- Q. 志望動機
- A.
PwCコンサルティング合同会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒PwCコンサルティング合同会社のレポート
公開日:2021年6月6日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- ITソリューションコンサルタント職
投稿者
- 大学
-
- 早稲田大学
- インターン
-
- りそな銀行
- オムロン
- 日本経営ホールディングス
- ダイキン工業
- クイック
- みずほ銀行
- YKK
- JFE商事
- 山田コンサルティンググループ
- ENEOS
- ジェーシービー(JCB)
- SCSK
- PwCコンサルティング合同会社
- クラレ
- シグマクシス・ホールディングス
- フューチャー
- ジョンソン・エンド・ジョンソン
- 大正製薬
- 東日本電信電話(NTT東日本)
- 日本能率協会コンサルティング
- 川崎重工業
- 内定先
-
- 日本経営ホールディングス
- 山田コンサルティンググループ
- PwCコンサルティング合同会社
- 東日本電信電話(NTT東日本)
- 入社予定
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
企業説明会から最終面接に至るまで一貫してオンライン形式であった。
企業研究
入社後のイメージをより明確化に描くことが重要であると考える。正直に言って、PwCで実現したいキャリアが他のBig4だとできないかと言われたら大半の場合で他でもできるという答えになる。その点に関しては、面接官もコンセンサスを持っているので深くは問われない。それよりも入社後どんなことをしたいかやビジネス全般に対する知識を入念に準備すべきだと思う。前者の入社後にどんなのことをしたいかについては、ネットなどを活用し徹底的に調べ上げた。自分は文系であるためITに関する知識は乏しかったが、ITソリューションコンサルタント職として扱う可能性のあるsapについての知識を叩き込み自分の入社後にやりたいことと一致させることが重要させたことが内定に繋がったと考えている。自分の場合は、基幹業務システム導入案件で得たものを将来的にヘルスケアの業界で活かしたいと答えた。後者のビジネス全般については、コンサルタント職としての業務理解はもちろんのこと一通りのビジネストレンドを頭に入れておくといいと思う。自分は、Youtubeの「グロービス知見録」や「Newspicks」で情報を仕入れた。仕入れた情報を基に自分の仮説を最終面接の逆質問でパートナーに伝えたところ好印象であった。
志望動機
なぜPwCなのかについては、一言で言うと協業する姿勢というものがある。企業に就職することが全てではないこの時代において、わざわざ組織に属する一番の意味は、シンプルに一人ではできないことが成し遂げられることにあると考えています。もちろんそこには量的なもありますが、自分とは違う人たちが集まることでいわゆる化学反応が起きる、掛け算の要素を持つのが組織の奥深さだと思っています。 そうした時に、PwCがグローバルネットワークを持っているということだけでなく、職員一人一人の共通のマインドとしてコラボレーションの意識を持っているということを選考の過程で感じたため志望している。次になぜITソリューションコンサルタント職を志望しているのかについてお話しさせて頂く。それはITという武器を持ってコンサルティングの現場に望める点に集約される。たしかに、ビジネスコンサルタントと比べると研修期間の長さからわかるように一人前になるまでに時間がかかる。しかし、ラーニングカーブは緩やかなものの、ITという武器を持ってから現場に入れるため活躍のビジョンを描きやすい。この点に魅力を感じている。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年08月 上旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
コンサルティング業界を志望する理由/人生における最大の挑戦は?
ESの提出方法
マイページから提出
ESの形式
web入力
ESを書くときに注意したこと
結論ファーストなど基本的な点には留意した。くわえて自分に対して興味を持ってもらえるように特徴的なエピソードを準備した
ES対策で行ったこと
コンサルティング業界ではあまりESは合否の対象とならないが、面接時の材料にはなるので自分に対して興味を持ってもらうことを意識した。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年08月 上旬
- 実施場所
- 自宅
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
WEBテスト対策で行ったこと
SPIの青本を購入し演習を繰り返した。また、他社の選考を通じて実際にwebテストに触れる機会を増やすようにした。
WEBテストの内容・科目
玉手箱:言語、非言語、性格
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
合計で一時間半ほど。言語は時間が足りなくなる場合もあるのスピードは重視すべきと感じる。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
独自の選考 通過
- 実施時期
- 2020年08月 中旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
選考形式
動画選考
選考の具体的な内容
録画形式で与えられたお題に対して一分程度で自らの考えを述べるもの。お題は「自らの所属する団体(大学、研究室、ゼミ、学生団体、アルバイト先等…)を一つ上げ、その団体が抱える課題を「ITソリューションコンサルタントとして」解決する方法を述べてください。」というものであった。ケース面接に近しいものだと認識しており、前提確認、ボトルネックの特定、解決策の評価などを行った。
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2020年08月 下旬
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生5 面接官1
- 時間
- 40分
- 開始前のアイスブレイク
- なし
- プレゼン
- あり
- 当日の服装
- スーツ
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン。使用ツールはTeamsであった。
グループディスカッションの流れ
基本的なGDの流れに沿って行われた。最初に前提確認、状況分析、ボトルネックの特定、解決策の立案、解決策の評価という順で進めた。最後には、アウトプットを3分ほどで発表する時間がある。
雰囲気
外資系コンサルの選考といって殺伐としたものかと身構えていたがそうでもなかった。なかには、まったく発言できずお地蔵さんになっている人もいた。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
テーマ
アフターコロナにおいてリモートワークを継続していくべきか。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
まず第一に議論に積極的に参加する姿勢が重要であると感じる。もちろん、発言の精度という観点でいかにクリティカルな意見を発言できたかも重要だが、それ以上に発言の総量を増やすことが評価されやすいと感じた。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年08月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- マネージャー
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン。Teamsを使用。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ケース面接が初めてであったので熱意で押し切る形になった。発表の時間には我を忘れて10分以上話してしまったが通過できた。三年夏というタイミングなのでそこまでの完成度は求められていないようにも感じた。
面接の雰囲気
面接官はSlerからの転職組であり物腰柔らかでやりやすかった。自分がケース面接が初めてあると打ち明けると、緊張がほぐれるように気を遣ってくれた。
面接後のフィードバック
あり。ケース面接においてタイムマネジメントができていなかったと指摘された。最初に発表時間を確認しておくべきだったと反省している。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
自分のアルバイト先に利益改善を提案してください。(ケース面接)
私がアルバイトとして働いているホテルの利益改善がテーマであった。まずは、コロナウイルスはホテルにどのような影響を及ぼしたのかをまとめた。この現状に対するボトルネックとしてコロナウイルスに対する忌避感を設定した。次に、ホテルの収益構造について宿泊部門、宴会部門、料飲部門ごとにまとめた。料飲部門であったら、利益=売上ー原価+販管費であり、売上はさらに客数×部屋単価に分類されるといった具合である。そして各々の部門でITを用いてボトルネックを解消するためにはどのような解決策を考えられるかを検討した。そして、その解決策を評価し最善の選択を提案した。また、議論とは別枠としてgo toキャンペーン適用に対するロビー活動なども提案した。(当時は東京のみgo toキャンペーンから除外されてた)
大学ではなにを勉強しているのか。
私は、企業の国際戦略についてゼミの活動を通して研究しています。ゼミのテーマとして、「International Cooperate Strategy 」となっていて、英語を使用言語としながら企業の国際戦略について定量的・定性的の両観点から分析している。今は「Country Manager」というシュミレーションソフトを使って、南米歯磨きを売る場合について検討しています。
深掘り→具体的には競合他社の比較とかしてるの?
はい。シュミレーションソフトには競合他社の商品はもちろんのこと国の経済状況や国民の慣習なども反映されています。例えば、不況に陥った国では歯磨き粉が売れなくなるといった具合です。
深掘り→英語でディスカッションって言ってたけど自信あるの?
ビジネスレベルかと言われれば自信がありませんが、英語でディスカッションは問題なくできます。
独自の選考 通過
- 実施時期
- 2020年09月 上旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
選考形式
二日間のジョブ選考
選考の具体的な内容
一日目は5人で1チームとなり、架空の企業を使ったケーススタディを行った。二日目は、8人で1チームとなり実際にシステムに触れながらワークを行った。チームメンバーに合わせて自分のバリューの出し方を模索することが重要であると感じた。
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接官の肩書
- ITソリューションコンサルタント職を担当する人事社員
- 面談時間
- 30分
- 面談タイプ
- オンライン面接
- 実施時期
- 2020年09月 下旬
- 実施場所
- オンライン。
リクルーターからの連絡が来た時期・経緯
ジョブ選考通過後にメールで案内がある。
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン。Teamsを使用。
面接の雰囲気
選考要素はなく、学生の疑問点を解消する場なので優しい雰囲気の下で行われた。人事社員がパスポート制度に込められた想いなどを語ってくれた。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
特に選考要素はない。PwC独自のパスポート制度についての説明が大半の時間を占める。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年02月 中旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン。
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- パートナー
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン。Teamsを使用。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
業務理解とビジネスに対する感度が評価されたと感じる。文系で未経験だからと言って何も知らないというわけでは差別化できないと考え、実際のsapプロジェクトの流れなど叩き込んだ。くわえて、コンサルタントを志す以上はビジネスに対する素養もアピールする必要があると感じた。
面接の雰囲気
最終選考となるパートナー面接ということでそれなりの緊張感を持って行われた。かと言って圧迫面接ということはなく、学生の意見にしっかり耳を傾けてくれた。
面接後のフィードバック
あり。内定後の取り組みについて話されたため、合格の手応えを掴んだ。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
グロービス知見録、Newspicks
最終面接で聞かれた質問と回答
あなたにとって良いコンサルタントとは?
相手の懐に入り込めるコンサルタントだと考えています。コンサルタントは企業のお医者さんともいわれるようにクライアントの元へ課題を解決を目的にしに行くが、お客様の方が自社について詳しいことは避けようもない事実です。そのため、コンサルタントはお客様の信頼を得て情報提供してもらうことで真価を発揮できる。
→じゃあその相手の懐に入るためになにが必要?
主人公意識だと考えている。企業にとってコンサルタントは外部の者であることも同様にして避けようのない事実です。そして、これはコンサルタントが企業と一緒に死ぬことができないことも意味します。この場合に、コンサルタントを仲間だと思ってもらうためには物事を自分事として捉える当事者意識が重要になってくると考えています。
特にどのような仕事をしたいと考えているか
まずはsapに関わってみたいです。その後は、sapで学んだことを活かして介護領域に価値提供をしていきたいと考えています。一見両者には関連のないようにも思えますが、共通する部分があると考えています。これはSapが経営の視点を養える点に起因しています。sapは会計や人事、在庫管理や販売管理など幅広く企業の経営システムに関わることになります。そのため、コンサルティングを行なう範囲も単なるITシステム開発に留まらず企業の経営全般に関わることができる。これは、将来的に自分がしたい医療・介護領域への価値提供につながる。
→どの点が介護と同じ?
ビジネスの根幹をなす会計や人事といった部分は共通している。この部分を扱うのがsapコンサルタントであり、まずITという武器をsapコンサルタントとして身に付けたいと考えています。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年02月 下旬
内定を承諾または辞退した決め手
セカンドキャリアの多様性。他のコンサルティングファームからも内定を頂いていたが、転職時のネームバリューを考えるとPwCになった。
内定後の課題・研修・交流会等
月1のランチ会あり。課題としては、MOS、ビジネス英会話、ITパスポート、基本情報技術者試験などが課される。
内定者について
内定者の人数
現時点で40人ほど。
内定者の所属大学
慶応義塾大学、名古屋大学、創価大学、上智大学。
内定者の属性
早慶、旧帝、国立理系
内定後の企業のスタンス
パスポート制度を運用しており、最終面接は自分のタイミングで受けられる。総合商社などが併願先として挙げられ、人事社員として内定後の辞退はある程度織り込み済みだと感じた。
内定に必要なことは何だと思うか
他の就活生との差別化をいかにはかるかを考えて就活に望むべきだと考える。情報系を専攻する学生には、どうあがいてもIT系の知識では勝てない。そうなった場合に、自分が彼らに勝っている部分は何なのか。これを考えて磨いていくことが重要であると感じる。自分の場合は、ビジネス全般に対する知識であったので、情報のキャッチアップを心掛けた。また、この企業は就職をゴールとしない。就職はスタートラインでしかなく、入社後に何もするかが命運を握る。就活生は内定にゴールを定めるのではなく、長期的な視点を持って選考に望んで欲しい。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
思考を放棄していないか。物事に疑いの目を向けリテラシーをも持っているか。このような点だと感じる。正直、ケース面接に関しては対策本で作法を叩き込めば問題ない。しかし、常に世の中に対してwhyの姿勢を持ち考え続けているかに関しては一朝一夕でなし得るものではない。この点に関して積み重ねがある人は、評価されると思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
今年は採用予定人数を選考途中で増やした都合もあり、後半の選考ではジョブ選考がなかったと聞く。ゆえに、後半に選考を受けた人の方が有利だったことは否めない。周りのレベル感も時期によって異なるので、自分の対策の進み具合をみて選考を受ける時期は熟考の上決めたほうがいいと感じる。
内定後、社員や人事からのフォロー
月1のランチ会や内定者限定のニュースレターの配信がある。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 20代の成長環境
- 成長市場で働きたい
- 海外拠点で働きたい
入社を迷った企業
東日本電信電話株式会社(NTT東日本)
迷った会社と比較してPwCコンサルティング合同会社に入社を決めた理由
NTT東日本は一見するとPwCとの併願先にはあがらないような企業だが、私は設定した軸を理由に悩んだ。軸は個人として価値を市場に提供できるかであったが、それは新型コロナウイルスなどはじめVUCAの時代には今後とも安定な企業は少ないと感じたためである。安定は企業に宿るのではなく、個人に依存すると考えていた。しかし、NTT東日本は通信インフラを担い政府が護っている。NTT東日本が潰れるときは日本の終わりも同時に意味する。最終的には、自分は良くても家族に転居を経験させるのは好ましくないと思いPwCにした。
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- A.
PwCコンサルティング合同会社の 会社情報
会社名 | PwCコンサルティング合同会社 |
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フリガナ | ピーダブリューシーコンサルティング |
設立日 | 2016年2月 |
従業員数 | 4,442人 |
代表者 | 大竹伸明 |
本社所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目2番1号 |
電話番号 | 03-6257-0700 |
URL | https://www.pwc.com/jp/consulting |
採用URL | https://www.pwc.com/jp/ja/careers.html |