
23卒 インターンES
OJT インターンシップ
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Q.
現在取り組んでいる研究、専攻内容について簡潔に(100)
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A.
反芳香族という不安定な性質をもつ物質を2つ対面型に積層させると、安定な芳香族性が三次元的に現れるという理論的な予測が知られています。私はこれについて、実験的に証明するための研究を行なっています。 続きを読む
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Q.
上記の研究、専攻の中で、工夫した点について、具体的な取り組み内容(300)
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A.
目的化合物の単離方法について最適な条件を探索した点です。研究の最初のステップとして、積層しやすいと考えられる新規反芳香族分子を考案し、合成に取り組みました。当初は類似骨格を持つ分子の単離操作を参考に、カラムクロマトグラフィーによる精製を試みましたが、途中で分解してしまい単離には至りませんでした。そのため、分解しないような新たな精製条件を検討する必要がありました。そこで、目的物は溶解性が低いことに注目し、不純物との溶解性の違いから溶媒での洗浄によって単離できるのではないかと考えました。20種類以上の溶媒での洗浄を地道に繰り返した結果、アセトニトリルで洗浄することで単離に成功しました。 続きを読む
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Q.
組織やチーム(複数人での活動)などにおいてあなたが新たに提案し実行した取り組みなど(200)
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A.
アルバイト先の飲食店で、新人教育の統一を行ったことです。以前、新人の3割が早期に離職し、定着率が低いことが課題でした。新人との会話から、人によって指導が違い困惑していることが原因であるとわかりました。そこで、スタッフ全体で新人指導を統一することを提案し、若手から社員まで多くの人と意見を交えながら、研修事項を挙げ、マニュアルを作成しました。その結果、離職率を1割以下まで引き下げることができました。 続きを読む
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Q.
インターンシップで選択したテーマを選んだ理由(300)
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A.
上記のテーマを第一志望にした理由は、有機半導体材料に興味があるからです。私の携わっている研究は、基礎研究ではありますが、将来は有機半導体など実用的に利用される可能性を含んでいます。そのため、他研究室の有機半導体に関する講演を聴いたり、関連する論文を読んだり、積極的に勉強する機会を持ちました。しかし実際に半導体デバイスを作り、評価したことはありません。そこで、このテーマに挑戦することで、応用技術に触れ、貴社の研究開発のプロセスを学べると期待しています。また、第二希望のテーマを選んだ理由も同様に、積層板や封止材向け樹脂の開発を通して、有機半導体材料などの機能性材料に携われると考えたからです。 続きを読む
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Q.
パナソニックのインターンで挑戦したいこと(200)
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A.
実用化に意識を向けた材料開発に挑戦したいです。私が大学で行っている研究は、基礎的な内容であり、研究が製品開発に繋がっていくイメージが持てておりません。そこで、幅広い分野の製品開発を成し遂げた、高い技術力を誇る貴社において、応用展開を視野に入れた材料開発の考え方や技術を学びたいと考えています。そのために、貴社の社員の方々に積極的に質問をし、わからないことは納得できるまで追求したいです。 続きを読む