
23卒 インターンES
研究職
-
Q.
本テーマを選んだ理由
-
A.
オンライン化が進んだ現在で,オンラインでのコミュニケーションの重要性はかなり高まっていると感じています.そのため,将来はオンラインでのコミュニケーションを円滑にする研究を行いたいと考えています.この分野の最先端の研究を行なっている研究者の方々が,どのような思考のもと,どのように実務に当たっているのか肌で感じたいと考えたため,上記のテーマを選択させていただきました. 続きを読む
-
Q.
研究内容
-
A.
弾性体(輪ゴムやゴムボールなど)に関する微分方程式を解くことを目的とし,研究を行っています.微分方程式の解を求めることで,様々な現象をモデル化し,シミュレーションを行うことができるようになります.数学的に微分方程式を解くことは多くの場合不可能であるため,現在はコンピューターにより近似的な解を求める研究が行われています.しかし,研究対象とする弾性体の微分方程式に対し,近似的な解を求めることは難しく,精度の良い解を求めるには,かなりの計算コストを必要となってしまいます.そこで私は,弾性体の方程式が持つエネルギーの特徴に着目し,そのエネルギーの特徴を近似解にも再現する手法を構築しました.エネルギーの性質を再現していることから,本手法により得られる解は物理的に正しく,数値計算も安定するという特徴があります.こうした研究の成果が認められ,日本応用数理学会で口頭発表の機会を頂くことも出来ました. 現在は,複数のエネルギーを持つ方程式に対し,それらを同時に数値解に再現することを目的に数値計算の開発を行なっています.この研究もかなり成果が出ており,9月の応用数理学会年会にて発表を行う予定です. 続きを読む