17卒 本選考ES
システムエンジニア
17卒 | 岡山大学 | 女性
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Q.
あなたが日常利用しているITを活用したサービスの中で、 もっとも役に立っていると感じるものを、具体的な理由と共に、一つ挙げてください。 また、そのサービスを更に役立つものにするための工夫を考えて、示してください。 なお、その工夫はどのようにすれば実現可能であるかにも言及してください。 800~1000字まで
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A.
私がもっとも役に立っていると感じるものは、電子マネーです。利便性と社会への浸透率からこのように考えます。 利便性の面は具体的にいうと、 1、スピーディーに支払いができる。 2、ポイントがたまる、 ということが挙げられます。 1、において、電子マネーの使用により財布からお金を数えて取り出すことや、お釣りのやり取りを省くことができます。このため、レジでかかる時間を多幅に削減できます。また、交通系の電子マネーでは切符を買い、改札を通す必要がないため、改札の混雑解消につながります。 次に2、について、電子マネーは、利用した金額に応じてポイントが付くものがあります。そして、貯まったポイントは買い物時の支払いに使用可能であるため、現金で購入した場合に比べ得する場合が多くあります。 さらに電子マネーにはこの便利さに加えて、社会に浸透しているという現状があります。いかに便利なものであっても使用方法が困難であっては、役に立っているとは言えません。電子マネーの使用方法は、プリペイド型では事前にチャージ機でお金をチャージし、ポストペイ型は利用後に清算する仕組みとなっています。そして、会計時にかざすことで支払いが完了します。 この手軽な使用方法から利用者は増加しており、総務省の調査でも、電子マネーでの支払いは2008年には決済金額7,581億円だったのが、2014年には、決済金額4兆140億円と、利用者数が拡大していることがわかります。 このように、確実に社会に浸透しています。では、さらに役に立つものにするためにはどうすればいいでしょうか。私は、残高が目に見えればより役立つと考えます。現在では、多くの人が様々な種類の電子マネーを保有しています。そのためすべての残高を把握することは困難です。この結果、スムーズに改札を通過するための電子マネーが、残高不足により混雑を招くこともあります。 現状では、カードの発行元のホームページ、チャージ機、スマートフォンの残高確認アプリ、専用の読み取り機などで残高の確認を行うことができます。しかし、どれも少し手間がかかります。そこで、カード自体に残高を表示するという工夫を考えました。技術的な面では、一ミリ程度の厚さのディスプレイはすでに開発されているので、そこに残高を表示するシステムを開発すれば実現は可能だと考えます。残高が一目でわかることで、電子マネーはより役立つものになると考えました。 続きを読む