢磨し成長できる環境が出来上がり、当初目標を見失っていた部員も含め全員の自己記録更新の達成と、創部以来最高の成績をチームとして納めることができました。私はこの経験で得た課題解決力と自身の行動力で周囲を良い方向へと巻き込む力を、社会人になっても活かしたいと考えています。

最終面接 通過

実施時期
2018年04月
形式
学生1 面接官2
面接時間
40分
面接官の肩書
人事/研究部門課長クラス
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

学生時代にしっかりと研究に打ち込み成果を挙げてきたことを評価して頂けた。研究に対する取り組みを非常に重視している様子だった。

面接の雰囲気

一次の面接とは異なり個室での面談だった。実質の最終面接ということで一次よりも空気は重かった。一次同様研究について深く聞かれた。

最終面接で聞かれた質問と回答

研究内容を1~2分で簡単に教えてください(ホワイトボードは使わずに)

現在大学院で、光エネルギーを利用して硫化水素の分解及び水素生成が可能な新規光触媒開発の研究を行っています。地熱発電所等で発生する高濃度の硫化水素は、人体に有害でありその分解処理が必要です。現在の熱や強塩基による処理法はコストや環境負荷が大きく、これを安価でクリーンに行う方法として「光触媒を用いて硫化水素を分解、無害化しさらに水素を生成させる技術」が注目されています。太陽光をエネルギー源とすることで硫化水素の処理コストは大幅に削減され、さらに水素を生成できれば新エネルギーの創出が可能です。本研究では、実用化を念頭に安全・安価な材料のもと光触媒を合成し、その性能向上を目指しています。本研究から多孔質構造を有する物質の内部に光触媒を形成することで、最大14倍水素生成量が増加することを見出しました。現在は光触媒材料に変化を加えて、さらなる性能向上を目指し研究を行っています。

志望動機を教えてください。

私は大学、大学院を通して学んできた化学の知識を活かし素材、材料の研究開発に挑戦し御社のイメージセンサーやMOLED等の開発に貢献したいと考えました。二月に御社のインターンシップに参加させていただき、そこでのMOLED用レンズ剤のプロセス開発を通じて、御社の高い技術力を感じると共に、それを実現する社員の方が皆、世界一の製品を作るやりがいやプライド、使命感をもち楽しみながら仕事をしていることに魅力を感じました。そこで私も御社の一員となりそのような環境で、高画質、高感度を産み出すイメージセンサーや高輝度ディスプレイの開発など様々なことに自らの専攻を活かせる素材、材料分野で挑戦し貢献したいと考えています。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

ジョブマッチング2次が終わると実質の内々定なので、他に受けている企業は全て受けるのをやめていいですよと言われた。

内定に必要なことは何だと思いますか?

とにかく面接では大学、大学院での研究内容について深く聞かれます。面接を担当するエンジニアの方々は非常に優秀なため専門外の研究内容であっても理解力が高く、疑問に思った点はとことん追求してきます。そのため、ソニーにエンジニアとして入社したいと考える人はとにかく日々の研究活動を一生懸命行い、専門外の方から何を聞かれても全て答えられるように自身の研究を深く理解しておくことが大切だと思います。加えて、学生時代に頑張ったことなども聞かれるので、そちらの準備もお忘れなく。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?

企業は新卒採用において何事に関しても積極的に行動していく若い人材を求めています。そのため面接ではハキハキと元気よく明るく話せると面接を突破できる確率が上がってくるのではないかと思います。学生時代に頑張ったことでは周囲と協力しながら積極的に行動できる姿勢をアピールできるといいと思います。

内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?

夏と冬に二週間のインターンシップが開催され、その中でも優秀な学生にだけ早期選考が行われます。しかし、早期選考に呼ばれる学生はかなり少なく、また早期選考に呼ばれなかった場合インターンシップに参加していたことによる優遇は全くありません。

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ソニーグループの 会社情報

基本データ
会社名 ソニーグループ株式会社
フリガナ ソニーグループ
設立日 1946年5月
資本金 8742億9100万円
従業員数 113,000人
売上高 11兆5398億3700万円
決算月 3月
代表者 吉田憲一郎
本社所在地 〒108-0075 東京都港区港南1丁目7番1号
平均年齢 42.4歳
平均給与 1101万円
電話番号 03-6748-2111
URL https://www.sony.com/ja/
採用URL https://www.sony.co.jp/recruit/
NOKIZAL ID: 1130239

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