18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 筑波大学大学院 | 男性
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Q.
貴方の研究/専攻内容について、詳しく教えてください。(選んだ動機も含めて)
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A.
新規強磁性体材料の理論計算・薄膜結晶成長・物性評価をおこなっています。私が研究している材料は物性に未開な点が多く、詳細な理解が求められていました。そこで理論計算や試料の作製、評価までを一貫しておこなうことで明らかにすることを目的として研究しています。私は、テレビやパソコンなどの身近な製品がうごく原理に不思議を感じるとともに面白さを感じ、高専・大学では電子デバイス、物性、回路、プログラミングなどエレクトロニクスを幅広く学んできました。大学の研究では、ミクロな視点で物質を制御したいと思い、現在のテーマを選びました。研究活動では、物理の原理原則に基づき「なぜうまくいかないのか」・「どうしたらうまくいくか」を考え、先輩や指導教官の助言も受けながら、課題を解決していきました。その結果、現在まで2本の筆頭論文と、5件の学会発表に帰結しています。 続きを読む
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Q.
これまでの人生で「誇れること」「失敗したこと」の2つを教えてください。
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A.
自分で考案した研究テーマで学会発表を成し遂げたことが誇れることです。私は修士1年の秋に、「新しいことをやりたい」と思い、自らテーマを立案しました。研究を始めた頃は予想外のことが多く起きましたが、先輩や指導教官に助言を求めることで問題を解決しました。その結果、先日の学会発表では多くの方に「おもしろいね!」と言っていただきました。しかし同時に、その過程で失敗も経験しました。それは、自分の実験を優先したい気持ちのあまり、他のメンバーの実験を焦らせ、協調性を乱してしまったことです。私のグループでは一つの装置を交代で使用しており、互いに融通をきかせる必要があります。私はこの原因が、実験の計画性を欠いたことと、お互いの実験状況の確認不足にあると考えました。そこで自分の実験には優先順位をつけ、メンバーと実験状況を把握する機会を増やしました。その結果、現在ではお互いにストレスなく装置を使えています。 続きを読む