【挑戦と成長の舞台】【18卒】伊藤忠都市開発の総合職の本選考体験記 No.3519（早稲田大学/男性）（2017/12/13公開）

志望業界及び志望企業の上位３つを当社を含め、志望する順に教えてください。志望理由は不要です。/不動産デベロッパーの志望動機を教えてください。/当社の志望動機を教えてください。

志望動機などに関しては、ほかのデベロッパーに提出するものを参考にしながら、この会社に合わせてアレンジして書いていった。

参考書を使って練習を繰り返し、自分で納得できるスコアまで到達させた。

言語、非言語、性格

架空の企業の社員と仮定して、新製品の開発案を議論する内容

やはり、周囲を見て議論を収束に導けるかどうかだと思う。デベロッパーに求められる能力が、多くの関係者を取り持って計画を前に進めていく力なので、そこを見られていた気がした。

一次面接なので、ESで書いたことなど基本的事項の確認のように感じた。落ち着いて笑顔で簡潔に話すことが評価されたのだと思う。

面接官の数が多く、一瞬戸惑うが、みな穏やかな雰囲気で迎えてくれるため、リラックスして面接を受けることができた。

学生時代頑張ったことについて教えてください。

大学1年生のころから、大学公認のボランティア団体に所属し、新潟県の中山間地域において地域活性化活動を行ってきました。2年生から3年生にかけては団体の代表を務め、周囲をまとめつつ主体的な活動を行ってまいりました。代表として、私が特に力を入れたのは新規事業の立ち上げです。団体は12年前から活動していましたが、私はこれまで手を伸ばしたことのなかった、地域の若年層に向けた活動に取り組むことを決め、実際に教育支援プロジェクトを開始しました。この立ち上げに当たっては、団体内の学生はもちろん、外部の様々な関係者とともに計画を進めたため、多くの人々をまとめ上げ、成果を上げることが必要でした。私は周りの助けも借りながら、それを実現し、地域に価値を提供することに成功しました。

デベロッパーへの志望動機を教えてください。

自らの仕事を通じて、社会に価値を提供できる事業内容に惹かれ、不動産デベロッパーを志望しています。私のこの想いの背景には、学生時代に経験してきた新潟県十日町市での地域活性化活動があります。私たちの団体は、人口減少で空き家となった物件をアート作品としてつくりかえた経験があり、この事業は結果として、多くの観光客の誘致につながり、地域活性化の成功事例となりました。その時、私は建物の持つ社会的影響力を目の当たりにすると同時に、魅力的な不動産によって地域社会が活性化し、人々の暮らしが豊かになることを思い知りました。そして、このような大きな可能性を秘める不動産を開発する仕事に取り組み、未来の社会に一つでも多く魅力的で豊かな街を増やしたいと考えるようになりました。

エピソードと話し方から、リーダーシップやコミュニケーション能力といった、デベロッパーに必要な能力を持っていそうに見せられるかどうかが評価の分かれ目だと思う。

人によってはいかめしい顔の面接官がおり、あまり気の抜けない面接となった。しかし、全般的には和やかで、厳しい質問もなかった。

伊藤忠都市開発を志望する理由を教えてください。

私が御社を志望する理由は大きく分けて二つあります。一つ目は、少数精鋭ゆえに若手農地から活躍できる環境が整っている点です。御社はほかのデベロッパーと比べて特に人数が少なく、座談会等でお会いした社員の皆様も、入社2年目ですでに担当物件を複数お持ちだったり、3年目で海外案件に携わっていたりと、多様な活躍をされていました。私はそのような環境で働き、早いうちから実力をつけていきたいと思っています。二つ目の理由は、御社のビジネスフィールドの広さです。伊藤忠商事の関連会社として、ほかデベロッパーに先駆けて海外展開を行っており、それは今後も拡大していくという内容をうかがっています。特別に海外で働きたいわけではないですが、そのような機会のある会社であれば、自らもグローバルに成長できるものと考えています。

あなたの長所と短所を教えてください。

私の長所はあきらめずに物事に取り組む姿勢です。これまで、インターンや学生団体での日々の活動ではもちろん、趣味である登山やサイクリングにおいても、雪山登山に挑戦したり、単独での1000キロツーリングを敢行するなど、常に自らに困難な目標を設定し、それをやり抜くように行動してきました。こうした点に関しては、社会人になってからも確実に役立つ素養ではないかと考えています。一方で短所は、物事を熟慮する以前に行動してしまいがちなところで、例えば学生団体での活動において、先の見通しが甘いままで始めた事業がすぐにうまく進まなくなり、結果として計画そのものの再考が必要になったという経験があります。こうした端緒に関しては、少しづつではありますがその改善に心掛けています。

最終面接なので熱意が大事だと思う。また、志望理由や入ってからの仕事についても聞かれるので、どれだけ具体的に自分の気持ちを語れるかも重要。

さすがに最終面接ということもあり、厳格な雰囲気ではあった。一方で、質問自体はオーソドックスなものだったので、特に緊張することはなかった。

入社してから取り組んでみたい仕事について教えてください。

まずは御社の主力事業でもある、マンション開発に取り組んでみたいです。選考の中で、物件見学の機会をいただき、実際に御社の物件を拝見しましたが、細部にわたって様々なこだわりがあり、非常に魅力を感じました。また、小規模から中規模の案件であれば、若い社員でも主担当としてかかわれることをうかがっているので、ぜひ早いうちから担当物件をもって魅力的な住環境を創造したいと思っています。また、御社の行う海外事業にも関心があるため、将来的には海外での開発にも携わって忌みたいと考えています。特に、御社が力を入れているアジア地域において、大規模な複合開発を実行するのが私の将来的な目標です。そこに近づくためにも、まずは国内でしっかりと実績を積み上げたいと思います。

他社と比較して、伊藤忠都市開発を志望する理由は何ですか。

まずは御社の少数精鋭さにひかれています。ほかの大手デベロッパーでは、社員数が1000人を超えるところも珍しくない中、御社は160名程と圧倒的に少なく、その分一人一人に求められる仕事の量は多いものと捉えています。私はそのような環境のほうが、自らのスキルアップに適していると考えているため、人数面で御社に魅力を感じています。また、ほかの中堅デベロッパーに比べ、海外進出が早く、また各物件においても挑戦的な開発が多いのが目につきます。私はそのような御社のチャレンジ精神にも惹かれており、志望する要因の一つになっています。説明会等で何度もお聞きした「挑戦を許容する風土」の中でたくさんの機会をいただくことで、早く一人前の社会人になれると予想しています。