【新機能追加の挑戦】【20卒】Ｃｙｇａｍｅｓの夏インターン体験記（理系/エンジニア）No.6304（大阪大学大学院/男性）（2019/7/23公開）

ゲーム会社で働くのはしんどいというイメージがあったので、実際にインターンに参加することで、ゲーム作りの楽しさと厳しさについて知りたいと思った。また、自分のエンジニアとしてのプログラミングスキルがどの程度のレベルなのかを知りたいと思った。謝礼があったのも魅力に感じた。

実際に独学でゲームを作ることで、ゲーム作りに興味があることを具体的に説明できるようにした。また、面接では好きなゲームについて沢山語れるように準備した。

Unityの使い方に慣れ、既存ゲームに新機能を追加する。

前半にやったこと

Unityに関する課題を出され、一つ一つこなしてその都度担当者にチェックをしてもらう。また、この段階で、進捗の早い人をリームリーダーとして後半に行う内容のチーム分けをされた。

後半にやったこと

チームに分かれて、既存ゲームに新機能を追加した。追加する新機能はあらかじめ用意されており、チーム内で分担して進行させた。この際、プログラムの共有はGitを用いることが指定されたが、9割の参加者がGitに慣れていなかったため、新機能を追加するのではなく、Gitについて調べることが中心になっていた。

執行役員

なし

ゲーム作りにおいて、エンジニアに求められているのはプランナーの設計したデザインを再現することだから、新機能を作った際には、プランナーにその都度確認することが重要だというフィードバックが印象的だった。

時間が限られている中、与えられたタスクをこなす必要があり、常に集中する必要があった。インターン内で、要求されていること以上のことをやろうと思い、課題に与えられた機能を発展させた内容を提案したところ、その点には何も触れられず、むしろ課題として与えられた機能を完璧にすることを求められたため、自由度の低さを感じた。

ゲーム会社は厳しい反面、楽しさがあるから続けられるという印象があったが、実際は自分で物を作るのではなく、プランナーの言われた設計を忠実に再現することが仕事だと知り、自由度はとても低いと感じた。自分にはゲーム会社は向いていないことがインターンに参加することで知れたのが良かった。

チームで何かを開発をするときにはGitを使うのが一般的なため、Gitの使い方に慣れておけばよかったと思う。

ゲームのエンジニアでは自分から提案してモノづくりを進めるのが難しいことが分かった。指示されて働くのは嫌だと思っているので、プランナーに言われたまま仕事をするという考え方が、自分の考えとマッチしていないと思ったから。また、インターン専用の内容だったため、実際の仕事内容や、仕事をしているときのイメージを持ちにくかった。

インターン前半の内容で、プログラミングが得意だと判断されていたため、エンジニアスキルが高いと評価されていることがプラスに働くと思うから。また、インターンに参加したことで、会社の雰囲気を感じられているので、好感を持っていることをアピールしやすいと思うから。

社内の雰囲気を知れたことが良かった。ドリンク無料や、トイレに無料の歯ブラシが用意されている事や、ランチの弁当がおいしいことなど、仕事以外のサポートが他社と比べて充実していると感じた。また、イラストレーターが違うフロアで整った環境で絵を描いていて、この会社の強みを十分に発揮していて好感度が上がった。

インターンは5日間しかなく、内容も専用で用意されていたため、本選考ではそれほど有利に働くとは思わない。しかし、会社の雰囲気が分かるので、面接のときに志望度のアピールに繋げることはできると思う。

インターンシップ参加前までは、ゲーム会社か、家電製品のメーカーを考えており、どちらもプログラミングが仕事のメインである職種というところまでは絞っていた。インターンに参加することで、ゲームが自分に向いているのかいないのかをはっきりさせて、本選考での企業選びの参考にしようと考えていた。ゲーム会社だと、スマートフォンゲームでは、Cygames、コロプラ、DeNAを考えており、コンシューマーゲームでは、SIE、任天堂を考えていた。家電製品のメーカーは、ソニー、パナソニックあたりをざっくり考えていた。

このインターンに参加したことで、自分にはゲーム会社で働くことが向いていないことが分かった。そのため、インターン前にはゲーム会社か家電製品のメーカーが良いと思っていたが、本選考に向けて、メーカーに絞って企業研究を進めることができた。また、冬のインターンでメーカーに行くことができれば雰囲気を感じられるだろうと計画を立てることができた。