- Q. 志望動機
- A.
株式会社SCREENホールディングスの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2023卒株式会社SCREENホールディングスのレポート
公開日:2022年5月25日
選考概要
- 年度
-
- 2023年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種名
-
- 理系 プロセス開発
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
全てオンラインで面接は実施された。
企業研究
半導体製造装置メーカーには、得意とする工程ごとに扱っている装置が全く別物であり、企業によってシェア率や強みが全く異なったものになってくる。そのため、どの工程における装置で技術力を有しているか、装置の特徴的な製造プロセスは何かまで理解しておくことが重要だと感じた。SCREENは特に洗浄工程におけるシェア率が高い企業だったので、同業他社との洗浄プロセスなどを調べ比較するようにして志望動機や魅力を感じた点などを推敲した。
有益だった情報源は、半導体市場動向ニュースまとめサイトだった。TECH+が運営しており、最新の半導体市場におけるトレンドや発展予想などが大まかに理解することが出来るため半導体業界志望の就活生には役立つと感じる。
志望動機
御社を志望する動機は二つあります。私のなりたいエンジニア像として、半導体業界の発展に貢献し、暮らしを豊かにしたいという目標があります。その上で御社のように洗浄分野で高いシェア率を誇り、沢山のデバイス生産に貢献する御社のエンジニアとして働くことは、自分の目標を達成することに近づけると考えました。二つ目は御社の挑戦を応援し、新しいことに積極的に取り組む社風に魅力を感じたからです。半導体製造装置だけでなく、ライフサイエンスからヒラギノフォントなど私たちの日常生活にも関わってくるような事業内容などに代表されるように、幅広く事業展開を行っているところから、挑戦し続けるベンチャーより企業体質にも魅力を感じました。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2022年02月 下旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
入社後最初にやりたい仕事は何ですか?
逆境を乗り越えて自分の力で成し遂げた経験を教えてください。
あなたが1番自信を持っていることは何ですか?
将来、成し遂げたいことは何ですか?
ESの提出方法
マイページ上で提出
ESの形式
マイページ上で入力
ESを書くときに注意したこと
一般的なマイページからのWEB入力のため、特になし。
ES対策で行ったこと
全て400文字での記入となるため、具体的エピソードを盛り込みつつ簡潔に述べるように意識した。一読で起承転結を理解できるように書いた。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2022年02月 下旬
- 実施場所
- 自宅
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
志望度の低い他社のWEBテストを事前に受けて慣れておいた。
WEBテストの内容・科目
玉手箱:言語、非言語
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
言語15分、非言語25分
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接 通過
- 実施時期
- 2022年03月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 技術系社員1名
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
開始五分で面接の進め方の説明と他社の選考条件についての確認、面接時間は30分程度
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
基本的なコミュニケーション能力や、端的に結論を話せるかというところを評価されていたと思う。無理に取り繕った面接は評価されないと感じた。
面接の雰囲気
非常に和やかで、興味を持って話を深堀してもらえる。最初にアイスブレイクで雑談をしてもらえる。言葉に詰まったときはフォローしてもらえる。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
一番自信を持っていることについて
私は継続力を持って物事に取り組めることに自信をもっています。趣味で筋トレをしていますが現在で3年目になります。最初はすぐに効果が見られず、見た目の変化として現れないので挫折してしまう人が多いと思うのですが、私は書籍や動画などを活用してトレーニングに関することを幅広く勉強して効果が実感できるまで粘り強く取り組みました。トレーニングノートなども活用して、数字でトレーニング内容や強度を管理することで客観的に成長を把握するようにしモチベーションを高く維持するなどの継続する努力も惜しまずにしています。現在は自分だけでなく、周りの友人も巻き込みながら筋トレサークルとして活動を続け、切磋琢磨しあえる環境を整えました。
取り組んだ研究内容について
私の研究内容はフィルム一枚で身体の情報を読み取り、健康管理を実現するウェアラブルデバイスを実現するというものです。現在は体重計などでスマートフォンと連携して体重や体脂肪率、BMIなどを簡単に手元のタブレットで管理できるものが普及しています。それを血糖値や乳酸などの体内情報でも実現したいというイメージになります。汗や涙などの代謝物から血糖値や乳酸値などの情報が読み取れるバイオセンサが普及し始めています。しかし現状として、これらのバイオセンサ単体では信号が微弱でありノイズへの耐性が低いといった課題があります。そこで薄膜・軽量で身体への適合性が高い有機半導体を使用した有機トランジスタで信号増幅と信号減衰の抑制を両立する集積回路を設計します。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2022年03月 中旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事の方1名/技術系の部門長1名
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
面接時間は30分程度、最後に10分程度の逆質問の時間
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
二次面接は研究内容や志望職種など、特に技術的質問に関する深堀質問が鋭かった印象がある。特に研究での困難や、達成期限、応用まで含めた広範囲な質問がされた。
面接の雰囲気
和やかで、自分に興味を持ってもらえる。技術質問に関しては鋭い質問が多くしっかりと深掘りされる印象だった。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
2次面接で聞かれた質問と回答
志望業界と業界内での企業選びの軸について
半導体で当たり前を創り出したいというエンジニアとしての夢があるため、高いシェア率を持ち、世界に対して影響力が大きく、技術力に信頼がある大手メーカーを基準に企業を選んでいます。他社では、同じ半導体装置メーカーでシェア率の高い企業や、川上のシリコンウエハーを作製する化学メーカーから、川下のデバイスメーカーまで業界内で幅広く受けています。御社には、その幅広い事業展開や社員の方から伺った話からベンチャー体質で挑戦を応援してくれる社風だと感じ、そこに強く魅力を感じたため選考を受けさせていただきました。特に半導体業界を志望しているため、御社のグループ内ではセミコンダクタ部門を志望しますとともにプロセス開発を通してニーズに答える製品づくりを実現したいのでプロセスエンジニアを強く志望します。
TOEICについて(勉強方法やコツなど)
私のTOEICの勉強方法のコツは、英単語や英文法などを書籍を利用して勉強する時間として確保する時間とは別に、動画ストリーミングサービスを活用して洋画や洋ドラマを「英語字幕を表示しながら英語の音声で鑑賞する」ことです。一般的にリスニング力を鍛えるためには英語音声で視聴すると良いよと言われますが、自分はそれでは理解することが出来なかったので英語字幕を表示しながら英文を確認して視聴することで、確実に意味を把握しながら話の内容を理解することが出来ました。普段からの英文法や英単語の勉強に加え、こういった楽しみながらリスニング力を鍛える方法を日常的に取り入れて、英語に触れる時間を増やしたことで短期間での点数アップにつながったと自分では考えています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2022年03月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 取締役1人/技術統括の統括部長1人
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
最初に雑談を5分程度、面接時間は25分程度、最後に10分程度の逆質問の時間
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接官の方が会社の成り立ちや歴史、今後の事業展開などについて沢山話してくれるので、次に話すことを考えずに話をよく聞くことに集中した。非常にベンチャー気質が根強く残っている印象があるので、挑戦したい意思表示をすることが重要だと考えられる。
面接の雰囲気
雑談が非常に多く、終始和やかな雰囲気だった。どこまでが雑談でどこからが面接的な質問なのか直ぐに判断できないほど雑談が多かった印象。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
SCREENの魅力は何か
大企業でありながら、ベンチャー気質でチャレンジ精神に富む社風を持つところに魅力を感じました。これまで面接官をして頂いた社員の方からも、創業の精神を強く意識していて新しいことに積極的に取り組む姿勢を感じました。御社について調べていく中で、若手であってもまずトライさせてもらえる環境があり、わずかな可能性でもその芽を潰してしまわず、むしろ育てていこうという風土を感じました。私自身、現在取り組んでいる研究テーマは研究室側から与えられたものではなく、自分からやってみたいことを提案することで取り組むことになったテーマですので、どんどん新しい事や取り組みたいことを応援してくれる環境でエンジニアとして働きたいと考えています。
人格や性格について(自己評価と他者評価)
私は友人から、こだわりが強いよねとよく言われます。研究室での研究テーマの設定から趣味で取り組んでいる筋トレなども含め、取り組みたいと思ったことや上達したいと思ったことには人一倍突き詰めようと努力を継続できると自負しています。そういったところから、良くとらえれば「継続的に物事に取り組める人格」だと自己分析しています。
もう一つ付け加えるとすれば、人見知りせずに人付き合いできる性格だと考えています。コンサートスタッフなどの接客業のアルバイトを通して、初対面のアルバイトの方にもコミュニケーションをとって仕事の依頼や雑談なども出来るようになりました。コンサートスタッフは日雇いのアルバイトになるので、毎回勤務するメンバーが異なるため、そういったコミュニケーションスキルを培うには最適なアルバイトでした。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2022年03月 下旬
内定を承諾または辞退した決め手
より志望度の高い他社から内定をいただいたため
内定後の課題・研修・交流会等
なし
内定者について
内定者の人数
50名程度
内定者の所属大学
地方国立大学
内定者の属性
理系院生
内定後の企業のスタンス
一週間ほど承諾検討期間をもらえた。内定後は中堅社員との座談会を設定してもらえたため、リアルな所での質問が出来た。
内定に必要なことは何だと思うか
どの業界でも言えることですが、業界2位付近に位置する企業は業界1位の企業に対してライバル意識を持っていますので、「なぜうちなのか?」という本質的な志望動機をしっかりと考えることが大切だと思う。なぜSCREENなのかについて、しっかりと面接官を納得させられる理由や考えを用意しておいた。同業他社との比較や、SCREENならではの魅力などについて企業研究しておくことで、面接の際に自信をもって志望動機を話すことが出来た。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
新しいことに挑戦しようとする姿勢があるかが合否を分けると感じた。半導体業界自体が変化の速い業界であることに加え、企業体質がベンチャーよりに感じたので、積極的に行動できて変化に追いついていけるようなタフさを持つ人物でアピールすることが重要だと感じた。
内定したからこそ分かる選考の注意点
二次面接が一番の難関だと感じた。技術的マネジメントを担当している社員の方が面接官だと、技術的課題やその解決法、それを達成するまでの期限など厳しめの追求をされる。自分の取り組む研究テーマについてしっかりと簡潔にプレゼンする能力を磨いておくべきだと感じる。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者で承諾を迷っている就活生向けに座談会が用意された。
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SCREENホールディングスの 会社情報
| 会社名 | 株式会社SCREENホールディングス |
|---|---|
| フリガナ | スクリーンホールディングス |
| 設立日 | 1943年10月 |
| 資本金 | 540億4400万円 |
| 従業員数 | 6,909人 |
| 売上高 | 6252億6900万円 |
| 決算月 | 3月 |
| 代表者 | 後藤 正人 |
| 本社所在地 | 〒602-0087 京都府京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神北町1番地の1 |
| 平均年齢 | 41.4歳 |
| 平均給与 | 1062万円 |
| 電話番号 | 075-414-7111 |
| URL | https://www.screen.co.jp/ |
