【グローバルリーダーシップを体感】【19卒】日産自動車の夏インターン体験記（文系/グローバルリーダー養成塾）No.1120（大阪大学/女性）（2018/1/31公開）

日産自動車の夏季３Daysインターンに参加した理由は３点ありました。（１）メーカー業界を知りたかった（２）日本の基幹産業である自動車産業を知りたかった（３）合同説明会の講演でグローバルでダイバーシティという価値観を大事にしていることに惹かれたからです。ルノーと合併してから社風が外資っぽくなったという話を聞いて、面白そうだと思った。

エントリーの時点で事前にTOEICスコアの求められるボーダーがある。他はインターンシップのウェブページや企業HPを読んで、どういった価値観や理念をもっているか把握してしておいた。１次選考はES、２次選考はグループプレゼンだった。２次面接でのプレゼンは、プレゼンの上手さより内容が大切と聞いていたので、自分がこれまでどういった経験をして、どう感じて行動してリーダーシップを学んだ/発揮したのかを分かりやすく説明できるよう準備した。

グローバルリーダシップを学ぶ

1日目にやったこと

5-6人で１グループが毎日新たにつくられた。午前で複数部署のお話を社員さんから聞き、昼食後は本部のショールームを見学した。午後はリーダーシップや自動車産業に関して短時間のグループワークを複数回行った。

2日目にやったこと

厚木にあるテクニカルセンターへ行き、自動車の検査工場を見学した。その後、短時間でグループワークを複数回行った。そして、いくつかの部署の社員さんによるお話を聞き、最後はお偉い役員さんの講演を聞いた。

3日目にやったこと

日産らしく企業合併や海外進出に関するグループワークを複数回行い、各グループ短く全体に向けて発表する機会があった。ファシリテーターの方が各発表に対して的確なフィードバックをしていたので勉強になった。その後立食形式の社員懇談会が行われた。

なし

３日目のグループワークの時に、どのようにしいたら端的でわかりやすいプレゼンができるかを具体的にフィードバックされた。アルファベットでおいてみたり、グラフを用いたり、結論から述べるなど、基本的なことから教えてくれた。

大変だったことは、全国から来た優秀な学生とのグループワークで、主張や言葉がきつい学生に対応するのが難しかった。また、初日のグローバルマーケティング部の講演がすべて英語だったのが大変だった。２日目で、理系の技術開発部の社員さんの講演は理解できなくて眠たくなった。

良かったと思うことは２点。１つ目は自動車業界における日産での仕事をしれたこと。日産における各部署がどのようなことを行っているのかを知ることができた。２つ目は優れた学生と出会えたこと。全国から来た優秀な学生から学ぶことも多くあったし、視野が広がった。今でも仲良くする友人ができた。

人前で挙手して発言したり、プレゼン発表をすることに慣れておけば、ためらうことなく機会を最大限に活用できたと思う。

女性が活躍できる環境があると感じことと、グローバルに働くことができると思ったから。本社の中に託児所があったり、女性のためのキャリア面談があったりする点で女性が活躍できそうだと思った。また、日本の社内でも様々な国籍の方と一緒に働いたり、海外のグループの社員とスカイプで連絡をとったりすることを知って、グローバルに働いている点が自分にとって良かったから。

インターンの段階で多くの参加学生を一人ひとりしっかり社員が見ている感じではなかった。インターン参加後にメールでいただくフィードバックもそこまで詳細で的確とはいえなかった。本選考では話すことができると思うが、参加だけで内定に有利になるとは思わない。

企業が大切にしている価値観をしっかり理解することができたし、各部署の話を聞くことで具体的にどういった職種で働きたいと思うかが明確になったから志望度があがった。企業として基盤がしっかりしてるので、グローバルに働くということも実現できそうだと思ったから。

インターンシップに参加する学生数が多いし、夏冬セットのインターンなので夏の６月から就活を始めた学生じゃないと参加できないので、企業としてはインターンの参加で選考の判断が変わることはないと思ったから。

夏の時期ではあまり業界を絞ってはいなかったが、やはり大企業は年功序列という制度が残っているのだろうなと感じ、外資風になったといわれる日産自動車でさえも当たり前だがベンチャーメガベンチャーに比べると固いと思ったので、大企業というカテゴリーに対しての志望度は下がった。それ以降はベンチャーもしっかりみてみるようになった。

夏の最初のインターンだったので、就活に対する意識として非常に高まった。全国の優秀な学生と接するなかで学びが多くあって、良い就活のスタートを切れたと思う。各部署の話を聞くことで、企業の大きな規模感を感じ、大きな企業の１歯車になるのは嫌かもしれないとも思った。また、メーカーとして商品に欠陥があると企業に大きな損失がでてしまうのはメーカーが強くもつ特徴だと感じた。