- Q. 志望動機
- A.
三菱地所株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒三菱地所株式会社のレポート
公開日:2017年12月12日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合N職
投稿者
選考フロー
企業研究
まず、デベロッパーという職業についての深い理解を得ること。初めのうちは、ゼネコンや不動産コンサルティング企業との違いがあいまいだったため、インターンやOB訪問を通じて理解を深めていった。さらに、多くあるデベロッパーの中でも、なぜ三菱地所なのかという点も面接やESで問われるため、そこに関しても自分の意見を明確にしておく必要があった。そのために、デベロッパー業界特有の企業研究として物件見学を積極的に行った。大丸有をはじめとする三菱地所の物件を多く見学することで、この企業のこだわりや他社に比べて優れている点などを自分なりに分析することができた。面接に際しては、「なぜデベロッパーなのか」「なぜ三菱地所なのか」「入社したらどのような仕事をしたいか」といった質問がやってくるので、その答えを見つけておくことが必要。私の場合は、OB訪問をかなりの数行うことで、実際の社員がどのような仕事をしているのかや、どのようなこだわりをもって日々過ごしているのかを探っていった。
志望動機
私が三菱地所を志望する理由は、街づくりを通して未来の日本を形作りたいと思ったからです。街をつくるという事は、多くの人々に影響を及ぼす仕事であり、可能性ある魅力的な仕事だと考えています。例えば、私が御社に入社した暁には、大丸有に「学び」という要素を加え、これまで活躍してきた企業OBと、これから活躍する現役世代が共に学び合う街をつくることで、幅広い世代が集い、交流できるビジネス街を構築したいです。明治時代からこれまで、大丸有は社会のニーズに即して進化を続け、その姿は今や単なるオフィス街ではなく、様々な人を楽しませる複合ビジネス街です。こうして常に変わり続ける大丸有エリアにおいて、私はこれまでに培ってきた一貫して物事に取り組む力を活かし、社会のニーズに応える難易度の高い仕事がしたいと考えています。学生時代に社会人の先輩方と多くかかわる機会を得た私は、シニア世代の方々が持つ知識や経験の深さを知ると同時に、社会がそれらを活かせていない現状を知った。そして、その活用がうまくできれば、未来の日本はもっと面白くなると確信しました。それゆえ、私は大丸有において幅広い世代が学び合う生涯学習の場を築くことで、エリアの資産である企業OBの知見を次世代に受け継ぐ環境をつくりたいです。シニア世代にとっては新たな活躍の場所を、現役世代にとっては貴重な学びの場を生みだすことは、大丸有というエリアを資産として保有する御社でしかできないと考え、三菱地所を志望しています。
インターン
- 実施時期
- 2016年12月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
あなたが学生時代にした最大のチャレンジは何ですか。
あなたが大切にしている信念は何ですか。それを培ってきた経験をふまえて教えてください。
あなたは三菱地所でどのような仕事をし、何を成し遂げたいですか。そのように考える理由も併せて教えてください。
ES対策で行ったこと
インターン選考の段階から様々な企業でESを提出し、多くの企業で共通するテーマ(学生時代頑張ったこと等)については推敲を重ねていった。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
参考書に一通り取り組み、また練習のために、本命ではない企業の選考にエントリーした。
WEBテストの内容・科目
玉手箱で、言語、非言語、性格診断があった。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
インターンに参加したので、グループディスカッションと一次面接が免除で、この二次面接からの選考だった。
この面接では、ロジカルに自分の経験してきたこと、志望動機を伝えることが重要だと思う。少しでも論理的に通らないことを述べると突っ込まれるような面接なので、その点を押さえておけば大丈夫だと思う。
面接の雰囲気
面接官二人はそれぞれ40代、50代の位の男性社員で、雰囲気はとても温和だった。笑顔で面接を進めてくれたが、時折鋭い視線で鋭い質問をしてくることがあり、気を抜ける雰囲気では全くなかった。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に一番頑張ってきたことは何ですか。
私は、地域活性化を目的とする学生団体において代表を務め、過疎地域である○○県○○市における活性化に貢献してきました。限界集落と呼ばれる地域において、地方自治体、大学、地域住民らと協働しながら、様々な活性化策を実現してまいりました。具体的には、地域に住み小中高校生への教育支援、そして高齢者への生活支援を二本の軸に活動してまいりました。特に前者に関しては、私が代表に就任してから新規の施策として取り組み始めたもので、地域の未来を担う若者の学力向上を図ることを目的に行いました。新規事業を始めるにあたっては、自治体や地域住民との合意形成を行ったうえで、大学生自らがカリキュラムを考え、子どもたちに向けた塾を開くことに成功しました。私は代表として、様々なステークホルダーをまとめ上げて同じ目標に向かわせる経験や、集団で何かを成し遂げる経験を得ることができました。
インターンの感想を教えてください。
御社のインターンはとても充実した内容で、多くのことを学ぶことができました。5日間の日程の中で、大丸有の多くの御社物件を見学できたことで、御社が持っているこだわりや他のデベロッパーとの違い、強みといったことを自分なりに理解することができました。国内トップの不動産デベロッパーとしての役割や社会的貢献性の大きさには、強い魅力を感じます。また、プログラムの中で非常に多くの社員の方とかかわる機会をいただいたため、御社に入社してからの仕事のイメージを具体的につかむことができました。その上で知り得た社員の方々の温和でスマートな雰囲気は、私の御社への入社志望度を大きく上げるきっかけとなりました。非常に素晴らしい内容のインターンを企画してくださったことに今でも感謝をしています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2017年06月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事部の課長、部長、人事部付の役員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
熱意が一番大事だと思う。他の会社ではなくて、この会社に入りたいという思いをしっかりと伝える必要があるのではないか。また、三菱地所という会社に合いそうだなと相手に思ってもらう必要があるため、それまで社員の方と接触して得た地所らしさを少しだけでも醸し出せるように努力した。
面接の雰囲気
課長の女性の方は温和な雰囲気だったが、他の男性二人は厳しめの表情。あまり笑ってくれない。また、学生と社員との距離が遠く、やりづらさを感じた。
最終面接で聞かれた質問と回答
デベロッパー業界を志望している理由を改めて教えてください。
仕事を通して、街づくりという社会的影響が高くスケールの大きい仕事に取り組めるという点で、不動産デベロッパーを志望しています。せっかく社会人として仕事をするならば、社会に少しでも多く貢献できるような仕事がいいという思いが私の根底にあります。また、学生時代に地域活性化に取り組む中で、将来的には自らの仕事を通して多くの人に影響を与える仕事に就きたいと考えるようになりました。数ある仕事の中でも、デベロッパーの仕事は、人々が暮らし、働き、遊ぶ建物や街を一から構想することができ、一つ一つの建物に様々な仕掛けを作りこむことができ、それを社会に散見する問題の解決につなげることができると考えています。社会全体はもちろん、そこに来る一人一人のことまでもを考えられるような、優れた不動産デベロッパー社員になりたいと考えています。
数あるデベロッパーの中で、なぜ三菱地所を志望しているのですか。
まず、不動産デベロッパーとして、本当の意味での街づくりができるのは御社を含めて数社のみだと考えています。それは、保有する土地の広さやこれまでの実績、社会的な認知度が関連していると捉えています。御社は大丸有というエリアを資産として保有し、明治時代以来長い時間をかけて、この場所を世界に通用するビジネスエリアに育て上げてきました。そのような歴史ある大規模な開発、そして広いエリアでの連続性のある開発ができるのは御社だけだと考えています。また、御社のインターンにお世話になった際に、多くの社員さんと交流する機会を得、そのお人柄や優秀さに心から惹かれました。私は御社に入社し、社会的に重要な仕事をしながら、目標とする先輩社員の方々のような人間になりたいと考えています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
特にしばりはなかったが、一週間以内には決めてほしいと言われた。また、必要であれば社員との懇談会を開いてくれるとも言われた。
内定に必要なことは何だと思うか
インターンに参加できると、企業理解がかなり深まる上に本選考でのグループディスカッションと一次面接が免除になり、かなり有利になる。本気でこの企業を目指すのであれば絶対に参加を狙うべきだろう。普通の学生が一次選考であるグループディスカッションをやっているうちに最終面接を受けることができる。また、OB訪問は会社を知るためにとても重要。説明会では得られない内容を多く知ることができ、ESや面接で役立つものも非常に多い。ぜひ申し込むべき。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
高学歴、留学経験者、体育会、理系。この三要件を全く満たしていない人はほぼ内定していないと思う。インターンの段階でもこれらに当てはまらない人はいなかったくらい。あとは、どれだけ企業に対する熱意を示せるかで結果は変わってくると思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
繰り返しになるが、インターン参加者と社員推薦(社員と部活やサークルのつながりがある学生)はグループディスカッションと一次面接が免除になる。だが、免除にならない学生の中からも確実に内定者は出ているので心配する必要はない。っそれから、最終面接は3倍程度と人事が言っていた。
内定後、社員や人事からのフォロー
社員との懇親会や面談はいつでも設けてくれると述べていた。
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三菱地所の 会社情報
会社名 | 三菱地所株式会社 |
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フリガナ | ミツビシジショ |
設立日 | 1937年5月 |
資本金 | 1424億1400万円 |
従業員数 | 1,182人 |
売上高 | 1兆5046億8700万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 中島篤 |
本社所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目1番1号 |
平均年齢 | 40.3歳 |
平均給与 | 1273万円 |
電話番号 | 03-3287-5100 |
URL | https://www.mec.co.jp/ |
採用URL | https://fresh.mec.co.jp/ |