18卒 本選考ES
技術職
18卒 | 大阪工業大学大学院 | 男性
-
Q.
海外滞在経験[国名・期間・内容]
-
A.
私は学部3回生の夏休みを利用して台湾科技大学へ1週間の短期技術留学に参加しました。そこでは、小型風車の作製を現地の学生とチームとなり構想・設計から組み立てまで行い、発電効率を競うコンペを実施しました。 続きを読む
-
Q.
研究室のテーマ
-
A.
ドラム式洗濯機の騒音低減 続きを読む
-
Q.
研究もしくは卒論テーマと概要
-
A.
現在、ドラム式洗濯機は使用水量の少なさや衣類への負担の少なさから普及率が高くなると考えられています。ですが、ドラム式洗濯機の構造上、ドラム回転が床面に伝わり大きな振動・騒音が発生する場合があります。よってドラム式洗濯機の商品性の向上には振動・騒音低減が必須となります。研究では一連動作の中でも高回転で稼働する脱水時を分析対象としました。また、効率的な静粛性向上を目的とし、重点的に対策すべき運転条件や周波数帯の特定を行い、伝達経路解析技術を用いることで静粛性の悪化となる部品を特定することを試みました。まず、騒音測定により問題となる回転数を特定しました。測定には一般的に騒音の分析に使用される騒音レベルに加え、人間の頭部伝達関数が考慮できるダミーヘッドマイクや人間の聴覚特性を考慮した値であるラウドネスを用いました。結果、200-300 rpm、450-550 rpm、700-800rpm、800-900 rpmにおいてラウドネスの増大が確認できました。次にこれらのラウドネス増大回転帯において周波数分析を行い、低減対象周波数の抽出をしました。分析の結果、いずれのラウドネス増大回転帯についても100-300 Hzと3-4 kHzが問題であると判明しました。騒音測定により静粛性悪化の周波数帯が特定できたため、伝達経路解析を用いてどの部品が騒音の主要因となっているかを把握しました。その結果、100-300 Hzではドラムの支持構造であるダンパー、3-4 kHzではモータからの影響が大きいとわかりました。今回は高周波騒音に着目しモータの騒音低減を試みました。騒音の原因としてモータの次数成分と構造体の共振が分析によりわかったため、構造体の共振点をずらす試みとしてモータに対して加振実験を行うことで振動のしやすさを表す伝達関数を調査しました。その結果、モータブラケット部において3-4 kHzにピークを確認することができ、モータブラケット部の剛性向上を行うことでダミーヘッドマイクでの騒音測定では約10 dBの低減をすることができました。 続きを読む
-
Q.
あなたが現在描いているキャリアビジョンや志望理由、東芝で希望する職種や事業分野などについて。また、東芝が新しい価値を創造し続けるために、どのように事業展開すべきか
-
A.
私は環境面に配慮しつつ生活がより快適になるような製品づくりに携わりたいと考え、「インフラシステムソリューション社」での開発設計職を志望します。より快適な生活を実現するためには製品の高機能化・品質向上が要求されます。そこで、研究開発部門で作り出された要素技術を市場のニーズに対応した製品として限られた時間やコストの中で作り出すという目的を基に貴社の一員として社会に貢献したいと考えています。ですが単に高機能を備えた製品の開発では価格の上昇が考えられます。そこでニーズに合わせた機能に絞り、コストを抑えた製品開発も必要であると提言します。現在、私はドラム式洗濯機の騒音低減というテーマで企業と共同研究を行っています。共同研究ということもあり、期限までに成果を出すために騒音低減という長期目標に対し中期目標や短期目標を設定し進捗状況に応じて定期的に短期目標を見直す「逆算スケジューリング」を徹底し、また様々な条件下で使用される製品の研究ではデータ量が膨大となります。そこで、必要な時にすぐ確認することができるデータ整理、そして得られた自分の成果を相手にわかりやすく説明するスキルを活かしたいと考えています。 続きを読む