22卒 インターンES
設計職
22卒 | 早稲田大学大学院 | 男性
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Q.
希望テーマへのこだわり →希望テーマに対するこだわりの軸をおしえてください。 例)住宅分野にこだわりがあり、同分野であれば他テーマでも可
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A.
ハードウェア領域に対するこだわりがあり、同領域であれば他テーマでも可 続きを読む
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Q.
何を専門にどのような研究をしていますか。または、学業で主に取り組んでいる内容は何ですか。
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A.
私の研究テーマは「動力伝達系における確率論的リスク評価の一般化」です。研究対象である原子力発電所は、一度制御性を失うと広範囲かつ甚大な被害をもたらす恐れがあります。このような事故を減らし、万が一、発生した際の被害を最小限にするために、制御を失う要因となるリスクを広範囲に予測し、その発生頻度ともたらされる影響を解析することで定量的に安全性を評価できる、確率論的リスク評価という手法が導入されています。この手法は将来的には、プラント分野やITシステム分野にまで広く応用が期待されているため,今後はより一般的に応用できる手法が求められています。そこで私の研究では原子力発電所が持つ制御棒を挿入する機構に着目し、内部にある2つの駆動部の管路長などの仕様が異なる場合に挿入時間がどのように変化するのかを評価し、それをもとに設計指針を立てる研究に取り組んでいます。具体的には機構とそこに加わる地震動の数理モデルを構築し、様々なパラメータを変化させることで挿入時間への影響を評価しました。これにより仕様の違いと挿入完了確率との関係を解明しました。このことから、設計時の検討条件がより幅広くなると考えています。 続きを読む
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Q.
そのテーマに取り組んだ理由を教えてください。
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A.
研究テーマを選んだ理由は、新しいことを学びたいと思ったからです。確率論的リスク評価はリスク工学という分野にあり、これを学ぶためには統計学の知識も必要です。そのため、機械系の学科での勉強とは違うものを自分で学ぶ必要があり、自分の能力を広げるチャンスだと感じました。また、リスク評価というテーマは社会的にとても重要なものだと感じたからです。確率論的リスク評価は、元々原子力分野における安全性評価のために用いられていました。原子力発電所は事故時の周囲に対する影響がとても大きいため、安全性を確保するためにはより明確な指標をもって行う必要があります。確率論的リスク評価はそれを実現するのにとても効果的な手法となっています。さらに、他分野への応用も利きやすいため、幅広い分野で活躍できると考えています。確率論的リスク評価の研究を進めることが社会に役立つことにつながると考えたため、現在の研究テーマに決めました。 続きを読む
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Q.
上記の中で、自分で工夫したことは何ですか。
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A.
私が研究する上で工夫したことは、時間のかかるシミュレーションをできるだけ短くできるようにコードの改善や新しいシミュレーション方法の導入をしたことです。研究初期では、シミュレーション時間が長く、研究の進みに支障が出るほどでした。そこで、プログラミングが得意な人に相談してコードの無駄を減らし、さらに並列計算を導入することでPCの性能を最大限に生かせるようにして時間短縮を行いました。これにより、もともと1つの条件で行うのに8時間かかっていたものを2時間以下にすることができました。この経験により、現状に妥協することなく向上し続けようという気概を身に着けられたと感じています。 続きを読む
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Q.
パナソニックのインターンシップで挑戦したいことを教えてください。
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A.
私は貴社のインターンシップを通して、現場の目線や考え方を学ぶことで、自身の成長に繋げ、新しい製品を生み出すことに挑戦したいです。学部時代はロケットを作るサークルに所属していたため、設計や解析にとても興味を持っています。しかし、学生の独学知識だけでは現場で対応しきれないと考えています。そのため、今回の実習を通して自分に必要なことを確認し、必要な知識や経験を吸収したいと思います。 続きを読む
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Q.
パナソニックのインターンシップに期待することを教えてください。
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A.
私は、より現場に近い経験をすることで、自身の成長に繋げられる機会を得られることを期待しています。大手メーカーの現場で必要な目線や技術を学生が触れられる機会はほとんどないのではないかと考えています。そういった現場で得られるものを少しでも学生の間に経験したいと考えています。また、実際に働く方々との交流を通して、貴社の雰囲気や現場の様子を聞くことができることも期待します。 続きを読む