22卒 インターンES
設計職
22卒 | 早稲田大学大学院 | 男性
- Q. 希望理由
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A.
私が本テーマを希望する理由は、ものづくりの現場を実際に体験したいからです。私は、ロケットを製作するサークルに所属しており、そこで設計から製作、打ち上げまで様々な面に携わってきました。その中で特に設計について興味を持っており、サークル以外にも趣味で自前の3Dプリンターを購入して、3D-CADを使ってドローンの部品やサークルで使用する治具などを作りました。これらの経験から、現場において自分が持つ考え方や経験がどれほど役に立つのか、また現場の技術者の方々の指導を通して自分に必要なことを確認し、そのための知識や経験を吸収したいと思い応募いたしました。 続きを読む
- Q. ご自身のPRになることや、強みや弱みが伝わるようなエピソードを記載ください。 (学外、学内問わず、ご自身が一番書きやすい内容で結構です)
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A.
私は、ロケットサークルにおける機体製作を通してタスク管理や製作の主動などに尽力し、チームを目標達成に導く「マネジメント能力」が私の強みだと考えています。私は、毎年参加するロケットコンテストにて自分たちで決めた目標を達成するために活動を行ってきましたが、後輩たちや特に新入生との温度差がありました。そこで、コンテストまでの流れや目標が伝わっていないことが原因だと考え、週2回班全体で会議をする場を設けることや、適切なタスク配分、さらに後輩たちが自分でロケットを打ち上げるための遠征を行いました。各自が疑問に思うことを話し合うことで、活発的に作業を進めることができました。このように、全員がモチベーションを維持しながらロケットを完成させ、コンテストにてセンサー値の取得などの目標も達成しました。この経験は、製品開発においてチームで1つの物を作り上げ、プロジェクトを成功に導くのに役立つと考えております。 続きを読む
- Q. 学部での研究概要
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A.
動力伝達系における確率論的リスク評価について研究を行っています。確率論的リスク評価とは、あらゆる事象の発生頻度と発生時の影響から定量的に安全性を評価する手法であり、事故時に周囲に甚大な影響を与える原子力発電所で導入されています。本研究では、原子力発電所の制御棒挿入機構が持つ部品のばらつきから既定の挿入時間に対する挿入失敗確率を評価し、それによる設計指針の構築を目指しています。従来では、機構が持つ2つの駆動部の仕様を同一とみなす簡易的な評価でした。そこで、より厳密な評価をするため、駆動部の仕様に違いを与えてシミュレーションを行いました。結果、仕様の違いと挿入完了確率との関係を明らかにしました。 続きを読む
- Q. 修士での研究概要
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A.
動力伝達系における確率論的リスク評価をより一般的な手法で行うために機械学習の導入を目指している。リスク評価をする際に必要な設備故障確率を算出するために、数理モデルによるシミュレーション結果を使うことがあるが、モデルによってはシミュレーション時間が膨大になってしまいます。そこで私は、機械学習を用いてリスク評価を行うことでリスク評価の流れを効率化、さらには他分野でも応用できるのではないかと考えました。また、用意する部品のばらつきに対して様々な確率分布をリスク評価に適用できれば更なる一般化につながると考えています。 続きを読む