【専門用語不使用で効果的なプレゼン】【23卒】積水化学工業のビジネスキャリアコースの2次面接詳細 体験記No.21293（大阪市立大学大学院/男性）（2022/3/15公開）

時間になったら接続

プラズマを専門としていない人に話すので専門用語などは極力使わない様に心がけた。スライドを投影しながらの発表になるがマウスポインターを効果的に使いノートを読んでいるだでの印象を与えないように努力した。逆質問の時間が長いのは事前に知っていたので多く用意した。

明るくも堅くもない雰囲気だった。たまたま技術系社員の両方が大学(片方が学部も同じ)のOBだったのでその話でアイスブレイクした。内容としては技術面接だった。

なし

なし

プログラミングを使おうと思った理由は何ですか。

私は以前この測定と同様の測定を行った経験があります。その際、今回の測定の1０分の1以下のデータ量で一週間以上解析に時間がかかりました。この経験から、今回の実験を行うにあたって同様の手法では膨大な時間がかかることが予測されました。そこで私はこれまで独学で学んで来たプログラミングが活かせると考えました。その結果処理時間を20分に短縮することに成功しました。
以下深掘り
→プログラミングを使う上で難しかったことは何ですか。
プログラミングにおいて苦労したことは書いたプログラムを他人に説明する事です。私の研究室ではこれまでほとんど全ての計算をエクセルで行ってきました。そのため、プログラムを書く人間が私だけでした。このような背景から、プログラムの読みやすさなどは気にせず書いていました。しかし、同じグループの人のデータを解析する際にプログラムの説明を求められました。このとき、すぐには答えられませんでした。これは結果の信頼性に大きく影響すると私は考えました。この事から現在では可能な限り読みやすく、わかりやすいコードを書くことを心がけています。

研究の新規性は何処ですか？

この研究の学術的な新規性は皮膚への影響に注目した点です。現在プラズマ医療、特にプラズマがん治療の分野においてはがん細胞への影響の調査が盛んに行われています。そのため、がん細胞へのプラズマの直接照射が主流となっています。しかし、実際に医療として応用する為にはプラズマは必ず皮膚と接触します。そのため皮膚への影響は必ず問題になると考え、本研究ではプラズマの皮膚への影響に注目しました。たとえば、仮にプラズマ照射によって火傷が生じるとすると、それは皮膚に跡として残り患者様の身体的、精神的負担に繋がると考えたからです。これは医療応用において障害になります。結果としては火傷でないことがわかりましたので医療応用に一歩近づいたと考えています。

他社に内定が決まったため。