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- A.
株式会社小松製作所の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒株式会社小松製作所のレポート
公開日:2018年9月11日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 技術系総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
他の建設機械メーカー(日立建機、コベルコ建機、クボタなど)と比較することで、コマツの特徴とは何かを把握した。その上で、自分がどのような立ち位置から社会に携わりたいのかを明確にして、それがコマツとマッチしていることをアピールできるように、志望理由を練り上げた。また、志望理由の補強材料として、工場見学などは積極的に参加した。
しかしながら、自由選考ではなく推薦選考で受け、一次面接→最終面接というルートではなく、マッチング面談→最終面接というルートだったためか、面接ではコマツの志望理由はあまり聞かれず、研究やサークル活動に関する質問が殆どを占めた。唯一面接で役に立った業界研究は、IoT及びインダストリー4.0に関する勉強だった。
コマツは建機のIT化を積極的に推し進めていることから、面接ではAIやIoT、インダストリー4.0に関する質問が何個か出た。事前にIoTやインダストリー4.0についての書籍を何冊か読み、IT技術、製造業の将来についての自分の確固たるイメージ像や知識を付けていたことが面接で評価されたように思う。
志望動機
私の会社選びの軸は2つあります。1つ目は、工学の理念に則り、最先端を求め、科学の知見を社会に還元できることです。国の発展の最前線に立ち、過酷な環境下でも安定して稼働する建設機械は、工学の具現の最たるものの1つです。加えて、流行り廃れがある消費者向けの製品と異なり、性能や実用性を第一として考えられる製品でもあり、私は強い魅力を感じています。2つ目は、日本だけでなく、世界中に活躍の場を持てることです。グローバル化が進む中、日本とは異なる文化・環境の国で活躍して広い視野を得ることで、人も企業も大幅な成長を遂げられると考えているためです。貴社は建設機械メーカーでは唯一全てのサイズ・種類の建設機械をラインナップしているうえに早くよりIT化を推進していること、世界シェア2位であることから、会社選びの軸に一致していると考え、志望しました。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2018年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
修士論文の概要/研究テーマを選択した理由/趣味・特技/第一志望職種/第二志望職種/第一志望職種の志望理由/会社選びの軸・基準/学生時代に目標を持って取り組んだこと/その目標に取り組んだ理由/目標達成のために取り組んだこと/
ES対策で行ったこと
企業・業界研究を踏まえて自分の経験・価値観がコマツにマッチしているということをアピールできる内容にした。また、既に就活を終えている上級生複数人にESを添削してもらった。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
SPIの参考書を1冊だけ決め、それを何回も反復して解いた。
WEBテストの内容・科目
性格・能力・構造把握・英語
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 技術系部長クラス/人事系部長クラス
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接の直前に行われた説明会の内容、ESの内容との整合性の高さ、一貫した価値観に従った志望理由を述べることが出来た点が評価されたと感じる。
面接の雰囲気
マッチング面談ということもあり、かなり和やかな雰囲気。あまり面接という雰囲気はなく、こちらの価値観を聞いてくるような質問が多かった。
1次面接で聞かれた質問と回答
コマツでどのようなスタイルで働いていきたいか
「最初は1つの分野のスペシャリストとして成長し、次にその分野をコアに持った技術者として広い視野を持てるようにしたい。そして、自分にしかできない仕事があるような人材になったうえで、その仕事をマニュアルや技術資料、教育制度の整備で誰にでもできるようにしていきたい」と答えた。コマツの説明会で「1つの軸を持った技術者」を欲していると感じた一方で、サークルの組織改善に奔走したエピソードをESに書いたため、コマツの求める技術者に沿った成長を望みつつも、自分の強みを活かした方向へと最終的に進むことを希望することで、自分の個性と筋の通った意思を強くアピールした。面接官反応を見るに、高い評価を得られていると感じた。
ディーゼル部門は第二志望とのことだが、抵抗はないか
自分はコア技術を通して、幅広く建設機械に携わるを強く望んでいる。第一志望部門の騒音対策部門は、機械と人間のストレスのない共存という観点から欠かすことができず、幅広く建設機械に携われるという点に強い魅力を感じた。一方で、建設機械には全てエンジンが搭載されていることから、エンジン部門ではまた違った方向から幅広く建設機械に携われると考えている。加えて、建設機械だけではなく、鉄道車両向けエンジンの開発も行っているため、第一志望以上に幅広い世界に携わることが可能である。そのため、エントリーシートを提出する時には志望順位をつけるのにかなり悩んだ。志望順位はあくまでも暫定的な物であるので、志望順位の違いに対する抵抗感は一切ない。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生3 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 技術系部長クラス
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
技術に対する理解度や知識、一貫した価値観があるかどうかを評価されたと感じる。また、未確定の未来に対する質問もあったことから、現状からどのように未来を推測するのかという論理的思考力も評価の対象だと感じた。
面接の雰囲気
やや緊張感があった。部門への志望理由や、どういった技術に携わりたいのか、IoT技術に関する知識の有無などを聞いてきた
最終面接で聞かれた質問と回答
ICT施工はコマツの専売ではなく、他社もやっているが、なぜコマツのICT技術に魅力を感じたのか
コマツは2001年からIoT導入を開始し、ICTブルドーザは2013年から生産しているが、日立建機は2017年導入、コベルコ建機は2016年導入と、他社はコマツよりも導入時期が遅い。IoTはインダストリー4.0の中核をなす技術だが、IT技術というものは進化が極めて速い。グローバル化も相まって、その進化速度は日進月歩と言える。15年前からIoT導入を進めているその先見性の高さは、インダストリー4.0実現に向かう今後の世界を生き抜き、イノベーションを起こす企業に欠かせない要素だと考えている。
と答えた。他社のIT化の時期と比較したうえで、IT技術は年単位で進歩していくことを挙げ、他社に先駆けてIT化を進めるコマツに魅力を感じる理由に説得力を持たせた。
技術的特異点を迎えた後の技術者はAIとどのように向き合い,どのように仕事を進めていくべきか
将棋や囲碁ではAIが出した一手について、「なぜその一手が強いのかは分かるが、どのようにしてその一手にたどり着いたかは理解できない」という状況になっていると聞く。なので、製造業の現場に於いても同じような状況になるだろう。すなわち、技術的特異点をむかえたあとは、AIが人間の知能を上回ることになるため、AIの思考回路を理解することは基本的にできないと考えられる。そのような状況で技術者がするべきことは、AIへの入力である設計の制約条件や要求性能などの決定、AIが出力した結果の検討・実験・検証・解析・修正などではないかと答えた。未来の状況についての質問なので、AIが台頭している囲碁・将棋の例を出すことで推測に説得力を持たせ、AIが手を出せる範囲と手を出せない範囲を仮定することで一定の結論を出した。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
推薦であるため、内定後は全企業の選考を辞退する事が前提だった。ただし、推薦書提出までは他社の結果を待ってもらい、推薦書提出期限を延期してもらえた。
内定に必要なことは何だと思うか
学内説明会などでリクルーターに積極的に接触した方がよい。工場見学の後などにリクルータ-面談が実施されることがあるため、非常に有利になる。
面接では志望理由よりも自分の価値観について深く問われる為、ESの内容(学生時代のエピソード、研究内容、志望理由、その他アピールポイント)について、「なぜそう考えたのか」を常に考え、かなり深い所に質問が来ても対応できるようにする必要がある。また、IT化を推し進めたメーカーであるため、インダストリー4.0やAIに関する本をいくつか読むと良い。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
推薦選考の場合は最終面接はほぼ形だけのもので、マッチング面談でほぼ全てが決まると感じた。コマツは1本の軸となる専門分野を持った技術者を求めるように感じるので、自分がそのような技術者になることを望むことを説得力を持ってアピールできると良いと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
平塚の研究所はマッチング面談の際に大学での研究テーマと志望職種のマッチングが最重要視される。そのため、自分の研究から遠い内容の職種を志望するとかなり厳しい。それ以外の部門はあまり大学の研究とのマッチングは重視されず、人物面が評価の対象となる。
推薦選考ではなく、自由選考の場合は選考開始が遅いので注意。
内定後、社員や人事からのフォロー
特にない。内定後はマイページが内定者ページに変更になることが案内された程度.
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 福利厚生・手当・働きやすさ
入社を迷った企業
株式会社豊田自動織機
迷った会社と比較して株式会社小松製作所に入社を決めた理由
入社は一切迷っていない。
豊田自動織機は東京から遠い名古屋勤務となること、人事が学生に対してタメ口で話してきて印象が悪かったこと、有給休暇の連続取得が3日(土日と合わせて5連休)に制限されている点(コマツは連続取得に特に制限無し)という理由から、労働環境の良さではコマツがダントツだった。
ただし、コマツは第二志望であり、第一志望は他の企業だった。第一志望企業もコマツと労働環境の良さは互角だが、東京勤務ができるため第一志望だった。コマツは関東の勤務地が平塚・日立・小山のいずれかであり、東京からやや離れているために第二志望となった。第一志望は最終面接で落ちたので、必然的にコマツへの入社となった。
企業選びの軸は一貫して労働環境の良さと勤務地。
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A.
2つあります。1つ目は軸に合致したためです。 軸は3つあり、1つ目は「モノづくりを通して未来を創ること」です。これは、就活を通して惹かれる企業さんの共通点であったためです。また、私自身グローバルに働きたいというか、世界に届けたいと思っているので、積極的に海外展開している御社において、より豊かな社会・未来を創っていきたいです。2つ目は「成長性」です。企業としても、個人としても成長していける環境を重視しています。貴社は少数精鋭で若手のうちから挑戦し、やりたいことを実現できる風土があると伺いました。また、世の中のトレンドというか流れとして、SDGsなど環境への配慮・今後も進むであろうICTがあると思うけれど、省エネ大賞などいろいろな賞をとったり、ICT建機に注力している、そういう世界に先駆けた技術で今後も成長していけるのではないかと、思い、私も一緒に成長していきたいと思いました。3つ目は「人」です。 常に誰かを目標に追いかけてきた人生なので、目標となる先輩や互いに切磋琢磨し合える同僚など、一緒に働く人を重視しています。 2点目としては、やりたい仕事ができるためです。資材調達や生産管理を志望しています。 続きを読む
小松製作所の 会社情報
会社名 | 株式会社小松製作所 |
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フリガナ | コマツセイサクショ |
設立日 | 1921年5月 |
資本金 | 721億1800万円 |
従業員数 | 65,738人 |
売上高 | 3兆8651億2200万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 小川啓之 |
本社所在地 | 〒105-0022 東京都港区海岸1丁目2番20号 |
平均年齢 | 41.2歳 |
平均給与 | 830万円 |
電話番号 | 03-6849-9703 |
URL | https://www.komatsu.jp/ja |