【22卒】日産自動車の夏インターン体験記（文系/総合職）No.14823（東京外国語大学/男性）（2021/5/20公開）

かねてより国際性の高さや海外駐在のチャンス、自分の趣味などから、自動車完成メーカーに強い興味を抱いていた。外資チックだという噂があったり、昨今のごたごたの中で中の人はどう働いているのだろうかという興味もあり、日産に応募した。

ひたすらリーダーシップを連呼するタイプの企業であることは事前に知っていたことだったので、エントリーシートでリーダーっぽさが出るように工夫した。

とにかく自分なりのリーダーシップを提示せよというのが選考の唯一の基準であると思う。

エントリーシート → WEBテスト → 最終面接

志望理由/誰にも負けない強み/貴方の考えるリーダーシップ

Webで入力

採用サイトのマイページから提出

リーダーシップが一番大切なことは知っていたのでそこを強調して書いた。

毎年設問はほとんど同じなので、ワンキャリアや就活会議で過去の通過者のエントリーシートの見様見真似で書いた。

なし

特に何も対策せずに突っ込んだ。結果普通の玉手箱だったので問題なかった。

玉手箱：言語、非言語、性格

通常通りの玉手箱、それぞれ30分程度だった。

なし

指定されたリンクに入室、終了後退出。

リラックスした雰囲気を出してくれる、中堅のおじさん社員といった感じだった。普段通りで大丈夫ですよといった声かけもしてくれる。終始穏やか。

それぞれ事前課題でパワーポイントでの発表をして、すこし深堀をしたあとに、グループディスカッションを15分くらいやらされる。そこで、直前に発表した自分なりのリーダーシップが体現できているのかを試されている。発表通りのキャラを演じ切ることに注意した。

あなたにとってリーダーシップとはなにか。スライドを使いながら、どういう経験をしてそこからどういう学びを得たか説明してください

私にとってリーダーシップとは、平等に意見を言い合える土壌を形成する力だと思っています。その例として、ある企業での翻訳改善があります。当時、翻訳で2点問題があり、そのうち1点が日本語の書き方が人によってまちまちだという点でした。その際、皆で意見を言い合う場を作ったのですが、一番立場の下だった自分が責任を取るので何でも言ってくださいといった形で発言しやすい環境を作ったことでうまく意見が出てまとまることができました。以上のように平等に意見を言い合える土壌を形成する力が物事を前に進めるうえで大切だと思っています。

今のエピソード以外にほかの人と対立したことはないか

あるインターンシップでクライアントの方と対立したことがありました。その会社のマーケティングを委託されていたのですが、結果報告の際にロジックはいいがパッションが伝わらないといわれてしまい、反省しました。そこで、もういちどヒアリングをお願いして、その方がビジネスを始めた背景や今抱えている業界の課題などを共有していただく時間を作りました。結果、やり直しの報告ではよくなったねとの評価を頂けました。

なし

なし

自動車ビジネス講義

企業説明・会社説明→軽いディスカッションをしたり、役員の方が登壇してその人のキャリアを語る→質問タイム→解散

役員の方の人生

自動車ビジネス講義

1日目にやったこと

はじめに企業説明・会社説明があり、そのあとに評価されるタイプではない軽いディスカッションの時間が何度かあったり、現役の役員の方が登壇してその人のキャリアを語る（日産生え抜きの人ではない）といった講義がある。最後に質問タイムがあって解散

なし

ひたすらリーダーシップにはいろんな種類があるといった話や、役員の人の話など、抽象的なものが多かったので、社員の方とガッツリ業務について話すということはなかった。ただ、役員の人のキャリアは偶然の積み重ねというのが印象的だった。

単純に一日中画面を見続けなければいけないタイプのプログラムだったので、肉体的な疲労として目が非常に疲れるものになっていた。また、リーダーシップの話など、あまり興味がなくても人事の目があるので適当には聞いていられないというむずかしさもあった。