【20卒】日本電信電話（NTT）の夏インターン体験記（理系/メディアインテリジェンス研究員）No.5950（筑波大学大学院/女性）（2019/7/22公開）

深層学習について、利用する目的を明確に把握した状態で学ぶことができた。これから深層学習はどんどん必要とされると考えられるので、集中的に学ぶ機会となり良かった。また、研究所・研究職の仕事は個人ワークであり、勤務中はもくもくと集中力高く取り組む人が多い印象を受けた。

テーマをしっかり確認した上で、深層学習の基礎的概念やpythonの百本ノックをしておければ更に学べたのではないかと考える。

一人一人のレベルが高く黙々と集中しているので、ほぼ初心者に近しい私は場違いな印象を受けていた。なんだか実力のなさに申し訳が無さすぎて、研究（仕事）があまりうまく進められないまま時間だけが早く流れていきそうに思えた。他のインターン生と同レベルの知識をもって臨めば、また違った姿も見えたのかもしれない。

インターンの参加学生はほとんど研究室との繋がりから来ていたことから、本選考を受ける人は更にそういった深層学習や言語処理の知見や経験を豊富に持つ人が多いのではないかと考えた。私自身はインターンで少し知識を得られたら程度であり、足を引っ張ってしまうと感じた。

周りに優秀すぎる人々ばかりいてどんどんおいて行かれる環境、かつ、一人一人が集中して余計な雑談なしに個人ワークに捧げる環境であり、苦痛を感じることが多々あった。そのため、分野もそうだが常に新しい技術を追い求める研究職そのものが私自身の適性とあまり合わないのかもしれないと考えた。

インターンで成果を出していれば、また教授推薦というルートを辿れた可能性もある。しかしながら、ただインターンに参加したという理由だけでは、特に有利に働くことはないと考える。

私は特になかったが、インターン時に出した成果を論文（か学会）に出さないかと提案されているインターン生もいた。

新しいことが生み出したいので研究職を主軸として考えていた。これまでのプログラミング経験や資料作成の見た目に注力し続けた経験から、それを生かせるソフトウェア系だと漠然と考えていた。他にも、経験を生かすという点では、IT業界（web/SE）のフロントエンジニアやUIUXデザイナー（またはそこに触れられる仕事）を考えていた。

自刎の専門分野から外れた研究職は、完全に志望から外れた。研究職志望自体にも疑念を抱いたので、その疑念を解消するべく他企業の研究所へ見学に行くなど行動を起こした。その一方で、UIUXデザイナーの志望度が相対として上がったため、その仕事内容や適性を知るためにそういったインターンにも応募するようになった。