- Q. 志望動機
-
A.
多くのひとから愛される製品に携わることです。幼いころからものづくりに強い興味があり、趣味でもあるカメラ設計に関心を持ちました。カメラを購入した際、きれいな写真が撮れる感動と共に表現することの難しさも知りました。個人での色の見え方、撮影時の感情や環境が写真に反映され、心に思い描いた記憶をそのまま写真にできる、そんな個性を持ったカメラを作りたいと考えます。エントリーモデルからプロフェッショナル機まで扱うため、様々な個性を持ったカメラ作りに携われると考えます。そのような製品を作ることで、手に取った時の感動を多くの人に知ってもらいたいです。貴社で働くことで、多くのひとから愛される製品に係ることが携わることができると考えました。現在は、新製品開発に携わることでたくさんの知識や経験を習得し、自ら提案することで引っ張っていく技術者になりたいと考えています。 続きを読む
キヤノン株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒キヤノン株式会社のレポート
公開日:2020年7月22日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
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- 内定入社
- 職種
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- 技術職
投稿者
選考フロー
企業研究
会社のホームページを主な情報源として企業研究を行った。海外での売上が多いことを魅力的に感じていたので、それについて面接で話せるようにした。具体的にはどの地域でどんなものがどれだけ売れているかなどを抑えた。また、特許取得数が非常に多いことなど、この企業の特色やアピールポイントを把握した。
私はマッチングでの選考を受けていたので、マッチング先の部署の事業内容やそれに絡む時事ニュースを調べた。
もっと調べておいた方が良かったことは、選考内容や提出物についてである。ES通過後に、自己紹介、研究内容、将来の夢についてのプレゼン資料を作る機会があった。事前に把握できていたらそれについてもう少し準備する時間が取れたと思った。
志望動機
私が貴社を志望する理由は、高い技術力を持つ安定した会社で自分の学んできたことを生かせる仕事がしたいと考えているためです。高い技術力を持つメーカーの中でも貴社を選んだ理由は2つあります。
1つ目は自社生産による技術の蓄積と、それによる特許を多数もっており、グローバルに事業展開している点です。自社生産による独自の製品とライセンスからの収益で経営の基盤が安定していますし、グローバル展開でも日本、アジア、オセアニア、北米、ヨーロッパとバランスが良いので1国の経済情勢に依存しないのも強みだと思っております。
2つ目はMM職があることから生産管理に力を入れており、自分の学んできたことが評価されると感じたからです。私は大学で生産管理やSCMについて学んできました。自社生産のメリットには製品完成までのスピード感、生産コストの削減、技術の蓄積などがありますが、その実現には徹底した生産の管理、革新が必要不可欠であると考えております。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
10年後の世界はどのようになっていると考えますか。それを踏まえ、キヤノンに入社してやりたいこと、実現したいことは何ですか?/学生時代に力を注いで挑戦したこと(していること)を教えてください。/学生時代を通じて学んだ専門分野の中で、あなたが得意な、または興味のあるテーマを教えてください
1.そのテーマの名称 2.テーマを選んだ理由 3.テーマを通じて得られた学びや気づきを踏まえて具体的に教えてください。/志望動機
ES対策で行ったこと
インターンシップに参加して感じたことを書いて、他の参加者よりも当社に寄せる関心が高いことをアピールした。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
苦手な場所だけ参考書を使って少し勉強した。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格診断
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事部2名/技術職1名
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
事前にプレゼンの資料を提出したが、それが良くできていると褒められた。特にキャリアプランについてよく考えられているといわれた。
面接の雰囲気
初めての面接で緊張していたが、アイスブレイクを5分程度取ってくれたのでリラックスした状態で受け答えができた。
1次面接で聞かれた質問と回答
10年後の世界はどのようになっていると考えますか。それを踏まえ、キヤノンに入社してやりたいこと、実現したいことは何ですか?
10年後の世界は人工知能が限りなく人間の能力に近づき、今ある仕事のほとんどが人工知能を搭載したロボットで代用可能になると私は考えます。そして、ここで重要なのが人工知能にできないことは何なのかということです。例えば、製品の設計についてですが図面パターンを読み取って、それと同じように描くだけであれば人工知能を持つ機械にとって簡単です。しかし、実際の設計の業務では、製品が満たすべき仕様やお客様の嗜好、技術者の意向など、さまざまなことを総合的に考えなければなりません。これは人工知能のディープラーニングが進化しても10年以内は相当難しいと考えられ、三菱総合研究所でAI開発部の理事長を務める小宮山宏氏も2016年に「AIが変える10年後の社会」にて同様のことを仰っています。
これを踏まえて、私がMM職として貴社に入社したら、お客様のニーズ、技術者の考え、などを総合的に取り入れそのうえで、貴社の技術力が最大限生かせるような製品を企画、生産管理する仕事がしたいと思っております。また、インターンシップに参加した際複合コピー機の事業について非常に興味を持ちましたので是非関わってみたいです。
興味を持った専門分野とその理由
私が学生時代を通じて学んだ専門分野の中で、最も興味を持ったのはSCM(Supply Chain Management)です。その理由は2つあります。
1つ目は、扱う問題のスケールが大きい点というです。SCMでは生産活動における調達、製造、物流、販売までの一連の流れ全体の最適化を行います。そのため、改善活動が与える効果が大きく、業績が落ち込んでいる企業を救えると考え魅力的だと感じました。
2つ目は、講義中に実在する企業の事例を多く扱っていた点です。貴社のセル生産方式の導入による仕掛品や部品在庫の削減も紹介されており、SCMは実践的で学び甲斐があると感じました。
そしてSCMについて勉強しているうちに近年日本では大規模な自然災害がサプライチェーン全体に深刻な被害をもたらしていることを知りました。このことからリスク軽減や被災からの回復を重視すべきと考えるようになりました。この考えからゼミでは自然災害などの外乱により生産活動が停止した場合の生産委託を用いた企業間交渉モデルの提案を試みております。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 50代の人事部と技術職1名ずつ
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
見栄を張らずに等身大の自分を表現できた点が評価されたと感じた。私が学部生ということもあり、専門的な知識よりも学生時代のサークルやバイトについて聞かれた。正直に答えたことで誠実さを伝えられたと感じた。
面接の雰囲気
アイスブレイクに時間はなかったが、面接官は和やかな雰囲気の方たちだったので素に近い自分で対応することができた。
最終面接で聞かれた質問と回答
卒論の内容とテーマを通じて得られた学びや気づきを踏まえて具体的に教えてください。
学生時代を通じて学んだ専門分野である「SCM」の中で、私が興味のあるテーマは、「サプライチェーンレジリエンス」です。このテーマはサプライチェーン内の製造企業が自然災害などの外乱を受けた状態から、速やかに生産能力を復旧させることを目的とするものです。私は大学でSCMを学んでおりその過程で、大規模災害がサプライチェーンに深刻な被害を与えていることを知りました。企業の生産活動における効率化やコスト削減と同様に、災害からのリスクマネジメントも重要だと考えるようになったためテーマを選びました。このことを踏まえて、現在卒業論文として、大規災害により製造企業の生産活動が停止した場合に、協力企業に生産の一部を委託することによって生産能力を速やかに回復する手法の提案を検討しております。そして、このテーマを通じて得られた学びや気づきは、「現状分析」と、それによる「問題点の把握」の大切さです。改善活動やリスクマネジメントを行う際、成功のカギになるのは現状の問題点にピンポイントでアプローチできるかにかかっていると考えています。貴社にMM職として入社できた際にも、現状の問題点を見定めて改善を行っていきたいです。
学生時代に力を入れたことは何ですか
私は学生時代に選手53人のフットサルサークルでレギュラーを獲得することに力を入れました。入った当初は、サッカー歴10年の自分ならレギュラー入りは当然かと思い、気持ち半分でサークルに取り組んでいました。しかしフットサルの戦術やポジショニングが難しく、また授業との兼ね合いで練習時間が短かったため2年生の間ずっと2軍のままでした。負けず嫌いの私は、サークル活動ができる残りの半年間は何としてもレギュラーになりたいと感じ、体幹と瞬発力を鍛える筋トレメニューを考え、毎日行いました。また、チーム練習では対人戦の練習や試合でのポジショニングなどの実戦的内容を心掛けました。その結果3年生の7月に念願のレギュラーを勝ち取ることができ、さらにチームも一つ上のリーグに昇格することがました。私はこの経験から目標に向かって努力を続ける精神力と、達成するために工夫する力が付いたと感じています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内々定の電話で、現在選考途中の企業などについて聞かれたが、特に制限されたりはしなかった。2週間後あたりにもう一度電話にて他企業の選考状況を報告してほしいといわれた。
内定に必要なことは何だと思うか
インターンシップに参加した方が良いと思う。理由は実際に企業を見れるし、社員と話すことができるからである。さらに選考でもインターンに参加したことをアピールすることで他の人よりも志望度が高くみられると思う。
ESに関しては1次募集の時点で必ず出した方が良いと思う。2次以降は極端に選考難易度が難しくなり、通過している人をあまり見たことがない。
面接では第一志望であり、絶対にこの企業に入りたいことを全面にアピールすべきだと思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
取り組む時期の違いが一番大きいと思う。早い人は夏のインターンに参加しており、もうその時点で内定をもらっていることも多い。1月には就活を始めて、冬のインターンに参加した方が良い。3月まで何もしていないと内定がもらえなかったり、もらえても志望度が低いところになる確率が高いと感じた。
内定したからこそ分かる選考の注意点
身だしなみと大きな声でハキハキと話すことが大事だと思った。私は声が小さい方だったので就活エージェントなどを利用して練習した。受け答えの暗記はする必要がなくて、就活の軸があれば対応できると思うので、面接官の印象に残る、好印象を与えることの方が重要だと感じた。
内定後、社員や人事からのフォロー
就活の状況などを聞かれた。本来なら春に内定者だけの集めりがあるようだが、今年はコロナの影響でなくなった。
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キヤノンの 会社情報
会社名 | キヤノン株式会社 |
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フリガナ | キヤノン |
設立日 | 1937年8月 |
資本金 | 1747億6200万円 |
従業員数 | 174,291人 |
売上高 | 4兆1809億7200万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 御手洗冨士夫 |
本社所在地 | 〒146-0092 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 |
平均年齢 | 44.1歳 |
平均給与 | 832万円 |
電話番号 | 03-3758-2111 |
URL | https://canon.jp/ |
採用URL | https://global.canon/ja/employ/new/ |