22卒 本選考ES
技術職
22卒 | 非公開 | 女性
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Q.
研究内容概略
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A.
私は研究で押込み試験という材料評価試験行い、診療技術の発展を目指します。日本では超高齢化社会が大きな社会問題であり、高齢者にかかりやすい、疾患において医師のノウハウに依存せず、簡便にさせる診療技術の研究が進んでいます。そこで本研究では、高齢者に多い関節軟骨が摩耗し、炎症することで発症する変形性関節症の疾患を対象とした診療技術の研究を行います。従来、変形性関節症における診療技術は X線装置やCT装置を用いたレントゲン撮影であり、医師の目視によるノウハウに依存した判断をしている点に課題があります。本研究手法では関節軟骨の水分量や粘弾性を考慮した材料試験方法を確立することで従来手法の課題を解決し、ノウハウに依存せず定量的な指標を得た判断が可能になります。また本手法確立には、水分量や粘弾性のある材料特性において材質評価が最適である押込み試験を精度高く評価できる手法とする必要があります。押込み試験を開始する事前準備として、主に次に示す2つの対応を実施します。それは、「ゼラチンの水分量を測定する方法について」、「作成するゼラチンにばらつきがでないような型形状について」検討することです。これらを検討した上で試験では変形性関節症の発症が関節軟骨の水分量の変化に大きく関係していることから異なる水分量を使用した押込み試験を行います。押込み試験ではゼラチンに棒状の圧子を微小な変位で押込むことにより時間に伴って得られる粘弾性特性から、水分量との相関を調べます。この相関を定めることが出来れば、患者の関節軟骨の粘弾性特性を評価でき、相関から水分量を定めることができます。 続きを読む
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Q.
当所配リクを希望する志望理由(通信機製作所)
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A.
私は幼い頃に○○県の山奥で数えきれない星空を何度も観測しに行ったことがあり、何億光年離れた宇宙を身近に感じられる星空に胸が高鳴った経験があります。この経験をきっかけに、私は宇宙をより身近に感じられる社会にしたいと考え、巨大望遠鏡の開発に魅力を感じました。通信機製作所を志望する理由は、世界トップクラスの技術力を持ち、他社では開発が不可能な大きさのアンテナや主鏡の数から巨大望遠鏡として優れた解像度を実現しており、ビジョンを達成できるためです。実際に世界5か国が共同して行うTMT計画では、数百枚もの主鏡を組み合わせる事で、すばる望遠鏡を超える解像度や集光力を実現しています。さらにこの開発は宇宙に潜む生命の発見につながると知り、この解明が進めば宇宙をより身近に感じられる社会にできると思いました。またアルマ望遠鏡では鎌倉製作所の測位技術「ミリ波」を活用し、可視光や赤外線では実現できないような解像度の観測に成功しています。幅広い事業の技術を組み合わせている通信機製作所特有の独自技術は可能性が無限大であり、巨大望遠鏡の開発において今後も先導を走り続ける存在であるため志望します。また機械設計職を志望する理由は、大学で3DCADや映像編集など地道に手を動かす作業に熱中していたため、仕事においても設計職が向いていると考えます。さらに研究室では卒論研究の中で材質特性について専門性を高めており、専門技術習得プログラムの中で解析ソフトから構造物に影響する力について学んでいるため、機械設計技術を習得しています。また、ダンスサークルでは私の長所であるリーダー気質、協調性を活かして周囲と協力した経験もあることから、入社後はこれらの長所を活かして周囲と信頼関係を築き、巨大望遠鏡の機械設計者として独自技術のノウハウを学ぶことで、ビジョン達成を目指します。 続きを読む