【挑戦と連携、最高の成果】【23卒】 オムロン 技術営業の通過ES(エントリーシート) No.82695（非公開/非公開）（2022/6/6公開）

大学3年の夏5人の仲間と富士山を登頂するというチャレンジをしました。私には世界中の絶景を見たいという夢があり、その夢に共感してくれた仲間を5人見つけ、このチャレンジに挑みました。自分で呼びかけた計画でしたので、仲間全員が気持ちよく登頂し、最高の思い出にしたい、という思いがありました。そこで、当日までの半年間、毎日、体力トレーニングを行い、富士山登頂に必要な情報をインターネットや親戚などから集め、仲間と共有しながら、当日の登山に備えました。 登山当日、私は一つの重要な局面で決断を下す役割を果たしました。 序盤は6人全員が同じペースで歩行し、順調でしたが、中盤に差し掛かった頃それぞれの体力の違いから、歩行速度に差が出はじめ、6人全員が同じペースで登山するのが困難となりました。そこで、私は、チームを体力が近い者同士で2つのグループ（1グループ3人）に分けることを提案しました。 チームを分けることにより、仲間全員で思い出を作るという目標が達成できなくなる可能性が生じます。しかし、ペースの違いによるチームワークの乱れはより深刻でした。6人全員が同じペースで登山するには、一番ペースが遅い人に全員が合わせなければいけません。それはペースが速い人にとって思った以上にストレスとなり、疲労に繋がっていることに気がつきました。そして、その苛立ちはペースの遅い人に伝わってしまいます。このままでは喧嘩や軋轢が生まれてしまうと考えました。 チームを２つに分けることで状況は一変しました。それぞれのグループ内でペースが合うことで、仲間同士の連携がしやすくなり、明らかに疲労感が軽減しました。また、グループ間ではスマートフォンにより常に動画や音声、活字による情報共有を行うことで、お互いに励まし、励まされながら、距離が離れても一体感を持って目標に向かうことができました。結果として、仲間全員が富士山の登頂を達成し、最高の思い出を作ることができました。 私はこのような困難な状況で重要な決断をし目標を達成した経験から、どのような状況でも冷静に解決策を模索し、仲間を信頼し、自信をもって提案することの大切さを学びました。入社した際には、この経験を活かし、チームを引っ張っていきたいです。 続きを読む

変形性肩関節症という疾患の診断応用のための研究を行なっています。ラマン分光法という測定法を基に、関節の軟骨変性の特徴を分子レベルで解析し、診断応用につながる結果を得ました。 変形性肩関節症は、関節の痛みやこわばりなどの症状を引き起こす病気で、軟骨はX線で可視化されず、非破壊での軟骨の診断方法が現状ありません。そこで、非破壊、低侵襲で生体分子の同定、定量ができるラマン分光法が診断応用できるのではないか、と考えました。 私の研究では、まず、共同研究先から入手したヒトの患部の軟骨にレーザー光を照射することにより、ラマン分光スペクトルデータを取得しました。そして、一見して特徴がわからない膨大なスペクトルデータから、統計的解析手法を駆使することで、変形性肩関節症に特異的な特徴を抽出しました。次に、抽出した特徴の裏付けのため病理組織標本の作成、臨床データとの比較を行い診断応用につながるデータが得られるかを検証しました。結果、変形性肩関節症の軟骨でバランスが崩れている分子、異常に密度が高くなっている分子を発見し、ラマン分光法による軟骨変性の診断応用につながる結果を得ることができました。 私は制御機器・FA事業において、研究で扱った統計的解析技術を活かしたいです。お客様の課題解決には、制御機器を導入する予算、人件費がどれだけ削減できるか、将来も貴社の製品でFA化していけるのか、など様々な情報、お客様との信頼関係が必要と考えます。そして、今後、様々な制御機器が誕生し、FA化が進むにあたって、膨大な情報量になり、それらの情報を整理し、お客様の課題解決策を提案するには統計的解析技術が必要となります。私はこの技術を活かして、お客様の気づいていない課題や、より適切な課題解決策の提案、お客様との更なる信頼関係の構築に貢献したいです。また、医師との共同研究の中で、人手不足による医療従事者の負担の増加や、長時間労働などの様々な課題があると感じました。そこで、私は工場だけでなく医療施設のFA化に挑戦したいです。このような技術力を活かし、様々な分野の課題解決にチャレンジできるような技術者になりたいです。 続きを読む