【頭の回転速く学び興味深い】【20卒】日本総合研究所の冬インターン体験記（文系/ITソリューション）No.7103（立命館大学/女性）（2019/9/25公開）

金融系のIT職を希望していた。当時は未経験からのIT業界を志望していたため、受けられるインターンシップでなるべく場数をこなして知識のベースを作っておこうと思った。加えて総合研究所のESは長文であった為良い練習になると思い応募した。

とにかく長いESであったため、論理的な文章を心がけた。卒論に手をつけていない時期だったので、ゼミの研究内容をまとめるのが一番苦労した。

PMの模擬、複数サービスの工数と優先順位づけのグループワーク

1日目にやったこと

複数サービスを期間内にどのように優先順位をつけて作成するかを人員と期間と予算の工数を考え、全チームプレゼン。その後実際に日本総研の結論とフィードバックをいただいた。

2日目にやったこと

プロジェクトマネージャーの仕事の模擬グループワークを行った。分厚い資料に架空の部署の課題と職員の意見が記載されており、どの課題に優先順位をつけて予算と期間と解決方法を発表。

部長

なし

たった2日のインターンではあったが、部長クラスの方が率直なフィードバックをくださった。「正解があるのと思って考えていないか」との指摘は、学生気分で「良い感じ」の答えをだしてしまっていたと反省した。

学生は有名大学の方が多く、頭が良い一方でコミュ二ケーションが円滑かは別問題だった。勿論、頭の回転が速いので私にない領域でとても助けられたが、ワークの進め方や仕事の割り振りをもう少し速く行えれば本題に割ける時間が増えたと思う。しかし、このワークのおかげで自分がこの会社でアピールするバリューが少し見えたのでよかった。

自分の立ち位置、この企業を志望する学生の学歴・学位・分野・傾向等を実感できた。ここで自分ならどういう価値が出せるのかを踏まえて受けることができたので、選考でも対策がしやすかった。ビジネスモデルについても、少し特殊なので時間をしっかり使った説明を受けることができた点もよかった。

物事の優先順位のつけ方、グループワークの回し方が勉強になったし、勉強していけば更に良い提案ができたと感じた。

専門知識の殆ど必要なかったインターンであった為、あくまでもグループワークの回し方等GDでの対策が生きたインターンであった。よって、技術系の学部の専門知識のある人が資料や計算の時に活躍してくださる一方で、自分はどのように仕事をしていくかを想像できた。

働く姿は想像できたが、学歴・学位・専攻分野のどれも揃っていない自分に内定を出すことによるこの企業へのメリットが想像できなかった。しかし、今更そろえられる物は何もなかったので、あるもので勝負しようといった決断ができ、変に自分をよく見せるための嘘はつかずにすんだ。

志望度は上がった。システムインテグレーター業界の中でも、上流工程を中心にしたいと考えていたため。この企業では上流工程が主な仕事であるため、他の大企業のように下流の配属でギャップを感じるリスクが少ないと感じた。社員さんも、理解の浅い私にこれでもかというくらい丁寧にビジネスモデルを教えてくださった。

正直、有名な国公立大学や私立大学の方でないならこのインターンに参加できなければ本選考で上がっていくのは難しいと感じたから。数少ないアピール場面を有効活用して、チャンスを拾っておくべきだと思う。

人材とITを中心に見ていた。最初は文系でITは知らない畑だったので人材が中心であった。しかし人材を見ていく中で違和感を感じ始め、自己分析の結果それを言語化することができ、それを解決するのがITであった為このインターンの参加時にはIT業界を中心に見ていた。一番最初はリサーチの仕事を見ており、その際にシンクタンクを知ったため、IT業界の中でも一番に企業として目にとまったのが日本総研だった。

第一志望群になり、最終的に第一志望になった。雰囲気が良いだけでは駄目だと思いながらも、出会う社員さん全ての方が親身に教えてくださり、「教える」ということに一切抵抗のない方々なんだと感じた。しかし、一番の理由は上流工程を中心としながらも幅広いキャリアプランが用意されていることだ。企画職から専門職まで揃っており、自分が未経験ながらに飛び込む業界での選択肢の多さに大きな魅力を感じた。