18卒 インターンES
研究開発部門
18卒 | 京都大学大学院 | 男性
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Q.
① 当社インターンシップに期待すること、②インターンシップで取り組んでみたいテーマをお書きください。
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A.
私は貴社でソフト面から災害の被害者を減らす方法について取り組んでみたいと考えています。東日本大震災以降、防波堤の建設や耐震補強といったハード面だけではなく、災害前の避難準備や実践的な防災訓練などソフト面からの災害対策が重要視されています。しかし、NPOなどによる一部地域の取り組みはあるものの、全国的には取り組めておらず、社会全体の枠組みを作れていません。ソフト面からの災害対策を実現するには土木建築の専門家だけでなく、心理学、経済学、情報科学といった様々な分野の専門家の意見が必要となります。豊富な人財を抱える貴社だからこそ、実現できる課題だと考えております。 しかし、先述した社会問題を解決するために、私はどのような役割を果たせるか分かっておりません。ただ、陸上競技を10年間続けたことで身につけた粘り強さや計画性、塾の代表を2年間務めたことで身につけたリーダーシップや相手の意見を引き出す力が私にはあります。社会問題を解決するためにどのようにこれらの経験が活かせるのかについての答えを貴社のインターンシップで見つけることを期待しております。 続きを読む
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Q.
ご自身の専門分野や研究内容についてわかりやすくお書きください。
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A.
私は市町村合併と防災の関係について研究しています。 市町村合併が行政サービスにメリットとデメリットを与えることはよく知られたことですが、防災面においてもメリットとデメリットをもたらします。具体的には、災害専門部署を創設する、被災地域に多くの職員を派遣できるといったメリットがある一方で、地域間での情報伝達の遅れや人事交流に伴う土地勘の減少といったデメリットが指摘されています。 これらの問題に対しどのように対応しているのかを研究するために、私は新潟県長岡市で調査を行いました。実際に先述したメリットとデメリットは起こっており、デメリットに対しては綿密な情報網の整備や人事面での配慮で可能な限り対処をしていました。ただ、支所地域の行政職員が削減されたことにより、災害発生初動期の災害対応力は合併前に比べ減少しており、行政だけでは対応しきれないという問題があるとわかりました。 この問題に対応するには、住民が自ら助かり、住民同士で助け合う力をつけることが必要となります。住民だけではこの力をつけることは難しいため、防災のプロとして活躍する中間支援組織が長岡市では活躍しておりました。しかし、中間支援組織の重要性はまだそれほど認知されておらず、経営も不安定であるため、地域の災害対応力を維持していくために必要な中間支援組織の安定的なあり方を考えることが必要だとわかりました。 続きを読む
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Q.
自己PRや学生時代に力を入れて取り組んだこと・取り組んでいることについてお書きください。
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A.
私は学生時代、陸上運動部に所属し、陸上競技に力を入れ、大学の代表選手として、大学の総合優勝に貢献できました。 私の大学は関東の国公立の中では強豪であり、東京の国公立大学対校戦では毎年優勝争いをしている大学です。中学以来10年間続けてきた陸上競技の集大成として、強豪校の代表選手として試合で活躍したいという目標がありました。 その目標を達成するためには、体重を軽くすることが私にとっての課題であると分かりました。その課題を解決するためには、カロリーを管理することが必要となります。私は、消費カロリーを増加させるために、朝練習を自主的に開始し、400kmだった月間走行量をさらに200km増加させました。また、摂取カロリーを減少させるために、4000kcal/日摂取していた炭水化物や脂質中心であった食生活から、3200kcal/日ほどのタンパク質や野菜中心の食生活に変化させました。この二つの取り組みにより、68kgあった体重を60kgにまで3ヶ月で減少させることができました。 その結果、大学内でトップグループに食い込み、部内選考で代表選手を勝ち取りました。そして、試合では8位に入賞し、大学の総合優勝に貢献することができました。 私はこの経験を通じて、チームの目標から逆算して自分の役割を考え、現状の足りない部分を埋めるため、計画的に行動設計できる点が自分の強みだと分かりました。 続きを読む