21卒 本選考ES
技術職
21卒 | 筑波大学大学院 | 男性
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Q.
研究もしくは卒論(修論)のテーマと概要
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A.
私の研究テーマは、バイオ燃料電池である。バイオ燃料電池は酵素を電極触媒として用い、正極で酸素、負極で糖やアルコールを燃料とする。燃料が自然由来のため持続可能で、酵素は常温、常圧、中性pH付近で活性を示すため生体親和性が高い。したがって安全性の求められるウェアラブルデバイスなどへの応用が期待される。現在、出力は正極によって決まっており、正極の高性能化が急務である。正極に多く用いられているビリルビンオキシダーゼ(BOD)は、活性中心が酵素表面近くに存在するため、電極と直接反応する直接電子移動(DET)型反応が可能である。DET型反応は電極構造がシンプルであり、電位のロスが少ない。正極の出力向上を目指し、BODの吸着量を増加させるため電極に高比表面積を有する○○を用いた。○○は容易に制御できるため、○○による出力の変化を比較した。さらに、○○することによるDET型反応の促進を目指した。BODを○○することで、BODの配向性によらず活性中心を電極に向けることができる。また、○○することで、基質の拡散を妨げずに電極表面積を増やし、さらなるBOD吸着量の増加が期待できる。作製した電極において○○の有無をサイクリックボルタンメトリーで比較すると、電流密度が約8倍向上している。また、○○しなかった電極の結果では、酸素還元電流が流れなかった。これにより、○○はBODの反応を促進したといえる。 続きを読む
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Q.
【東芝で実現したい夢】仕事をする上での夢や目標、「東芝」という自己実現の場を通して、自らが社会で実現したいビジョンを教えてください。
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A.
私は知的財産の立場で次世代のエネルギー開発に携わりたい。環境問題や地下資源不足、原子力発電の安全性といった観点で、次世代のエネルギーへの需要は非常に高いが、未だ従来のエネルギーに頼っている。そのような状況を変えるためには、技術によるイノベーションが必要である。貴社は再生可能エネルギーなどの発電だけでなく、水素や蓄電池といったエネルギーを最大限利用する技術を開発している。これらは安定で持続可能なエネルギー供給の根幹を担う技術である。このような新技術を普及させるためには事業の経済性が重要であり、その役割を担う知的財産を活用することにより次世代エネルギーの開発に貢献したい。 続きを読む
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Q.
㈱東芝へのエントリーを希望する理由(志望動機)をご記入ください。
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A.
私は次世代エネルギーの開発に携わりたいため貴社を志望した。再生可能エネルギーだけでなく、それを支える水素や蓄電池の開発を行っている貴社であれば、次世代エネルギーに大きく貢献できると考えた。貴社の事業の中でも、福島水素エネルギー研究フィールドはエネルギーだけでなく地域活性化の観点でも非常に重要である。再生可能エネルギーの有効活用とともに、雇用を生み出すことで復興に貢献できる。 続きを読む