【金融×ITで未来を創造】【21卒】野村総合研究所の冬インターン体験記（文系/ITソリューションコース）No.8016（慶應義塾大学/男性）（2020/1/24公開）

ITコンサルを見ていたことがきっかけ。野村総合研究所は夏にも1週間程度のインターンを行っているが見逃してしまった点と、大手金融機関を取引先に持ち、金融×ITのソリューション事業を展開していることからこの1dayインターンに参加しようと考えた。

ITソリューションコースの1dayインターンは選考がないため、選考のために行った対策はないが、インターンに参加する前に、ホームページを見て最低限の企業理解と社員の人にする質問は考えていった。

ある会社の課題を分析し、課題を解決するシステムを提案せよ ※ある会社については詳細な資料が配られる。

1日目にやったこと

最初に人事担当者からIT業界の概説があった。午前から資料の読み込み、チーム内での議論があり、プレゼン内容を模造紙に書く。午後にも作業時間はあった。昼休みもあったが半分ほどのチームは作業を続けていた。チームの発表時間は約5分だった。現場コンサルタントはワークに参加し、適宜アドバイスもしてくださる。

現場コンサルタント

なし

クライアントへの提案時に、「システム案を提示して現状がどのように変化するのか、その際の影響はどんな大きさのものなのか、提案の検証・影響予測まで行うべき」と言われたこと。

まず１点目は、ITソリューションのケースワークについてだ。詳細な資料を与えられたため、チーム内での情報整理・慣れていない学生へのフォローが大変であったが非常に楽しかった。2点目は座談会についてだ。1人の現場社員に7～8人学生がいたが、時間が短く十分に質問を投げることができなかったことだ。

現場社員からのフィードバックの通り、実際に全部門間でwin-winの関係が起こるわけはないため、検証によって負担を被る部門をフォローする提案を忘れないで欲しいという趣旨の発言があった。これは野村総合研究所の仕事への取り組み方を表していると感じたため、参加して良かった。

グループワークの経験を他の会社や就活セミナー等で積むこと。企業HPを使ってITソリューションの事例を学んでおくこと。

社員の方々との座談会で、1日にどのような働きかたをしているのか、それぞれのライフステージに合わせて働いていることは確認できた。しかしこのインターンだけを通して働いている自分を明確にイメージできなかったため、「想像できなかった」という評価にした。

インターンシップに参加しただけでは本選考で内定が出るとは判断できない。面接にあたって志望動機（なぜ野村総合研究所でなければならないか）の深堀で差がつくと考えられるため、まだ他社比較の材料を十分に集めることができていない自分にとっては難しいと感じたから。

現場コンサルタントや採用担当者と話してみて、金融業界に携わる機会が多いことは間違いないが他のシンクタンク系SIと比べると相対的に幅広い業界に関われるのではないかと感じた。加えて、実際の業務内容に寄せてあるケースワーク自体も楽しかったことから志望度が上がった。

2月・3月頃ではあるが、インターン参加者限定の説明会・少人数の座談会に招待される。志望動機を固める材料を得る機会をいただくことができる点で、本選考に有利になるだろう。

IT業界、コンサル業界を見ていた。IT業界の中でも特に大手SIを見ていた。様々な領域に携わることができて、技術を突き詰めていきながらビジネスと掛け合わせるキャリアを踏みたいと考えていたため、コンサル業界も見ていた。自分のキャリアの中でテクノロジーを軸とするのか、課題解決の手段の1つとしてテクノロジーを身につけたいのかが決めれていないたことも理由である。

先ほども書いたように、自分のキャリアの中でテクノロジーを軸とするのか、課題解決の手段の1つとしてテクノロジーを身につけたいのかが決めることができていない。ただ、今回のインターンシップで、金融機関が大半だが、産業横断型のプロジェクトを担当しているコンサルタントに出会った。そのため、産業横断で携われる機会があることが分かったので、志望企業の1つに加えても良いと感じた。