最終面接
【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】人事【面接の雰囲気】初めに3分間の自己紹介をするよう促されます。その後はその話の深堀やESについて詳しく質問をされます。圧迫感は有りませんでしたが、具体的な質問が多く、話す量としてはハードでした。【これまでに、何かチームで行うことに関して、あなたが働きかけたことを教えてください。】研究室の共用装置の故障による実験の滞りを解決するため、実験装置に使用簿を設置し、利用状況の把握を図りました。以前は装置の不具合が起こった際の原因特定が難しく、解決に多くの時間が必要でした。そこで、研究室全体に装置の使用時間や細かな気づきの共有を呼び掛けました。はじめはなかなか習慣がつかず、記録してもらえないことも多くありましたが、根気強く呼びかけていくことで、だんだんと理解を得られるようになりました。数か月をかけて記録簿が普及したことで、スムーズに不具合を解消できるようになりました。また、記録簿に記名することで各々が責任をもって利用するようになり、雑な扱いをすることや、消耗品を切らすことも減り、結果的に故障自体の件数も減少させることができました。【自己PRをしてください。】私は、気になることを最後まで突き詰めることができることが長所です。私は研究室に配属された大学4年生の頃、これまで化学を中心に勉強してきた中では触れることのなかった、半導体工学に関する公式の難しさに圧倒されていました。それらを自分の物として使いこなし、自分の研究に応用できるようにするため、教科書をしっかりと読みながら、定義に返って自ら手を動かし式を導出することで、根本の理解に努めました。複雑な式の変形はとても骨の折れる作業でしたが、先輩や先生にも助けてもらいながら、解に辿り着いた時には大きな達成感を得ました。私はこの経験から、理論に基づいた仮定を立てた上でスムーズに実験を進めることができるようになり、自分の研究についてより深い議論ができるようになったと感じています。また、基礎となる考え方がしっかりと身についたことで、実験の中で初めて見るような予想外の結果が出たときにも、それがどのようなメカニズムで起こったのか、何を示唆しているのか、ということについてイメージを描くことができるようになりました。私は、この突き詰めることのできる力を活かして、御社に入社させていただいた暁には、新しいことに積極的に取り組み、電子部品を通してより人々に優しい、安心で安全な世界の実現に貢献したいです。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】技術懇談会を通過していればほぼ落ちることはない面接なので、特段に緊張しなくても良いとは思いますが、面接としてはがっつり質疑応答があるので、昨年度までの質問傾向などは調べておくと良いと思います。
続きを読む