【稲盛和夫の想い、感じよう】【19卒】京セラの冬インターン体験記（文系/営業管理コース）No.3342（武蔵大学/男性）（2018/9/11公開）

４つの理由からです。京セラの名誉会長である稲盛和夫の人間として何が大事なのかという考え方に共感したため。毎年、私の大学から先輩たちが行っていた為。サッカーをやっていて京都パープルサンガのトップスポンサーとして知っていた。また、海外売り上げ比率が高く、海外に携わり活躍できると感じた。

今までの人生でどんなことを感じてきたのか、何に一生懸命になり情熱を注いできたのかなど自己分析をしていた。そして、稲盛の本を読んだ。

2days+1day INTERNSHIP

1日目にやったこと

京セラがどんな事業展開をしているのかの説明、アメーバ経営とは何かそして、アメーバ経営はどういうところが良くてどういうことに気を付けなくてはいけないのか、商品開発のグループワーク

2日目にやったこと

京セラの経営哲学を学ぶ、アメーバ経営を実際に体感しようというグループワーク、事務系の先輩社員から話を聞く、2日間を振り返りながら人事部長が将来どんな社会人になりたいかというのを語ってくれた、インターン生と先輩社員での懇談会

3日目にやったこと

京セラ内の各事業部が集まり、事業ごとに説明会を開いてくれた。自分の興味のあるブースにおそらく合計4か所まわることができ、話を聞いた。最後には質問をすることもでき、事業ごとに理解を深めることが出来た。

人材開発課の社員、人事部長

セラミックナイフ

インターンの最終日に人事部長から就職活動で一番大事なのは何かという話をしてくれたのが印象的だった。簡単に言うと、どんな社会人になりたいのか、何をしたいのか、時間がかかってもしっかり向き合い大切な時間にしてほしいという内容だった。

特に大変だったのはグループワークだ。「京セラの製品を用いて今ある社会問題を解決せよ」という内容で部品からどのような製品が作れるのかを皆で考えた。しかし、考えてはみるものの既に世の中にはそのような製品が実在しており、新しいものを考えだすのに時間がかかった。

どんな事業部があり、何を作っていて、どんな仕事があって、アメーバ経営とは、京セラフィロソフィとは、という京セラはどんな会社なのかを深く理解できたインターンシップだった。また、先輩社員から仕事内容ややりがい、大変な時、就職活動をしていた時のことを聞くことが出来て良かった。

ニュースや新聞をみて、今世界でどのようなことが起こっているのかを知ること。そして、利益などを計算できるようにしておくこと。

実際にいる社員と関わる中で、熱い気持ちで仕事に取り組んでいるのが伝わってきて、仕事にも熱中したい私には、あっているのではないかと感じたことから。また、普段どのような仕事を主にしていてどんな時にやりがいを感じ、どのような時が大変かを知ることが出来たから。

「はい」にしたが何とも言えない。実際の社員から話を聞いたときある年は内定者の半数以上がインターン参加者だったようだが、インターン参加者で本選考に落選してしまった人を数人知っている。企業は会社に合った人材、優秀な人材を欲しがっている。インターンに参加したら本選考で内定が出るとは限らない。

志望度は正直、下がった。確かに社員の仕事に対する熱意や経営哲学、経営手法は印象的だったが、先輩社員からの話やグループワークを通じて部品では愛着を持って営業することが出来ないと感じてしまった。もっと大きな商材を扱いより影響が大きな仕事がしたいと感じたため。

私個人の意見ではあるが本選考には有利になるかどうかは何とも言えない。インターン参加者にのみインターン選考という早期選考の招待が来るが、本選考に落ちる人はいるため。選考の時期が早まるだけ。

二つの軸を持って就職活動を開始していた。まず、日本のモノづくりに携わること。二つ目が海外に携わり語学力や留学経験を生かし活躍する機会が多い会社だ。これらから自動車(日産、ホンダ、マツダ、三菱、スバルなど)、部品(京セラ、ロームなど)、重電(明電舎、東芝三菱電機産業システム)、総合電機(三菱電機、日立、東芝、富士電機など)の大手メーカーを第一志望群としていた。

実際にインターンシップに参加してみて、大手メーカーに入りたいという気持ちや就職活動の軸は変わらなかったが、自分が一体どのようなものに携わりたいのかを考えるきっかけとなった。私はそれが部品ではないと感じたため、部品メーカーの志望度は下がった。一方で。完成車メーカーや重電、総合電機に対する志望度は上がった。