【未知の技術へ挑戦】【22卒】川崎重工業の冬インターン体験記（理系/技術系総合職）No.13419（大阪大学大学院/男性）（2021/3/24公開）

川崎重工業は実家からも近かったことで知っておりインターンシップに参加してみた。自分の志望する機械系のメーカーを中心にできるだけたくさん受けるようにした。他の重工系にも興味があったので並行して受けていた。

選考に関してはwebテストの点数が重要になると考えられる。1dayと2dayの間にwebテストを受けたのでその点数によって2dayの方に進めるのかが決まったと思う。そのほかは特に何もなかったと感じた。

一応、川崎重工業や他の重工系メーカーの概要だけ調べていった。しかし、社員と関わる機会も少なかったのでアピールできるような時間もなかった。グループワークは時間が短いので集中する必要がある。

水素プロジェクトに関する課題解決型グループワーク

・業界研究
・企業説明
・グループワーク
・結果発表

技術系社員の製品開発業務

川崎重工業が推し進めている水素事業について

1日目にやったこと

始めは川崎重工に関する会社説明、事業説明を人事の方がプレゼン。その後実際の水素プロジェクトに関するグループワークを課題別に3回ほど行い、課題毎に複数班の発表があった。

2日目にやったこと

1日目よりもより難易度の高い課題があり、制限時間も長めに取られた課題が3回あり課題毎に複数班の発表があった。難易度が高いため時間内に終わらせるためには効率よくチームワークを発揮することが求められる。その後早期選考の案内が行われ、実際に本選考に進む場合の注意点などを伺った。

人事の社員

なし

オンラインでかつ社員の方がかなり少なかったのでインターンシップの時間の大半を占めるグループワーク中も社員さんが回ってくることはなかった。そのため終了間際の質問タイムでしか関わる機会はなかったように思う。

川崎重工のインターンでは頭の回転とチームワークが試されていたように思う。課題の分量に対する制限時間が短いため、時間内にどのように動きどのようにチームで役割分担をすればよいのかを考える必要がある。全員が内容を理解して進める必要があったが一部理解できていない班員がおり、ともに理解を進めるべきだったと感じた。

ほとんどの時間がグループワークのため他の学生と多くのコミュニケーションを取った。全体的に学生のレベルは高かった。

特に2日目の他の企業のインターンシップと比べても課題が難しく設定されており、課題の中には間違いやすいポイントがいくつも組み込まれていた。しかし、実際の仕事では正解がない中で設計開発を進めていかなければいけないため、本インターンシップを通して実際に技術者として働くイメージを持つことができた。

川崎重工業や他の重工系メーカーの概要を調べていった。これにより、説明を他の重工メーカーと比較しながら聞くことができた。しかし、社員と関わる機会も少なかったのでアピールという意味では役に立てることはできなかった。

頭の回転やチームワークが求められたインターンシップだったので実際の仕事と近いように感じた。そのためめ、本インターンシップを通して実際に技術者として働くイメージを持つことができた。
しかし、川崎重工の方と関わる機会が非常に近かったので社員の雰囲気を掴むのは難しかった。

インターンシップの参加学生を見る限り国公立の上位の学校に所属していれば優位性はあると感じた。また採用人数も非常に多いため、早期選考から参加していくことができれば筆記試験対策、面接対策を十分に積めば、内定の難易度はそこまで高くないと判断した。

本インターンシップでは製品を設計する際にあらゆる可能性を考える必要があるということを肌で感じることができたため。さらに川崎重工の製品は長い期間使用され、大きな影響を持つものが多いため製品を作り上げる際の責任感の大きさを改めて認識することができた。

インターン参加者のみ早期選考に参加することができ、参加していない人に比べ1ヵ月早く選考が始めることができたため。また2日とも参加できた方は本選考でのwebテストが免除となった。

機械が専門であったため機械業界に就職することは決めていた。川崎重工業は3大重工メーカーの一つであったのでもともと興味があり、本インターンシップに参加することでやや志望度が上がった。しかし、インターンシップで社員との距離が遠く、実際の社員の人柄があまり伝わってこなかったため大きく志望度が上がることは無かった。

本インターンシップで実際に技術者として働くイメージを持つことができた。川崎重工の製品は長い期間使用され、大きな影響を持つものであるため製品を開発する際に非常に大きな責任とやりがいを感じながら仕事ができると思った。しかし、インターンシップ後は第三志望として就職活動を行った。川崎重工の製品は社会貢献度の高い製品が多いがユーザーが見えにくいというところで志望度が低くなった。