【22卒】豊田自動織機の冬インターン体験記（文系/総合職）No.14821（東京外国語大学/男性）（2021/5/20公開）

グループワークでしっかりほかの学生ともかかわる必要があった。一部強引に議論を進めたい人もいて、こういう人もいるんだな、と実感した。

もとは織機であり、自動車部品自体も大切な事業の１つではあるが、会社の屋台骨はマテハンであり、買収の件からも見て取れるように今後伸ばしたいのだろうというところが確認できたのがよかった。また、トヨタ源流らしく、自働化や現地現物などの言葉を好んで使うところも確認できてよかった。

別に大きな準備は必要なく、指示された事前課題をこなしておけばついていける。不安であれば、買収した海外マテハン企業の特色や、ほかのプレスを確認しておけばよい。

働く環境において、子供の育てやすさやプライベートとのバランスがずば抜けているのは説明を聞いていて実感したところではある。一方、刈谷市での暮らしというのが県外出身者からすると今いちピンとこないところがあり、将来家庭をもって骨を埋めるところまで想像しきれなかった。

毎年選考フローとして、インターンシップに参加していてある程度の学歴がある人にはリクルーターが付く制度になることは知っていたので、選考でやや有利であることが予見されていたから。また、参加学生も完成メーカーの時ほどのレベルの高さを感じることはなく、厳しさはあまり感じなかったから。

先述の通り、刈谷市での暮らしというのが県外出身者からすると今いちピンとこないところがあり、将来家庭をもって骨を埋めるところまで想像しきれなかったところが大きい。参加後に愛知県出身者に話を聞いてみたりもしたが、やはり愛知県民にとっての優良企業といった印象がぬぐえなかった。

フォローアップイベントやシークレットイベントのようなものはないが、年明けくらいからリクルーターがつき、OB面談という形で選考が始まる。話をいろいろ聞けるので、当然のように有利になる。

フォローアップイベントやシークレットイベントのようなものはないが、リクルーターがつき、OB面談という形で選考が始まる。

参加前は、先述の通り、完成メーカーの滑り止めとして部品メーカーを受けるつもりでおり、ほかにも石油開発業界やプラントエンジニアリング業界、素材メーカーなどを見ていた。時にそこに大きな変化もなく、部品メーカーが滑り止めであることも変わらなかった。ただ、織機のように部品以外にも事業を伸ばしているほうが飽きたときに社内転職できるので、部品メーカーの中での志望度が上がった。

もともとおっとりした物腰の柔らかい社員の方が多い印象を説明会を通して感じていたが、そこに大きな間違いはなかったように感じた。織機事業の人のみ体育会系の割合が多いイメージ。やはり落ち着いた人が多い環境が向いていることを再認識し、インターンシップ参加後は似たような落ち着いた雰囲気をまとっている企業に対して興味が強くなった。