【19卒】京セラの冬インターン体験記（理系/技術コース）No.2781（工学院大学大学院/男性）（2018/4/11公開）

私は自分の専門知識を活かし，ものづくりを通して社会に貢献したいと思っておりました．そのため，様々な産業で幅広く応用され部品を扱い，高い技術力を持つ京セラでインターンシップをしたいと思い参加しました．また，今回参加しようと思ったインターンシップは私が興味のある研究開発職についての説明やグループワークがあることが参加を決意したきっかけになっています．インターンシップを経験することで，幅広い知識を吸収し，自分自身の成長に繋げていきたいと思い参加しました．インターンシップの実施期間も3日間と長すぎず短すぎないため，応募しました．

事前に企業研究を行い，どういう人材を求めているか，どういう事業があるのか調べてESを書きました．ESは書いたものを友達や先輩に添削してもらうことで，何回も書き直し，よりロ鋳物へ仕上げていきました．その後の面接でもESに書いてある内容を聞かれても受けこたえられるように面接対策をしていました．また，面接で失礼のないようにビジネスマナーについても調べ，実行できるように練習をしていました．

エントリーシート → WEBテスト → 最終面接

面接で聞かれた質問に対して答えている時にしっかりと面接官の目を見て話すことができた．ほかの学生が話している時にその学生の話をしっかりと聞いていた．自分の答えた内容への質問の深堀にしっかりと聞かれていることをこたえることができた．

学生時代に力を入れていたことを教えてください

バスケットボール部の副部長としてリーグ上位進出のために注力しました。入部直後は試合に負けることが多かったため勝ち続けるチームに変えたいと思いました。勝つためにチームの現状を理解し、団体競技で最も重要であるチームワークを身に着けようと思い、私は週に一度練習後にミーティングを行うことを提案しました。ミーティングでは、どのようなチームにしたいかを部員一人一人の意見を聞いて話し合い、目標や戦略を決めてチームの連携力を高めました。その結果、部員全員が練習に目的意識を持つことで練習の質が上がり、試合にも勝つことができて、50チームあるリーグ内でトップクラスまで上り詰めることができました。この経験から協調性や現状の課題を解決する力を得ました。

研究活動についてお聞かせください．

私の研究テーマは異種材料接合体界面端形状操作における残留応力低減効果の検討です。近年、各種構造材料において耐熱性や耐摩耗性など多種の特性が要求されることが多くなってきています。
そこで、これらの特性が優れた材料を部分的に適用できれば最適設計の観点から有効であります。しかし、本研究の問題点として熱処理によって接合体界面端部近傍に残留応力が生じてしまい、接合体強度を著しく低下させてしまいます。従って、異種材料接合体界面端近傍の残留応力低減は重要な課題と位置付けられます。この残留応力を低減させる方法として、接合界面端部の形状を変化させることにより効果を得られるということが現在理論解析より明らかになっております。
しかし、このことを実験的に証明した例がないのが現状となっております。そこで本研究では、異種材料接合体界面端部を円弧状に機械加工することによる界面端形状修正効果を実験的に明らかにします。加えて、実験結果より得られたデータと有限要素法による数値解析結果を比較し評価を行います。

本研究により異種材料接合体の強度特性を明確にすることができれば、構造材料や製品の軽量化やコスト削減が可能となります。

２days＋１インターンシップ．アメーバ経営を体験しよう．

1日目にやったこと

午前中は人事の方が各事業の紹介をした．午後からはグループワークを2つ行った．最初は練習でグループ内紙に書かれた情報をグループ内で共有してまとめて発表をした．その後はまた違ったグループワークを行った．

2日目にやったこと

2日目の午前中はグループワークを行い経営理念に基づいて考えるテーマであった．各自役割分担を決め作業に取り掛かった．午後は先輩社員の方と懇談をして質問の時間を多くとっていた．午後の最後にはトップエンジニアの講話がありエンジニアとしての歩みを聞いた．

3日目にやったこと

最終日は京セラ内の合同説明会であった．自分の興味のあるブースに3箇所回ることができ事業について専門的で詳しい話を社員の方から聞くことができた．また，最後には質問をとる時間があり，自由に聞きたいことを聞けた．また，就職活動についての情報も聞くことができ選考について聞くことができた．

人事/技術系社員

京セラ包丁．京セラ製ピーラー．セラミックボールペン

自分たちの発表では京セラの技術を使って新製品を作ることであり，自分たちの考えた製品を発表したが，社員の方からは実際に作るとなるとコスト面を重視した方がいいとアドバイスを受けた．また，作る過程のことも考えるとよいと意見をいただいた．

グループワークの際にみんなの意見を一つにまとめることが難しく感じた．また，まとめた意見を最後に発表するが，ホワイトボードにわかりやすい絵をかくのに苦労した．発表では自分たちの考えを他の人に伝える難しさを学び，自身の成長にもつながったと感じた．最初の頃は各自グループ内での役割分担などができていなかったため，話を進めていくのに時間がかかった．