20卒 本選考ES
事務系総合職
20卒 | 東京大学 | 男性
- Q. あなたが一番注力してきた学問分野をわかりやすく教えてください。またその学問分野を学ぶ上で最も困難だったこと、どのように乗り越えたのかを、結果も含めて具体的に記入してください。400字
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A.
私は、知的財産法のゼミに所属し、知的財産の実際の係争事案における特許庁や裁判所での審理過程や判断基準等に関する研究を行いました。 ケーススタディの題材となった主な判例は、職務発明における発明者の権利範囲や、特許の請求項記載事項の解釈、先願特許の審決取消、特許無効判決等に関するものでした。 特許に関する審決や裁判では、出願特許の請求項に記載された発明技術の新規性と、それが与える効果が争点となりますが、ケーススタディの業界が多岐に亘り、技術的に専門的な内容が多いため、争点を正しく理解することが困難な場面が多々ありました。 これを克服するために、日常的に業界の技術動向や出願企業の経営戦略に関する調査、分析を実施しました。 このゼミでの研究を通して、知的財産権侵害リスクへの法的対応や、戦略的な保護を行うための要件・法的手続等について習得することができ、技術動向についても知識の幅を広げることができました。 続きを読む
- Q. あなたがこれまでの学生生活で最も力を入れたことは何ですか?(学問以外可)そこで得た経験を今後仕事の中でどのように活かしていきたいですか? 400字
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A.
私は個別指導塾でのアルバイトを通して、他者を理解し自立的な成長を促す力を伸ばすことに注力しました。 当初生徒の多くが、勉強に対する自信を失っており、授業を真剣に聞いてくれませんでした。 私は、生徒との信頼関係の構築と一人一人に寄り添った指導が必要だと考えました。まず、勉強以外の相談にも積極的に乗り、生徒とコミュニケーションを密にとりました。これにより、次第に生徒が心を開いてくれるようになりました。加えて、生徒毎の理解度や苦手分野に合わせた指導を行いました。さらに、授業後に生徒へアンケートを実施し、直接言いづらい要望・不満を記入してもらい、次回授業で改善しました。 その結果、生徒の勉強への意欲の回復や、定期テストの成績向上をもたらし、生徒の志望校合格につながりました。 私はこの経験を通じて、相手を理解し、成功に導こうとする強い意思を持って接することが、人の心を動かす原動力になることを学びました。 続きを読む
- Q. SUBARUはあなたにとってどのような会社ですか?またSUBARUで将来、どの領域で何に挑戦したいですか? 600字
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A.
私は、貴社に対し「運転する愉しみ」を尊重しつつ、アイサイト等の運転支援技術を磨き安全性を向上させることで、幅広い運転者に受け入れられる安心・安全なモビリティ社会を目指す企業というイメージを持っています。 昨今、高齢者の運転ミスによる交通事故の増加が社会問題化している中、私の祖母も、自動車以外に生活の足がないため、80歳を超えても運転をしており、喫緊の課題として解決したいと考えています。 貴社は、更なる安全性能の進化と、お客様価値と感動を創出するために、「つながる技術」の開発や、「データの利活用」における社外連携により、デジタルイノベーションを加速していきます。 私は、大学で学んだ情報法等の法律知識を活かして、貴社の更なる事業拡大と社会貢献のために、法務部門で3つの挑戦をしたいと思います。 1つ目は、社外連携における法的リスクへの対応です。具体的には、自社技術の権利範囲や、安全品質上の責任分界点を法的に明確化することです。 2つ目は、データガバナンスです。クルマのIoT化により様々なデータが収集・分析されます。データの所有権の明確化と、プライバシーに配慮して、安心して利用して頂けるコネクトサービスを実現したいと思います。 3つ目は、AI等の最新技術活用における法的・倫理的な課題解決です。法整備が不十分な状態でも、自主規制ルールを定めて遵守することで、社会に受容される環境を構築したいと思います。 続きを読む