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第一三共株式会社 報酬UP

【情熱と論理、未来への挑戦】【19卒】第一三共の臨床開発職の本選考体験記 No.5366(名古屋市立大学/男性)(2018/9/7公開)

第一三共株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2019卒第一三共株式会社のレポート

公開日:2018年9月7日

選考概要

年度
  • 2019年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 臨床開発職

投稿者

選考フロー

企業研究

企業研究をするため、インターンシップに参加した。もし、第一三共株式会社のことを知りたいと考えるのであれば、インターンシップの参加を強く勧める。インターンシップ内では、製薬業界の中で、なにをしているのかわかりづらい職種である開発職に関する説明はもちろんのこと、第一三共のこれまでの歩みとこれからの戦略や、強み・弱みなどを全てさらけ出して教えてくれる。また、起業ホームページには「数字で見る第一三共」などのページや経営陣からのメッセージなども記載され、他の企業と比べてどうなのかなどが一目でわかるようになっている。インターンシップに参加できなくても、マイページには多くの社員の方のインタビュー記事があり、雰囲気をつかむことができる。どうして第一三共なのか?に、定量的・定性的に答えられるようにするとよい。

志望動機

第一三共の志望動機は2つあります。1つ目は、「がんに強みを持つ製薬企業」を目指しているところです。個人的な理由より、自分は将来的に抗がん剤開発に携わりたいと考えています。そこで、様々な薬を開発する企業の中で、自分が抗がん剤開発に携われる可能性が最も高いのは「今がんに強い会社」ではなく「これから強みを持とうとしている会社」(パイプラインが多いと考えられるため)であると考え、第一三共を志望しています。
2つ目は社員の方の熱量が他企業を圧倒しているためです。私はインターンシップや説明会に参加させていただき、若手の方から偉い方まで、多くの社員の方にお話を伺いました。その中で感じる熱量が他企業よりも多く、ここでなら情熱を失わずに頑張れると考えたためです。

エントリーシート 通過

実施時期
2018年03月
通知方法
メール
通知期間
3日以内

ESの内容・テーマ

英語で30秒程度の自己紹介

ES対策で行ったこと

英語の設問のみであったため、自ら書いたものを英語が得意な人に添削してもらい、また実際に話してみて違和感がないか確認してもらった。

WEBテスト 通過

実施時期
2018年04月
通知方法
メール
通知期間
3日以内

WEBテスト対策で行ったこと

SPI・玉手箱の問題集を買い、一通り解いた。

WEBテストの内容・科目

玉手箱だが、通常のものと少し異なる。

筆記試験 通過

実施時期
2018年04月
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

筆記試験対策で行ったこと

TOEICに似た形式の英語試験と聞いていたため、TOEICの問題集を購入し、単語と文法をおさらいした。

筆記試験の内容・科目

英語30分で60問

1次面接 通過

実施時期
2018年06月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
中堅開発職社員
通知方法
メール
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最初に軽いプレゼンがあったが、制限時間ぴったりに終わったことは褒められた。また、しっかりと結論ファーストで述べることができた。

面接の雰囲気

2人とも優しかったが、そのうち1人は目が鋭く、質問も厳しめであった。ただ、しっかり話を聞いてくださった。

1次面接で聞かれた質問と回答

研究テーマが○○ということですが、今後この分野の研究はどうなっていくと思いますか?

私は、この研究は好きで、成功すればすごいことだと思いますが、日本におけるこの分野の研究は厳しいのではないかと考えています。その根拠として、アメリカと日本のこの分野の研究論文数が挙げられます。最近、ニュースでも取り上げられていましたが、日本とアメリカは同様に多額の研究費をこの分野の研究につぎ込んでいますが、日本はかなり出遅れています。そのため、現在はまだ研究費は継続されていますが、将来的により成長性のある分野への選択と集中が日本政府により行われるのではないかと考えています。製薬企業でもこの分野への投資を積極的に行っている企業が多くありますが、個人的にはあまり期待できないのではないかと思っています。

第一三共での開発に活かせる強みを教えてください。

私は3つの強みをもって、御社に貢献できると考えています。1つ目は、論理的思考力です。私には、研究で培った高度な論理的思考力があります。ゴールから逆算して1つずつステップを考えていくことに強みを持つ私は開発職での仕事に向いていると考えています。2つ目はリーダーシップです。私は大学時代にアルバイト、部活動、研究の面において、リーダーを経験してきました。グローバル治験ならではのスピード感に課題を持つ御社に対して、私のリーダーシップが発揮できると思います。3つ目は誰にも負けない情熱です。御社のスローガンにもありますように、私は新薬開発において熱意が最も重要であると考えています。私は自らの原体験より、情熱は誰にも負けません。

2次面接 通過

実施時期
2018年06月
形式
学生1 面接官1
面接時間
40分
面接官の肩書
中堅人事部社員
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

学生時代頑張ったことに関する深堀りなどに、定量的な根拠も示しながらしっかり自分の考えを述べられたこと。

面接の雰囲気

かなり優しい雰囲気を持った方であった。部屋がかなり大きかったため、少しびっくりしたが、話しやすい雰囲気を作ってくださった。また、いろいろな角度からの質問があった。

2次面接で聞かれた質問と回答

学生時代頑張ったことを教えてください。

私は学生時代に塾のアルバイトに最も注力しました。私が働いている学習塾は映像授業を用いていること、また学力向上には学習量が必須条件であることから、映像授業での学習量を「受講数」と捉え、生徒たちの受講数を伸ばすことを意識しました。まず、受講数が伸び悩む課題を見つけるため、生徒全員と面談を行いました。その結果、生徒が合格までの道筋が見えず、勉強法が分からないと考えていることが判明しました。そこで、私は週に1度面談を実施することにしました。この面談では、各生徒に予定表を記載させ、自分の学習状況とやらなければならない量をしっかりと生徒に認識させることを意識しました。これを毎週続けた結果、生徒の受講数は増加し、合格実績にも反映されました。

同業他社(例えばA社)と比べて、第一三共の弱み・強みを教えてください

第一三共の強みは、2つあると考えています。1つ目は4極同時開発です。このグローバル体制により、より多くの患者様によりスピーディに新薬を届けられると考えています。2つ目は社員の方々の情熱です。私はインターンシップや説明会に参加させていただき、様々な年次の社員の方々とお話させていただきましたが、どの方も熱い想いを持っていらっしゃり、大変難しい新薬開発にも携われるのだなと感じました。これはどの他企業よりも勝っている点だと思います。それに対して、劣っている点といたしましては、意思決定スピードがあると考えます。A社は新薬に特化しているのに対して、第一三共はOTCやワクチンなども抱えており、スピード感に差が出るのではないかと考えています。

最終面接 通過

実施時期
2018年06月
形式
学生1 面接官5
面接時間
30分
面接官の肩書
開発職部長
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

主にリーダーシップに関する質問であったが、自分が入社した際にリーダーシップをとるイメージを与えられたことが評価されたのではないか。

面接の雰囲気

5人の面接官が全員部長であったため、かなり厳かな雰囲気ではあった。しかしながら、頷きながら聞いてくださる方も多く、リラックスして臨めた。

最終面接で聞かれた質問と回答

リーダーとして大切にしていることはなんですか。

私はリーダーとして、熱意に根拠を付けることを意識しています。人は理屈だけでも、感情だけでも動かないと、私は考えています。そこで、リーダーとして、共有したいビジョンや思いは必ず明確化するようにしていますが、それに加えて「なぜそれをしてほしいのか」「これをしたらどうなるのか」は必ず伝えるようにしています。これは部活動でもアルバイトでも実施してきました。部活動では、会議の紛糾により部内がバラバラになりそうになった時、1人1人に対して1対1で自分の想いを伝えるようにしました。その結果、なんとか部内のモチベーションを向上させることができ、部内運営を成功に導くことができました。これが私の大事にしていることです。

アルバイトにおいて、自らの後継者はいますか?また、後継者たる条件を教えてください。

後継者候補は2人います。大学3年生と2年生の子です。彼らが後継者たる理由は2つあります。1つ目は、「自分の頭で考えること」です。彼らは、私が指示を出していないときにも、自ら考え行動します。また、考えているからこそ、なぜその行動を取ったかということを瞬時に説明することができます。2つ目は、「素直なこと」です。彼らは自分の頭で考えることはもちろん、他人の意見を積極的に取り入れ、自分の考えをより発展させようとします。そのため、常に成長を続けており、先輩としてもとても働きやすい環境となっています。私としては、自分がいなくなっても彼らが困らないよう、時間を見つけて定期的にノウハウを文章として残すようにしています。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

電話口で、今内定が出ている他の企業は辞退するようにと言われた。期限は内定翌日までで、もう一度電話をかけますと言われた。

内定に必要なことは何だと思うか

まず、インターンシップに参加することが近道であると感じる。内定者の多くはインターンシップ参加者であった。企業としても、学生をより長い期間見られるという面もあるが、学生としても様々な方とお話する機会や、会社を知られる機会であるため、より企業研究が深くなる。また、なぜ第一三共なのか?というところに関してはしっかりと答えられるようにしておかないと、内定は厳しいかもしれない。あとは熱意が大事だと思います。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

質問に対して、しっかりとした受け答えができるかどうかに尽きると思います。なぜそれをしたのか?どう考えたのかまで含めて、「しっかり」答えることができている人が選考を通過しているイメージがあります。あとは笑顔が大事だと思います。

内定したからこそ分かる選考の注意点

インターンシップに参加していると、かなり選考は有利になるのではないかと感じる。また、筆記試験はかなり難しいので、注意が必要。TOEICの点数は必要ないが、英語の筆記試験で点数が取れないと落ちるかもしれない。

内定後、社員や人事からのフォロー

内定者懇親会が内定式までに2回ほどあった。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 会社のブランド・知名度
  • 福利厚生・手当・働きやすさ
  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる

入社を迷った企業

PwCアドバイザリー合同会社

迷った会社と比較して第一三共株式会社に入社を決めた理由

コンサルティング企業と比較して、第一三共に決めた理由としては、やはり「医療に携われる可能性」が圧倒的に高いため。自分は熱意によって動くタイプであり、コンサルティング企業に入社したとしても医療系のプロジェクトに携わりたいと考えていた。製薬企業に入社すれば、必ず医療に携わることができるので、第一三共に入社を決めた。また、社員の方がみんな熱い想いを持っていることをインターンシップなどで感じていたことも大きかった。

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第一三共の 会社情報

基本データ
会社名 第一三共株式会社
フリガナ ダイイチサンキョウ
設立日 2005年9月
資本金 500億円
従業員数 18,907人
売上高 1兆6016億8800万円
決算月 3月
代表者 奥澤宏幸
本社所在地 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3丁目5番1号
平均年齢 45.5歳
平均給与 1113万円
電話番号 03-6225-1111
URL https://www.daiichisankyo.co.jp/
採用URL https://www.daiichisankyo.co.jp/recruit/graduate/
NOKIZAL ID: 1130392

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