【未知への挑戦、成長の証】【22卒】船井総合研究所の冬インターン体験記（文系/コンサルタント）No.16457（横浜国立大学/男性）（2021/7/12公開）

就活を始めたときからコンサルタントに憧れていたため、コンサルファーム中心に出していた。コンサルの中でもいくつか種類はあるが、インターンに参加してみてから考えようと思っていたので特に絞って志望はしていなかった。

ESは比較的通りやすいため、特に対策はしていなかった。面接は集団面接ということもあり、簡潔に言いたいことを言えるように練習した。

ありきたりなことを話さないことだと思う。優秀さよりは志望度を見ていると思うので、誰でも言えそうなことを言わないよう気を付けるべき。

課題解決型のグループワーク

1日目にワークの説明と軽いグループワークを行う。２～５日目はワークと資料作成を行い、最終日にプレゼンを行う。

ヒアリングの仕方、提案の流れ、数字による実現可能性の示し方

分院展開を考える歯科医院に対し、フォーマット化までサポートせよ

前半にやったこと

前半は主に提案内容を決めるフェーズだった。そのため、基本的には終始グループワークを行い、現状分析や課題策定、解決策の考案などを行っていた。同時に、若干資料も作り始めていた。

後半にやったこと

終始資料を作成していた。パワーポイントで前半に考えたことを表現していき、デザインなどの
体裁を整える作業だった。最終日は全体の場でプレゼンをし、後日FBの機会が与えられる。

現場コンサルタント、人事部、役員

なし

各チームに1人ずつメンターとして現役コンサルタントの方が付く。1日当たり30分程度質問やフィードバックの時間を取ってもらえる。また、インターン終了後に個人ごとにフィードバックをしてくれる機会を設けてくださり、仕事内容などインターンに関係しない質問もできた。

コンサルを目指している人ばかりではないため、ワークの取り組み方や進め方で苦労した。基本的にメンターから何かを言うことはなく、全てこちらが気づいて質問する必要があるため、どこで躓いているか、何で困っているかを言語化するのに苦労した。逆に、それさえできれば、かなり有用なアドバイスをいただけ、議論もスムーズに進んだ。

誰かに役割が集中することもなく、全員で協力して作業ができたと思う。作業量が膨大なため、おそらく数人が頑張ってもうまくいかないのではないかと思う。

コンサルタントの仕事は現状を整理して課題を見つけ、原因を考えて解決策を提案する、と考えていたが、何よりも重要で大変なのは一番最初のフェーズであるヒアリングだとわかった。聞き方が悪いと求めている答えが出てこないが、下手に誘導しても的外れな提案になるという点で、大変スキルのいる仕事だと痛感した。

基本的なケース問題の解き方を理解しておけば、前半もう少しスムーズに議論が進んだと思う。また、グループワークはGDの延長線なので、GDの経験ももう少し積んでおけば良かったと思う。

会社のことや業界についてはあまり理解できなかったから。会社についてはインターン冒頭に説明があり、ワークの随所で大事にしている考え方などはアドバイスしてもらえるのでまだ良かったが、ほとんどの時間、学生だけでオンラインで話し合っていたので、業界研究やより深い情報入手には向かないと思う。

即戦力になるかという点と志望度が高いかという視点が重視されるが、他のファームよりも即戦力になるかを重視しているように感じたから。もちろん即戦力になれるとは口が裂けても言えないが、ワークを行ってみて、ある程度ついていけそうだという感覚を持つことはできた。

先述したが、ある程度やっていけそうだなと言う感覚を持つことができたため。また、コンサルと言うと激務で何時間も残業しているイメージがあり、一番のネックに感じていたが、このインターンで規定時間以上の業務を強制させられたり、行ったりしたことはなく、ある程度きちんとした働き方ができると考えたから。

個別フィードバックがあると先述したが、そこで本選考を受けるか聞かれ、了承すると後日最終面接に案内される。これは恐らく了承した人全員が案内されており、インターンでの活躍などはあまり関係ないと思う。

ゼミの先輩など、知り合いのほとんどがコンサル業界に進んでいたため、コンサル業界に憧れを持っていた。また、若いうちに成長できる点や給与が高い点にも惹かれていた。ただ、働き方の面で不安は持っており、若いうちは構わないが過程を持った後もコンサル業界にいるつもりはないと考えていた。しかし、コンサル出身者は基本的に他ファームへ移るので、いずれにせよこの業界に入ったらワークライフバランスは諦めなければいけないのかと考えていた。

業界については、そこまでブラックではないのかもしれないと思えるようになった。また、業務に関しても想像通り面白そうで、日々ワクワクして仕事ができそうだと感じた。社員に対しても、思っていたよりもはるかに優秀な方がメンターについてくださり、尊敬できると感じた。ただ、別のグループだった友人はそうでもなかったらしく、当たり外れはあるらしい。