【未知なる挑戦、カネカの舞台】【19卒】カネカの夏インターン体験記（理系/1dayインターンシップ）No.4163（京都大学大学院/女性）（2018/12/12公開）

就活情報が解禁されてすぐにインターンシップ募集要項が出ていたからです。自分の就職活動の軸を決めるために、とりあえず理系学生が活躍しているイメージのあるカネカのインターンシップに参加してみることを決めました。

インターンシップにおける選考はなく、参加したい日程・場所を予約するという形式だった。ただ、例年かなり早い時期に募集がかかると聞いていたので、見逃さないように気をつけた。

事業内容の紹介・商品の説明

1日目にやったこと

カネカの会社説明。事業内容の解説。商品の説明と強みを説明された。人事の人が淡々と進めていくスタイルで、座学が中心の内容だった。1人で商品説明パネルを見る時間もあった。

なし

特に社員さんとの交流はありませんでしたが、インターンシップ参加後にお礼メールがきました。インターンシップの初めに、「皆さんはこの時期から就職活動について真剣に考えている意欲ある学生さんです」のようなことを言われ、私のスタートダッシュは早い方なのかなと振り返るきっかけになりました。

立地があまり良くないところが会場だったので、たどり着くまでに苦労しました。実際に迷って遅刻しかけている学生もいたので、もう少し配慮が必要だったように感じます。また、ほとんどこちらから言葉を発する機会が与えられなかったため、ただの説明会に参加したような気持ちになった。

カネカが幅広い事業展開を行っているということを商品を通して学ぶことができました。インターネットで調べただけではわからない、実際の商品の様子や開発に関わった社員さんの話を聞くことで、企業理解に深みを持たせることができたと感じています。カネカの志望度が高いなら、参加しておくべきです。

事前に同業他社の情報を仕入れておくと、スムーズに話が頭に入ったかなと思います。事業内容の理解に、物理化学生物と多岐にわたる知識を必要とするので、簡単な理科の復習をしておけばよかったと思いました。

会議室のような広い部屋で、学生がすし詰め状態で話を聞くというスタイルだったので、実際に働いている自分を想像することはできませんでした。しかし、事業内容の幅が広いため、自分の専門性を活かすフィールドが多いように感じ、これまでにない自分として働けるのではないかという希望を持てました。

カネカはかなり専門性の高い学生を欲しているように感じた。そのため、理系院生の中でも一つの研究テーマに粘り強く取り組んでいる人を好むように思った。私は途中で専攻を変えており、専門性を低く見積もられてしまうのではないかと邪推してしまい、内定は出ないだろうと仮定した。

志望度が上がった理由は、素材メーカーは単なる「ものの部品づくり屋さん」ではなく、時代のニーズを先読みした研究開発力が求められるということがわかり、興味を持ったからです。ただ、同じようにニーズを先読みした開発を行うなら、もともと興味のあるフィールドである食品業界を志望したいなとも思いました。

選考のないインターンシップだったため、特に有利になるようなことはないと感じました。ただ、3月の就職活動解禁まで、全くコンタクトがないよりかはマシだと思いますが、マシという程度。

どの業界という強い意志はなかったが、理系の大学院に進学したからには研究開発職に就こうと考えていました。基礎研究力が高い食品企業か、業界全体の基礎研究力が高い化学業界かで迷っており、実際にインターンシップに行って決意しようと思っていました。志望企業としては、カネカや旭化成を考えていました。食品については調べている途中でした。

カネカという昔からある化学・素材メーカーで働くということは、安心や安定はある一方で面白みには欠けるなと感じました。そのため、志望業界は自分が興味を持って働ける食品業界の方が良いと判断しました。志望企業につきましては、カネカや旭化成といった化学メーカーを考えていたのが、一気に食品系企業に変わりました。