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東京電力ホールディングス株式会社 報酬UP

【未来を風に乗せて】【20卒】東京電力ホールディングスの技術職の本選考体験記 No.6760(法政大学大学院/男性)(2019/6/24公開)

東京電力ホールディングス株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2020卒東京電力ホールディングス株式会社のレポート

公開日:2019年6月24日

選考概要

年度
  • 2020年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 技術職

投稿者

選考フロー

企業研究

ここは現在4つの会社に分社化しているため、HPや説明会でもらう資料などの情報量が非常に多く、企業研究が大変だった。中でも、東電に関するニュースは直前にいくつか見ていた。WBSというニュース番組やキャリタスで毎週金曜日に配信されるニュースは必ず見ていて、そこで見た自分の興味のある事業の再生可能エネルギーなどに関することは逆質問でもしたことで、熱意をアピールできた。また、面接の際には、志望動機に関して、「福島原発の事故がありましたが、なぜ当社なのか」という形の聞き方をされたので、福島原発の事故に対する思いや自分の考えなども持っておいたほうが良いと感じました。ただ、一番大事なのは自分がどの事業に携わり、どう貢献できるかだと思うので、そこは自分の経験や研究内容を踏まえて話せると良いと思います。

志望動機

私は人々の生活を支える仕事がしたいという思いがあります。それは東日本大震災の経験から我々が日常使っていた電気が当たり前のものではないことを実感したからです。私は国内最大手の電力会社である貴社で、災害時にも事故なく安全に電力を供給できる設備を整え、社会全体の暮らしを陰から支えたいと考えています。貴社の説明会に参加した際に、再生可能エネルギーの中でも、最近風力事業推進室が作られ力を入れていることや風力発電は風車の大きさや設置する場所により発電効率が大きく変わることに興味を持ちました。日本は経済水域による漁業への影響もあるため、より大型な風車を設置するには世界を視野にいれて事業を展開することが大切だと考えています。そこで、私の行動力を活かして実際に海外に足を運び、その地域の雰囲気を感じることで、発電効率を最大限発揮できる最適な大きさや設置場所の選定を行うことで貴社に貢献したいと考えております。

エントリーシート 通過

実施時期
2019年03月
通知方法
電話
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

東京電力が果たすべき使命や、達成すべき課題などについて、あなたの考えを聞かせてください。 (250字以内)
貴社の果たすべき使命は安定した電力供給だと考えています。貴社の電力供給の多くは火力発電を占めていますが、これは有限な原料を使用していること、CO2を排出するだけでなく、発生するSOxやNOxが構造物の老朽化を進める要因であることを腐食の研究を通じて学びました。老朽化した構造物を維持管理するための評価やメンテナンスには多くの時間や費用がかかってしまう問題があることから、火力発電の代替として風力や地熱などの再生可能エネルギーの事業の拡大や高効率化に注力すべきであると考えます。

ES対策で行ったこと

質問に対して、まずは結論から答え、その後に具体的な自分にしかできていない経験談を書くことを意識した。

1次面接 通過

実施時期
2019年05月
形式
学生1 面接官2
面接時間
50分
面接官の肩書
人事と技術者
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

企業の情報量が多い中でも、自分のやりたい事業については詳しく研究し、なぜその事業に携わりたいのかを自分のこれまでの研究活動と関連させて話すことができ、やりたい仕事も言えたことです。






面接の雰囲気

穏やかな印象。緊張をほぐしてくれるためか、最初は「昨日はよく眠れましたか」といった雑談から始まった。

1次面接で聞かれた質問と回答

学生時代に最も頑張ったこと。

私が学生時代最も打ち込んだことは聞く人の視点を意識した発表を行うことです。大学の研究室では月に1回進捗報告会がありますが、私の研究は大学の先生の分野外であり、内容をあまり理解してもらえませんでした。そこで、わかりやすい発表にするために、実験結果を示す前に基本的な理論から説明を始めるスライドづくりを意識し、2日前には完成させ先輩にフィードバックをしてもらうこと、前日には発表練習と想定質問への準備をすること、発表後に感じた修正点を来月以降に活かすことに取り組みました。それを1年以上繰り返し続けた結果、先生や先輩からの質問や助言も増え、自分の研究に活かすことができるようになりました。同じ1回の発表でも、事前準備を細かい点まで行うことで、相手に伝わる発表となり、様々な視点で考えることができるようになると実感しました。この経験で得た説明力は、学会での質疑応答で活かせました。

なぜ風力事業が第一志望か

理由は大きく二つあります。一つは、貴社の説明会に参加した際に、再生可能エネルギーの中でも、最近風力事業推進室が作られ力を入れていることに興味を持ったからです。それは自分が現在行っている鉄鋼材料の腐食の研究を通じて、火力発電により生じるSOxやNOxといった有害のガスが構造物の老朽化を進める要因であることを学んだので、クリーンなエネルギーを使って発電することが重要と感じるようになったためです。二つ目は、私は将来海外で働いてみたいからです。2002年より関係会社のユーラスエナジーホールディングスを通じて、欧州、米州、日本・アジア太平洋で再生可能エネルギー事業を展開している貴社なら可能と考えました。

最終面接 通過

実施時期
2019年06月
形式
学生1 面接官1
面接時間
10分
面接官の肩書
人事
通知方法
直接
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

話をしたやりたい仕事について、当社の課題としてる部分で今後重要になっていくので目の付け所がよいと言われ、評価していただけた。

面接の雰囲気

学校推薦だったため、穏やかで形式上の面接。その日にグループワークも一緒にしたのだが、そのフィードバックも頂いた。

最終面接で聞かれた質問と回答

やりたい仕事は何か。

私は再生可能エネルギーの中でも、風力事業に興味を持っているため、風力発電に携わりたいと考えています。具体的にやりたい仕事として、貴社の説明会の中で、風力事業に携わる技術者の方から、大きい風車の方が、発電効率がよいという話を聞いたので、私は風力発電の効率を最大限発揮できる最適な風車の大きさやメーカーの選定を行いたい。また、大きい風車を置くためには、騒音などの問題も生じるため、国内の陸上ではなく、海外の洋上風力を展開していくことが重要であると考えているので、海外に目を向け、より大きな風車を設置できる場所の検討や提案を行いたいです。将来的にはこれまでの研究活動や国際学会にでて培ってきた英語力を活かして海外で働きたい。

なぜ風力事業が第一志望か

グループワークのフィードバックに関して、積極的に書記を行っていたところや、他人の意見をよく聞き、それに対してよく考えて返していた点が良かったと評価していただけた。上の質問に対する回答は一次面接と同じことを回答しました。また、風力事業以外の火力、原子力、技術営業と4事業ある志望順位はエントリーシートで書いた内容から変わっていないかという確認もされました。それに対しては変わっていなかったので、その通り答えました。最後の逆質問では、貴社に入社するまでに勉強しておいた方がよいことを聞きました。まだ、配属が決まったわけではないから具体的にやっておいたほうがよい勉強はなく、ちゃんと卒業することが大事という回答でした。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

自由応募からの後付け推薦だった。学校推薦に切り替えないかという電話に対して、研究室の先輩からの話を聞きたかったため、返事の期限を延ばしてくれたのは好印象だった。

内定に必要なことは何だと思うか

ここの選考はエントリーシートを通過した後は、一次面接で、その後最終面接という流れです。一次面接で高く評価された人は学校推薦への切り替えの提案をしてもらえるので、一次面接で、どれだけアピールできるかが勝負だと思います。なぜ、その大学のその学科なのかということから、これまでの自分の研究や大学時代の勉強を背景に、なぜこの会社か、なぜその事業を志望するのか、どういう仕事をしたいのかに関しては、面接で論理的に話せるようにしたほうが良いです。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

自分の考えをもっていてそれを素直に話すことができるかだと思います。私は技術系ですが、研究の話はあまりしておらず、面接の話のほとんどは、大学時代に頑張ったアルバイトのことであったり、研究室での人との関わりでした。人柄重視の面接と言っているだけあると感じました。

内定したからこそ分かる選考の注意点

ここの企業の一次面接は個別説明会という名前で案内をします。最初に、簡単に、CSR報告書を人事の方が読むだけの説明があり、その後に面接を行うという流れだが、この説明会という名前に惑わされないように注意してほしい。

内定後、社員や人事からのフォロー

特にないが、最終面接後にその日に選考に来ていた同期になる人たちとの懇親会はあった。

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東京電力ホールディングスの 会社情報

基本データ
会社名 東京電力ホールディングス株式会社
フリガナ トウキョウデンリョクホールディングス
設立日 1951年5月
資本金 1兆4009億8000万円
従業員数 39,268人
売上高 6兆9183億8900万円
決算月 3月
代表者 小早川智明
本社所在地 〒100-0011 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号
平均年齢 45.2歳
平均給与 787万円
電話番号 03-6373-1111
URL https://www.tepco.co.jp/index-j.html
採用URL https://www.tepco-recruit.jp/
NOKIZAL ID: 1130295

東京電力ホールディングスの 選考対策

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