【ホンダの未来を創る】【23卒】本田技研工業の夏インターン体験記（理系/【技術系】TECHNOLOGY SESSIONインターンシップ）No.28412（非公開/非公開）（2022/7/26公開）

自動車にもともと関心がありその中で日本の代表的な完成車メーカーである、トヨタ、ホンダ、日産の1つであるホンダの実際を見たかったため。また会社説明会にて、Honda＝人々の夢を創るメーカーであるという考えが他のメーカーにはなく非常にユーモアのある会社だと感じたため。また、二輪事業も手がけている影響で年間で関わるお客様は世界中で3,000万人ということを知り、幅広い分野で世界を股にかけているという箇所にも興味があった。

事前に会社説明会に参加することで、他の完成車メーカーとの違いを明確にした。マイナビなどでも予約すれば参加できますが、当日参加できなくても後日youtubeなどにもアップロードされますので、それを参考にした。

どれだけホンダのことを知っているかやホンダに対する情熱がないとESは通らないと思います。その理由の１つとしてESで4500文字程度書かなければならず、ホンダのことについて下調べしないと書けない量の文字数だと感じたため。また、ESを通過しても面接があるため、そこでもかなりホンダでないといけない理由を聞かれた。

EVにおける課題解決型グループワーク/生産効率に関するグループワーク

1日目：全体説明→それぞれの部署へ配属→グループワーク
2日目：先輩社員との座談会→オンライン会社見学→グループワーク
3日目：海外エンジニアとの座談会→プレゼン発表→フィードバック

・世界を取り巻く自動車の使用環境の違い
・グループワークにおいてアイデアの引き出し方、議論の仕方

将来のモビリティ社会に対してホンダが貢献できること

1日目にやったこと

全体説明会が午前中にあり、午後からそれぞれの希望部署へ配属された。そこで担当のエンジニアの方々と一緒になりその部署の魅力や今起こっている課題について教えていただいた。その日の最後にグループワークを1時間半ぐらい行った。

2日目にやったこと

午前は先輩社員との座談会にてホンダと他の自動車メーカーとの違いを教えていただく機会があった。午後からは3日目（最終日）に行われるプレゼンのためのグループワークを3時間程行った。

3日目にやったこと

海外に駐在しているエンジニアの方と中継を繋いでもらい、海外での仕事内容について詳しくお聞きした。2日目のグループワークをプレゼンで発表する機会があった。その後1人20分ほどのフィードバックが個別で行われてその後クロージングで終了。

部長クラスから一般社員まで幅広く参加してくださった

なし

社員との関わりは非常に多かった。3日間のオンラインであったが15、６人の社員と交流する機会があり、若手から部長クラスの方まで幅広く接する機会があった。またインターンシップの最終日では20分ほどのフィードバックをもらった。3日間の自分の様子を見て社員側からどう映ったのかを細かく聞くことができた。

最終日にプレゼン発表があり、それの資料作成に苦労した。プレゼンの内容は最終日に伝えられ、その日の午前中にしかスライドを作成する時間がないのがキツかった。平日は実験などで毎日パワーポイントを作成しているため慣れているが、普段からスライド作りに慣れていない方はかなり作成がしんどいと思う。

学生は自分合わせて4人いたが、機械系の学生で自動車に関わるような研究をしている学生が多かった。また、ホンダのことをよく知っており、レース好きな学生もいた。
主体性が高く活発にディスカッションができた。

自動車の電動化に向けた取り組みについて詳細に話を聞くことができたことがよかった。普段のCMやニュースでは聞くことのできない電動化の課題についての理解が深まり、参加しないと知り得なかったことを聞けたのはいい機会だった。世界で勝負しているホンダにとって、他の国々の生活事情なども考慮した上でアイデアを出す難しさを学ぶことができた。

電動化についての議論が多く、EVの普及のためにどんな充電システムを考えたら良いかなどは自分なりの意見を持って臨んだ方がいいと感じた。

オンラインであったため、実際に働いている自分を想像するまでには至らなかった。以前は対面で1、2週間のインターンシップを開催していたらしいので、それであれば想像できたかもしれない。しかし、このインターンシップを通じてホンダのことや自動車業界のことについて深く知ることができたのは確か。

ホンダ側からアプローチがあったため。インターンに参加しただけでは内定が出るかはわからないが、インターン後にホンダ側から何かしらのアプローチがあれば本選考に有利に働くと感じた。他にも詳細はわからないが、機械の学生をかなり欲しているらしいのと、電池の知識を有している化学系も欲しいと言っていたのでそのような学生なら有利になるかもしれない。

英語を社内の公用語にしていくと言っていたが、TOEICやその他英語試験において全く点数が取れていない社員が多かった印象に志望度がやや下がった。あとエンジニアの方がおっしゃっていたことであるが、まとまりが悪いと言っていた。一応、みんなが同じ方向を向いてやっているが、車について熱量を持った社員が多すぎるが故、自己主張が激しかったりうまく意見がまとまらないことが多いと聞いたため。

インターンシップ内で優秀だと判断された学生には、本選考において早期ルートがある。しかし、かなり狭い枠であるため体感ではインターン参加生の3割くらいしか呼ばれないのではと思う。これに呼ばれなければ本選考で有利になることはないと思う。

インターン前は自動車業界または電子部品業界を見ていた。将来モビリティに興味があったため、半導体や車載用電池に関わる仕事に就きたいと思っていた。
インターンシップ後もその軸は変わることがなかったが、ホンダではないといけない理由がなかった。トヨタの方が多くの車種を生産しているし、電動化においては日産の方が進んでいると思ったのが正直な意見。

自動車業界は日本の主要産業であるが故、誇りを持って働いている方が多く、自分もその業界に携わりたいと感じた。ホンダのエンジニアは相手の魅力を引き出すのが上手い印象をインターンシップの面接の際に受けたが、インターンでもその印象は変わらなかった。学生一人一人をしっかりと見てくれている会社だと感じた。最終日のフィードバックでもらった言葉や意見がその後の就活でかなり生きた。