【22卒】NTTデータの夏インターン体験記（文系/総合職）No.17006（一橋大学/男性）（2021/8/8公開）

4日間のワーク中はずっと同じメンバーと協力しているので、昼食の時間も含めて密に交流することができた。

個人的にこのインターンシップが一番ハードな内容であったため、貴重な経験となったと後になって感じた。また、このインターンシップを通じて、IT業界が金融業界を相手にどのようなビジネスを行い、ソリューションを提供しているのか、ということを感じることができた。

NTTデータがこれまでどのような顧客とビジネスをして、社会の仕組みを変え、支えてきたのか、その事例を少し知っておくと良いと感じた。

このインターンシップを通じて、自分はIT業界にあまり関心を抱くことはできないと感じたからである。もちろんワークの内容はワクワクするもので素晴らしかったが、個人的には、半ば無形商材でもあるITソリューションを顧客に提供することでそれが社会でどのように役立っているのかが少し見えづらく、やりがいを感じられるかが不安になった。

自分の中でIT業界に対して本気で志望することができないと感じたからである。その理由は上記の通りであり、この企業を志望する学生は相当レベルの高い学生が多く、その中であまり志望度が高くない自分が応募しても、すぐに見抜かれてしまうだろうというのが率直な感想である。

インターンシップを通じて、自分がIT業界全体に対してあまり強い関心を抱くことはできないと感じたからである。もちろんITをもちいて社会をより良くするということは素晴らしいことであるが、自分は有形商材を用いて、形あるもので社会に貢献していきたいという自分の想いに気づくことができ、IT業界はそれには当てはまらないと感じた。

インターンシップ参加者の中で優秀者には特別の座談会が用意されており、それに参加すると早期の選考を受験することができる。選考基準は通常選考と変わらないとされているが、早期選考に参加できるのであれば、するに越したことはないと思う。

インターンシップ参加者限定の座談会や、懇親会などがあり、社員の方も一人一人の学生を覚えていてくださり、サポートが手厚いと感じた。

インターンシップの参加前は志望業界は特に定まっておらず、様々な業界を見る中で自分がしっくりくる業界を探そうとしていた。その中の一つとしてIT業界のインターンシップに参加したが、無形商材を扱うことへの疑問を感じ、自分にとっては有形商材を扱って、モノに誇りをもって働きたいという想いに気づくことができた。よって、インターンシップの参加後には、メーカーを志望するようになった。

このインターンシップに参加する前は、この企業はとても堅い雰囲気があるのではと思っていた。しかし、インターンシップに参加し、4日間の中で社員の方と密に交流する機会がたくさん用意されており、社員の方方は一人一人の名前を憶えてくださるくらいの勢いでフランクに接していただけるため、とても明るく気さくな社員の方が多い、温かい企業なのだな、という印象に変わった。