【未知の金融世界への挑戦】【22卒】三井住友信託銀行の夏インターン体験記（文系/総合職）No.17011（一橋大学/男性）（2021/8/6公開）

金融業界に関心があり、その中でも、高齢化に伴ってビジネスチャンスが拡大している信託銀行業界に関する理解を深めようと考えており、日本の最大規模の信託銀行であるこの企業のインターンシップに参加することを通じて、働くイメージをつけようと考えた。

ESによる選考であったため、その質を高めることに集中した。何よりも、他の企業のインターンシップにESを提出する中で、その質を徐々に高めていった。

同業他社は動画選考などがあったため、この企業は学歴やESの質そのものを重視しているのではと感じた。

各ソリューションごとの仕事ロールプレイングワーク

3日間あり、それぞれにおいて異なるソリューションの仕事内容を理解するワークに取り組む

三井住友信託銀行が有しているソリューションとその仕事内容について

受託資産、不動産などそれぞれのソリューションごとの仕事体験

1日目にやったこと

チームメンバーとの自己紹介と、実際のワークに取り組んだ。その中で、各ソリューションを日々担当している社員の方が説明して下さり、その後にワークに取り組むという流れであった。

2日目にやったこと

1日目とは異なるソリューションを担当されている社員の方が登壇し、日々の業務内容を説明し、その後にワークに入った。最後にはパワーポイントを用いた発表の時間もあり、フィードバックを経て終了という流れであった。

3日目にやったこと

最終日は大きめのワークの後に全体の前で発表という流れであった。2時間弱の時間があり、その中で自由に発表用のスライドや資料を作成し、発表、フィードバックを受けるという流れであった。

人事部社員

なし

個別に交流する機会はそれほどなかったが、全体のルームにおいて詳しい説明を受け、適宜質疑応答をする時間は設けられていた。また、最終日に座談会の時間があり、ざっくばらんに質問をすることができた。

自分自身、金融業界を志望して日が浅かったということもあり、信託銀行の業界理解や業務の理解をすることがまず難しかった。しかし、事前に配布される資料やワークの前にある説明はかなり丁寧にしてくださるため、しっかり集中していればそこまで心配することはないと感じた。

3日間同じメンバーとワークに取り組むため、密な交流をすることができた。その中で、就活状況などの情報交換をすることもできた。

信託銀行の業務内容に関する理解を深めることができたのが何よりも大きな収穫であった。日常生活の中ではなかなか知ることのできない業界であるので、受託資産や証券、不動産業務などにおいて、現場の社員の方々が日々どのような仕事をされていて、どのようなことが求められるのか、ということを理解することができた。

信託銀行の業務内容や業界理解をしておくと、スムーズにワークに取り組むことができると感じた。事前配布資料に一度目を通しておくと良いかもしれない。

信託銀行の業務内容をある程度理解することができ、かつ、その業務内容は自分の人生や日常生活とも密接に関係していて、全ての人が必要とするような大切な業務であると感じたからである。ただ働くだけでなく、自分の資産形成などに応用することができると感じ、魅力的だと思った。

信託銀行の業務内容を理解した上で、それが銀行の業務内容とどのように異なっているのかを明確に把握することができ、強固な志望動機を作ることができると感じたからである。また、インターンシップ参加者にはリクルーターも付き、企業理解を他の学生よりも深くすることができると感じたからである。

インターンシップに参加することで、信託銀行の業務内容が、自分が想像していたよりもはるかに身近なものであり、それが故に自分の人生にも役に立ちそうだと感じたからである。それまでは資産形成について深く考える機会はなかったが、これを機に自分の資産について真剣に考えようと思うきっかけとなった。

複数回のリクルーター面談を受ける中で、企業理解を深められるだけでなく、自分の志望動機に対するフィードバックやアドバイスを頂けるため、本番の面接について有利になると感じた。

インターンシップ参加前は信託銀行含む金融業界のみならず、様々な業界を見ていた。そしてこの企業のインターンシップに参加することを通じて、信託銀行の金融業界内における立ち位置や役割を認識でき、また、その業務内容の卑近さや魅力を感じた。その後は、金融業界、そしてその中でも特に信託銀行業界に強い関心を抱くようになった。

正直、金融業界の企業や銀行はどれもお堅い会社が多いのかなというイメージがあった。そしてインターンシップに参加し人事部や現場の社員の方々と交流する中で、やはりまじめで堅実な方が多いなという印象を受けた。しかし、生真面目というよりかは、お金という大切なものを扱うからこそのまじめさであり、プライベートなどについて話際にはとてもフランクに話して下さり、めりはりのある社風だなと感じた。