【22卒】トヨタ自動車の冬インターン体験記（理系/技術系総合職）No.14566（立命館大学大学院/男性）（2021/5/12公開）

セミナー形式であった為直接的な交流はなかった。質問コーナーでは非常に細かな質問などをしている学生もおり、参考になった。

トヨタ自動車が生産現場において非常に細かくこだわっていることを学ぶことが出来た。大企業ほどそういったこだわりが疎かになる印象だが、トヨタ自動車は塗装工程やねじ、工具の配置など考えられる改善は全て行っている印象を受け、これが世界一の販売台数で信頼されている所以であると感じた。

モノづくりセミナーという名前であるが、実際はトヨタ生産方式についてのセミナーであるので、事前にトヨタ生産方式を予習しておけばよかったと思った。

生産技術部門は希望する職種ではない為働く姿が想像できなかった。しかし、他部門であっても企業としての力の入れようはとても強く感じたため、今後の希望する部署のインターンシップでも社会に貢献する為のこだわりなどを知ることが出来るのではないかと期待した。

トヨタ自動車では相手の意見を尊敬しながら聞くといった文化がありそういった部分で自分との共通性を感じた。その姿勢で相手の意見を聞き、自分の考えとすり合わせを行う部分はとても合理的であると感じ、自分もそういった意識を研究やアルバイトなど日常で活かすことで、マッチングするのではないかと考えた。

トヨタ自動車は日本を代表する大企業であるが、車において重要である安全を常に考え、不良品を出さないよう努力しており、そんな姿勢が好印象であったため。自分もこの企業で働いた場合、日本や世界の人々の移動に役立ち、とても大きなやりがいを得られると考えた。

本インターンシップはセミナー方式で企業理解に重きを置いており、インターンに参加する事で優遇などもなかった為。しかし、このインターンシップの書類選考で何回も落ちる場合、本選考でも不利なのではないかと考える。

インターンシップ参加後の社員や人事のフォローはなかった。またワークもなかった為フィードバックなどもなかった。

完成車メーカーに興味があったため業界最大手のトヨタ自動車を応募した。CASEによる自動車の大変革が予想され、ハイブリッドには強いがEVに弱い日本企業には少し不安があり、トヨタ自動車であれば生き残るのではないかと考えたのも理由である。実際にインターンシップを受けてみてトヨタ自動車の規模や取組を知り、CASEによる変革にも生き残ることが出来るのではないかと考えた。

業界最大手の巨大企業ということで、車に対する細かいこだわりとかはなく利益のみにこだわっているのではないかというのが正直な気持ちであった。しかし実際にインターンシップを受けてみて、ねじや工具の配置、塗装工程の順番など非常に細かい部分もこだわり、事故を起こさない安全な車づくりを行っており、印象が180度変わった。