【20卒】三菱電機の冬インターン体験記（理系/技術職）No.4587（京都大学大学院/男性）（2019/4/4公開）

もともと、先輩が働いているという点や業績が安定しているイメージがあるという点から三菱電機は自分の中でかなり志望度の高い企業だった。しかし、直前にブラック企業大賞を受賞してしまったため、実際に企業の内部の様子をしっかり見てから志望するべきだと強く思い、応募した。

技術系のインターンシップだったこともあり、自分の研究内容を簡潔にわかりやすく伝えるための練習を行った。専門用語をなるべく平易な言葉に置き換えるということはとくに強く意識した。

エントリーシート → WEBテスト → 最終面接

正直まったく手ごたえがなく、何を評価してもらったのかわからない。
深堀も特にされた印象は無く、評価ポイントは不明。

研究でやりがいを感じる瞬間はいつ

やりがいを感じる瞬間は大きく分けて２つある。
１つ目は、試行錯誤の末に興味深い結果が得られたときである。その結果に対する議論を通して、自分の知見が広がることに面白さを感じる。
2つ目は学会の場で研究の発表を行うときに、自分の研究内容を認めていただいたときである。特に、自分の研究分野の大家に成果を誉めいただいた経験は、研究に対する強いモチベーションとなっている。

募集要項の求められるスキルをみてどう思ったか。

正直、技術系の応募をする人で「パワーポイントが使える、エクセルが使える」という技術を持っているのは当たり前だと思うので、書く必要がないと思った。
加えて、専門性の強すぎるスキルを明記されると、応募する側としてはしり込みしてしまって、応募しづらくなってしまうので、「～に強く興味を持つ人」や「～の基本的な知識を持っている人」という書き方をしてもらえるとありがたい。

研究開発業務の体験

1週目にやったこと

最初の数日は本や論文、資料をいただき前提知識の学習を行った。その後、トレーナーの方に教わりながら簡単な研究を進めていった。また、何度か部署の方々とミーティングを行い、研究の方向性について話し合いを行った。

2週目にやったこと

すこし時間に余裕があったので、新規の研究を少しだけ行った。最後の数日間は研究成果をスライドにまとめ、発表練習を行った。トレーナーの方からのフィードバックを参考にしながら、よりよい発表を作り上げていった。

新人から部長、GRまで幅広い立場の方が発表を聞いていた。

なし

二週間という短期間の中で、専門分野と異なる分野の研究に、独自性を持たせつつ成果を出すことができた点を誉められた。
時間制約はあるものの、細かい点の理解はまだ頑張る余地はあったと思うと言われた。

自分の専門分野と違う知識を要求されたので、それに対して順応してくのが一番大変だった。日数が限られているため、短期間で様々な専門知識を吸収する必要があり、効率的に学習する必要があった。加え、学習に使用する文献は約半分が英語で書かれており、ある程度の英語力を求められた点も苦労した。